全ての興味関心の要素が詰まったIBP留学!私の人生における大きな転機になりました!
IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。
英語スキルのアップ、専門科目の学び、インターンシップを通じた実践的なスキルの習得という、三つの要素が一体となった魅力的な選択肢だったので選びました。
留学先を選択した理由を教えてください。
私の興味関心の原点は、ロンドンに由来しています。例えば、ファッションデザイナーのMary QuantやテキスタイルデザイナーのWilliam Morrisは、イギリス出身です。彼らの作品には、私の心を魅了する要素がたくさん詰まっています。更に、幼少期より好きなタータンチェックは、スコットランドのケルト民族に由来し、長い歴史が息づいています。これらの要素が魅力的で導かれ、ロンドンで学ぶことを選びました。
留学前はどんな準備をしましたか?
スピーキング・リスニングが苦手だったので慣れる為に、2ヶ月間オンライン英会話サービスと1ヶ月間専門スクールを利用しました。
また、ウェスミンスター大学でファッションの授業を選択したかったので、Youtubeと服飾専門学校のフリークラスを用いて基礎や歴史を学習するようにしていました。
研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?
天気以外は、東京とどこか似ている所があるので大きなカルチャーショックはありませんでしたが、タバコの吸い殻の多さには驚きました。一方で、アートが人々の生活の一部となっている雰囲気がとても好きでした!
キャンパス内の設備など、日本の大学と比べてどう違いましたか?
4つのキャンパスの内、ファッションの授業を開講するハローキャンパスは寮から距離がありましたが、郊外の静けさが心地よかったです。特に、図書館は自習に最適な場所でした。また、資料や多彩なジャンルの雑誌が揃っていました。
日本の大学との違いで驚いた点は、ストライキが多々あったことです。授業が延期・中止になっても、現地の学生たちは日常のように振る舞っていたことが印象的でした。
英語研修はどのような内容でしたか?また、どのように役立ちましたか?
私がIBPに参加した当初はコロナ禍だったため、オンラインで英語研修を受講しました。主に、イギリスの大学の授業で必要になる基礎知識とスキルを習得しました。特に、ファイナルエッセイのタスクを通じて、エッセイの書き方や引用の仕方を学びました。更に、メールの書き方や大学授業のマナーについてのガイダンスも受けました。これらの知識とスキルは、2学期の学部授業に大きく役立ちました。
※2023年現在は従来通りの対面授業に戻っています。
学部授業ではどんな科目を選択しましたか?
1.London Theatreの授業は、ロンドンの演劇の魅力、特徴、課題を紹介する授業です。毎週の課題として指定された演劇を鑑賞し、次の週にクラス内でディスカッションします。演劇業界で働く人々に会い、様々なタイプの劇場を知ることができる貴重な機会です。
2.Photography in Londonの授業は、毎週写真展示会へ行き、写真展の内容や写真家のメッセ-ジ、背景を読み取る授業です。
3 Fashion Trends and Consumer Cultureの授業は、ロンドンのファッションのトレンドと消費文化について勉強します。グループで協力してファッショントレンドと消費者行動を調査してそれをプレゼンします。グループメンバーとWestfield Londonという大型ショッピングモール内で消費者にアンケート調査を実施したことがとても楽しく興味深かったです。
特に興味を持って取り組んだ授業とその感想を教えてください。
Photography in Londonの授業です。毎週のBLOG更新と写真シリーズ作品のタスクを通して、写真を撮ること、写真を見ること、写真を読み取ることが好きになりました。ロンドンには数えきれないほど多くの写真展があることを実感し、出会った写真やフォトグラファーのおかげで五感が磨かれたような気がします。アウトプット重視の授業は、とてもやりがいを感じます。私の制作した「The Fashion Magazine Photo Series」は、宝物&思い出です。
IBPビジネストレーニングはいかがでしたか?印象に残っている内容と感想を教えてください。
知識や経験が少ない私にとって、ビジネストレーニングはハードでしたが、Project Based Learningという現地企業の方から実際にお題を頂き、英語オンリーで課題解決のためのプレゼンテーションを行うというタスクは、実際のビジネスシーンに通ずる良い挑戦&経験となりました。
留学中に参加した課外活動(サークルやアクティビティ)はありますか?
