修了生の声

IBPプログラムをきっかけに、人生のベクトルが変わりました。
IBPプログラムをきっかけに、人生のベクトルが変わりました。
長 典子
出身校:社会人:前職で英語が必要になり留学を決意
コース:ワシントン大学
キャリア:社会人
留学期間:2011年9月〜2012年8月 インターン先:日系化学メーカー 帰国後:法律事務所 入社

IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。

前職の法律事務所で英語が必要になってきたのがきっかけです。最短で英語力を上げるために、留学を検討しました。インターネットでIBPプログラムを見つけ、社会人の方が裁判所でインターンをされた体験談を拝見し、とても興味が湧きました。インターンシップを目的として、プログラムがしっかりと組まれているので、自分の求めている内容にぴったりだと思い、IBPプログラムを選びました。

留学前はどんな準備をしましたか?

TOEICの点数を上げることに専念し、リスニング、リーディングの問題を毎日少しずつ解いていました。

留学先を選択した理由を教えてください。

プログラム内容から必然的にアメリカを選択する形になりました。中でも、ワシントン大学を選択したのは、アメリカの名門総合大学を直接見てみたかったこと、また、ビジネスに関連する授業が多かったのが決め手です。

研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?

到着した日に、ホストファミリーと車で通ったLake Washingtonを見て、なんて美しい街だろうと思いました。自然が豊かで、殺伐感を感じさせないところに、惹かれました。エメラルドシティという別名の通り、緑の多い都市です。


現在も役立っている授業などありますか?

プレゼンテーションの授業です。スライド作成、要点整理、人前での発表の仕方等学んだことは、役だっています。

特に興味を持って取り組んだ授業を教えてください。

第2期のマーケティングの授業です。グループに分かれ、シアトルのローカル大企業の研究・そのビジネスに新たな提案を発表する授業が一番楽しかったです。統計の規模は小さかったものの、数値による調査結果をチームで分析・解明する作業が特に面白かったです。

留学中に参加したサークルやアクティビティはありますか?

International Studentのアクティビティに参加し、様々な国の友達と交流しました。学部生や大学院の留学生も会員なので、多分野の生徒と話す機会が持てました。そこで知り合ったpostdocの友人とは、今も交流が続いています。彼女は、私の結婚式の証人として、参列もしてくれました。


課外活動から得たものは何ですか?

いろんな人たちに出会えたことです。


コミュニケーション力向上のために努力したことは?

聞き上手の私には、自ら話すことに苦労しました。もっと知りたい・しゃべりたいと心の中で思っているだけでは、相手に伝わりませんので、自分から話しかける勇気と、思ったことを心の中に留めず、口にするように心がけていました。


インターンシップ先について教えてください。

総務部で2ヶ月間インターンさせてもらいました。航空機や自動車用途向けの製品を製産している会社です。

そこではどんな仕事を担当しましたか?

総務部主催の年に一度、社員とその家族が参加する大きなイベントの運営のアシスタントとして、チームの方をサポートし、イベントに用いる物のチェック、配布の手伝い等をいたしました。また、着物ブースのリーダーとして担当し、外部の方とのやり取りもさせてもらいました。

インターン中、苦労したことは?

二点ありました。①英語のスピーキング:自分の意見が、すでに他の人に言われてしまった時、思うように言葉が出てこない時には、苛立ちを感じました。②日米の文化の相違:相違をよく理解することが必要でした。

日本と現地のICCオフィスの対応について、感想を聞かせてください。

オフィスの方は気さくな方ばかりで、相談や質問をとてもし易かったです。留学中は、オフィスの方が毎週学校に来て、質問ブースを設けてくださったので、助かりました。そのフルサポート体制に、とても感謝しております。

退職してIBPに参加しましたが、転職活動はどのようにしましたか?

転職活動はしませんでした。会社の方から継続のオファーをいただきましたので、インターン終了後も更にインターンとして秘書の仕事をさせてもらいました。他部署からも慕われている上司の下で、一緒にお仕事できることが何よりも嬉しかったです。

キャリアアップはいつ頃から意識されましたか?

留学前から秘書としてキャリアップできるようになりたいと意識していましたので、法律事務所にカムバックすることを念頭に入れていました。その反面、もっと未知の事をしてみたいと思っている自分に気がつきました。会社から、オファーを貰えることは思ってもみなかったことですし、容易なことではありませんので、正に未知の事として捉え、大変有難くそのお話を受け入れさせて貰いました。また、次なるチャンスをいただき、現在は、エグゼクティブセクレタリーとして働かせてもらっています。

社会人としての留学に対して不安はありましたか?

もちろんありました。日本に帰国した場合、本当にキャリアアップができるのか、良い転職ができるのか、留学中もインターン中も考えていました。

留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか?

私の人生のベクトルは全く予期していなかった方向に大きく進んできました。IBPプログラムに始まり、2年目はインターンそして結婚、3年目は正社員として会社に就職、短期間のうちに劇的に変わっていきました。アメリカで生活している私をみて、父親は、アメリカンドリームだなあと言って笑っておりました。 シアトルでの、職場の上司との出会い、主人との出会いは本当に素晴らしいもので、大事なご縁に巡り会うことができて良かったと思います。 また、内面の変化としては、どんどん逞しくなっていくのを自分でも感じます。やはり、外国で暮らすことで、日本には経験したことがないような困難にもぶつかりますので、精神的に強くなります。


IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。

目で見て、肌で感じ、学べるいい一年になると思います。特に社会人の方は、仕事を辞めて参加されますので、悩むことは人一倍あると思いますが、自分を信じ、新しいことにも果敢に挑戦されてください。人生何が起こるかはわかりませんし、思ったようにいかないこともありますが、前向きに頑張ってください。

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