小さなことから大きなことまで挑戦づくしの1年になった
IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。
他にはあまりない丸1年間の留学プログラムであることと、アメリカでインターンシップができることが理由です。
留学先を選択した理由を教えてください。
AmazonやMicrosoftなどのIT企業にとても興味があったことや、ITスタートアップ企業も多くあるシアトルという都市に魅力を感じていたからです。
留学前はどんな準備をしましたか?
TOEICを受験したり、TEDを見て主に英語学習をしました。
研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?
車の交通量が多く、ダウンタウンはビルなども多く、栄えている印象を受けました。バスが多く走っていたり、ホームレスが思ったより多いなということも感じました。
キャンパス内の設備など、日本の大学と比べてどう違いましたか?
シアトルセントラルカレッジは大学というよりは日本の高校の校舎のような建物でした。広さとしてはそこまで広くはないですが、メインビルディングには教室がたくさんありました。カフェテリアや図書室内外に自習席がとても充実していて、勉強しやすいキャンパスでした。
英語研修はどのような内容でしたか?また、どのように役立ちましたか?
ESLのクラスは英語を第二言語としている学生が受けるクラスで、初歩的な英語からビジネスシーンにおける英会話など幅広く学びました。また、カルチャーの授業ではフィリピンや韓国、ブラジルなどの他の国の学生と自分の国の文化を紹介しあうことで様々なカルチャーについて学びました。ライティングの授業では、英作文の文法を正す授業などがあり、正しい文法を学ぶことができて役立ちました。
学部授業ではどんな科目を選択しましたか?
主にコンピュータサイエンスの授業をとっていました。Javaのプログラミングや、SQLの授業に加え、他国の学生たちとグループワークをするProject Managementの授業などをとっていました。
特に興味を持って取り組んだ授業を教えてください。
SQLの授業です。この授業では、自分自身これまで扱ったことのないSQLという言語の扱い方を学びました。これから社会に出たときにそういった言語を扱う機会があると思うので、授業を通して学ぶことができて良かったです。先生がコンピュータに詳しい方で質問にも丁寧に答えてくださってよかったです。
IBPビジネストレーニングはいかがでしたか?印象に残っている内容と感想を教えてください。
シアトルで活躍する日本人の方などのお話を聞いて、さまざまなキャリアがあることを学びました。今の時代、ネットである程度の情報は得られますが、生の話を聞くことでより詳細なことを聞くことができました。また、普段をお会いすることができないような特殊なキャリアを歩んできた人たちの話を聞くことができたことはとても良かったです。
留学中に参加した課外活動(サークルやアクティビティ)はありますか?
シアトル在住の日本人の方々とNPO団体を立ち上げました。日本の学生、特に中高生にもっと海外に視野を向けて欲しいという思いからマイクロソフト本社やAmazon本社に務めている日本人の方、メルカリの共同創業者の方などと一緒に活動を行いました。日本では経験できないことにたくさん関わらせていただき、とても良い経験になりました。
課外活動から得たものは何ですか?
主体性の大切さです。留学生活すべてにおいて言えることですが、留学生活を作るのは自分自身です。なにか行動を起こせば応援してくださる方々がいたり、様々なことに挑戦しているほかの留学生が多くいる環境下での生活で、主体性の大切さをとても実感できました。
コミュニケーション力向上のために努力したことは?
英会話をする機会をできるだけ多くするよう心掛けました。Meetupで開催されている英会話イベントやワシントン大学で開かれている英会話のイベントなどに積極的に参加しました。
インターンシップ先について教えてください。
SAX CAPITAL CORPORATIONという会社でインターンをしていました。会社自体はM&Aの仲介などを行っている創業2年半のスタートアップ企業でした。
そこではどんな仕事を担当しましたか。
Computer Scienceを専攻していたため、プログラミングを使って何かできないかということで、Pythonをつかって機械学習を用いて、新規クライアント獲得のお手伝いをしていました。
インターンで苦労したこと、そこから学べたことを教えてください。
スーパーバイザーの方がとても良い人で、機械学習のオンライン教材などを教えてくださりました。その教材はもちろん英語で、機械学習に関する専門用語などが多く使われていて読むのにも一苦労でしたが、最先端の技術に触れている感覚が得られてとても良い経験でした。機械学習について少し学ぶことができたので、これからも自分で深めていきたいと考えています。
日本と現地のICCオフィスの対応について、感想を聞かせてください。
現地の生活では、ICCオフィスの方にとてもお世話になりました。高熱を出したことがあって、病院を教えていただき助かりました。
留学前、留学中そして帰国後にIBPキャリアサポートをご利用された場合は、その感想を聞かせてください。
キャリアサポートの方に、オンラインで就活対策の講義をしていただいたり、ESの添削から面接対策まで、とてもお世話になりました。ボスキャリ直前の時期もサポートいただきました。
これからのキャリアにIBPの経験がどうプラスになりましたか?
英語力やプログラミング能力などはもちろん、1年間の海外生活で得た広い視野や様々な価値観はこれからのキャリアに限らず、人生にとってとても良い経験だったなと感じています。
留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか?
1年間を振り返ると、いろいろな場面で自分自身を見つめ直す機会が多かったなと感じています。授業では、英語を改めて勉強したり、すでに日本で習ったことのあるプログラミング言語をすべて英語で学び直すことで知らなかったことが分かったりしました。ボスキャリの準備では、自分自身の過去やこれからのキャリアについて考えたりしたことで、何を勉強すべきかが明確になっなと感じました。
IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。
IBP留学では、人生が大きく変わるような経験ができると思います。留学生活の中では、小さなことから大きなことまで何かに挑戦する場面がとても多くありました。日本で生活する1年間では得られない経験や困難、挑戦がたくさん待っています。ぜひ、IBP留学に参加して新たな人生を切り開いてください!