コース:ベルビューカレッジ
キャリア:大学生
留学期間:2000年4月〜2001年3月 インターン先:Morgan Stanley(金融) 1976年生まれ、岐阜県出身。愛知大学卒業後、IBPベルビューカレッジへ留学。現在は、SAS Institute Japan株式会社(IT・ソフトウェア)に勤務。
向上心の強いIBPメンバーとの交流により、自分もいい方向に変化した
スペースニードルでの卒業式に。仲の良かった友人と。
アメリカ人12人と共同生活をしてました。この2人とはよく遊び、今でも連絡取っています
Morgan StanleyのBellevue支店の前でボスと
1年間お世話になった車です。2回ぐらい壊れました…。大きくてよかったです
シアトルからフェリーで行けるVictoria。少しヨーロッパテイストな町です
IBPに参加した理由を教えて下さい。
英語を使う職業に就きたい思いが強く、国内の大学を卒業後、短期の留学先を探していました。IBPは、現地の授業を受講でき、第4期にはインターンシップもできるとあり、一番自分のニーズにマッチしていました。
今でも印象に残っている授業はありますか。
Yahoo Financeを利用した「Stock Market Investment」という、当時としては非常に実践に近い授業があり、とても印象に残っています。
授業で、苦労した思い出は?
IBPのメンバーが一人もいない授業で、現地の生徒とディスカッションやプレゼンテーションを行うことが大変でしたが、当時の経験が、現在のキャリアにとても役に立っていると思います。
日本の大学と比べて、違いを感じたことは?
皆がとても勉強熱心なことです。また、個々が自分の考えを持ち、積極的に授業に参加する姿は日本との違いかと思います。
プログラム参加前と参加後では、語学力はどれくらい伸びましたか?
英語の勉強は特にしなかったのですが、IBPのプログラム受講前と後では、TOEFLは50点、TOEICは150点伸びました。
留学中、勉強以外に熱中していたことは?
現地の人たちとの交流は、積極的に行ってました。10年近くなる現在も、シアトルに訪れられる友人がいることはとても嬉しいことです。
インターン先について教えて下さい。
Morgan Stanley(金融)です。DMの発送やDB作成などの雑務が多かったと記憶しています。友人が金融の企業でインターンをしており、その紹介で見つけました。
インターン体験で得たものはどんなことでしたか?
業務に慣れることはできましたが、3か月という少ない期間では、ある程度責任のある仕事を任されるまでに至らず、スキルといえるものを習得するには至らなかったのが、少し残念でもあります。
IBP修了後の就職活動はどのように行いましたか。
IBP参加前に、就職活動について調べていたところ、10月頃にディスコの主催するボストンキャリアフォーラムがあることを知り、ボストンで就職を見つけようと考えていましたが、実際、そのようになりました。
現在のお仕事について教えて下さい。
SAS Institute Japan株式会社(IT・ソフトウェア)です。JMPジャパン事業部に所属し、アメリカで開発された統計解析ソフトおよび遺伝子データ解析ソフトを、国内で販売しています。顧客先でのプレゼンテーションやデモンストレーションなど、国内企業のお客様と接する事が多い仕事です。英語は、本社担当者とのやりとり、外国人のお客様、本社でのプレゼンテーションで必要です。
現在の仕事で、IBPでの体験が活きていると感じるのはどんな時ですか?
米国本社でプレゼンテーションやミーティングを行う際は、IBPの授業が非常に役に立っていると思います。内容は、専門性の高いソフトのことですが、ディスカッションおよびプレゼンテーションということでは、IBPの授業がそのまま生きていると思います。
IBPの経験は、成瀬さんのキャリア形成にどのように影響したと思われますか?
IBP終了後、国内のIT・ソフトウェア企業に就職しましたが、米国メーカーの来社や外国人顧客向けへの販売という点で、IBPでの経験がすぐに役に立ちました。最終的に、外資系に就職しましたが、IBPでの経験が非常に役立っています。
IBPによって、人生の方向性が変わったと思いますか?
目的意識がはっきりしていて、向上心の強いIBPメンバーとの交流により、自分もいい方向に変化したと思います。また、アメリカ人の友人との交流により、人生観が大きく変わりました。年齢は関係なく、自分が人生で何を求めているのかを明確にして生きていく姿勢に、影響を受けました。
今後の展望や将来の夢を教えてください。
現職でもっとキャリアを積みたいと思います。将来的には、会社員の所得には限りがあるので、異業種の交流を深め、小さくても良いので副収入を増やしていきたいと思います。自分の求めているものを明確にし、目的意識を持って“楽しく”生きて行きたいと思います。
最終日、空港にて仲の良かった仲間と
ICCへの感想やサポートなどで印象に残っていることを教えてください。
名古屋からの参加だったので、名古屋オフィスの伊藤さんには感謝しております。また、シアトルオフィスのマサコさん、イクさんにもお世話になりました。今後も、運転免許の更新でシアトルへ行く際は、お話ができればと思います。
IBP参加を希望している方々に向けて、アドバイスをお願いします。
非常に内容の濃い1年間になるかと思います。費用もかかることなので、躊躇される方も多いかと思いますが、参加できる状況であれば、迷わず自己投資されるのがいいと思います。自分次第ですが、投資した費用以上のものを十分に得られると思います。