毎週、大学のバレーボールサークルに参加していました。授業がない曜日は、日本料理屋でアルバイトをしていました。長期の休暇は、WWOOFを利用してボランティアをしていました。
課外活動から得たものは何ですか?
バレーボールサークルに参加したことで、大切な友人と出会うことができました。また、団体スポーツの楽しさを再認識しました。
アルバイトでは、多国籍のメンバーと共に働いたことで、新しい価値観や文化に触れる機会を得ました。例えば、友人と一緒にマレーシア国際交流パーティーに参加し、民族衣装や宗教的な信念、伝統的な料理についての知識を深めることができました。異なるバックグラウンドを持つ人々との交流は、豊かな経験となりました。
WWOOFを通して、ブリティッシュライフスタイルやノルウェーの羊毛産業について勉強しました。非常に貴重な経験でした。
コミュニケーション力向上のために努力したことは?
当初、英語に慣れたいという強い思いと焦りがあり、様々なコミュニティに参加していました。例えば、毎週金曜日、教会で開講されるFree English Classに通いました。このクラスは、英語を学びたい・イギリスで友達を作りたいと思う人が集う場で、多くの出会いがありました。このクラスで知り合った同年代の友達と一緒にフェスティバルに行ったり、カフェでくつろいだり、演劇を楽しんだりとかけがえのない時間を過ごしました。
友達を無理に作る必要はないと思いますが、仲良くなりたいと思う人に対して積極的にコミュニケーションを取り、関係を築くことが大切だと感じました。
インターンシップ先について教えてください。
インターンシップ先はECアパレルブランドです。独立したブティックやメンズウェア店を扱い、そのブランドが繁栄するためのプラットフォームを提供しています。現在は、ヨーロッパ、アメリカ、韓国など様々な国の8つブランドのWEBサイトを運営しています。
そこではどんな仕事を担当しましたか?
公式サイト・Instergram・Facebookの投稿運営サポート、SSの撮影アシスタントを担当しました。
そこで、オンライン販売の仕組みやE-commerceプラットフォームの使用方法を学びました。例えば、Basecamp、 Shopify、Cloudinary、Loomlyなどを用いていました。
インターンで苦労したこと、そこから学べたことを教えてください。
ファッション関連の専門用語とE-commerceに必要な知識の習得に苦労しました。最初は、知識不足でタスクを時間内に終えることができませんでした。しかし、その過程で「分からない」「できない」ことを恥ずかしいと思わず、質問する・ヘルプを求めることの大切さを学びました。加えて、タスクのサイクルを効率的に回すために、しっかりとコミュニケーションを取ることを意識しました。後半になると、タスクを効率的に管理できるようになり、それが新たな仕事に挑戦する自信につながりました。
また、会社に馴染む為にランチの時間を通して、積極的にコミュニケーションを取りました。このおかげで、皆さんと親しい関係を築くことができました。
日本と現地のICCオフィスの対応について、感想を聞かせてください。
現地で盗難に遭いパニックになっていた際に、冷静に親身に対応していただきました。私は、ロンドンのICCオフィスのアットホームな雰囲気が好きで、留学中に抱えた悩みや喜びを共有できる場所としてとても大切にしていました。
親切で頼りになるイギリスオフィスのお二方のサポートに、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか?
留学を振り返ると、人生観と意識が大きく変わったと思います。
以前は、現状に満足し変化を恐れがちでした。しかし、新しい文化に触れ、異なる価値観を理解し、新たな友人と出会う機会を得たことで、変化と挑戦がどれほど楽しく、充実感をもたらすかを学びました。今は、「Hungry」精神を持った自分が好きです。
留学を通じて得た経験や人々との出会いが、必ず今後の人生において私の支えとなり、成功の礎となるでしょう。将来のキャリア選択や人生の決断において、留学がもたらした成長は貴重な財産となり、新たな挑戦に向かう勇気と自信を与えてくれると信じています。
この留学は私の人生における大きな転機です。
IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。
Life is like riding a bicycle. To keep your balance must keep moving.
ぜひ自転車を漕ぎ続けて、新しい景色を探してください!