修了生の声

「What I am」を問い続けることで、自分と向き合う留学が経験できる
「What I am」を問い続けることで、自分と向き合う留学が経験できる
佐藤 沙里那
出身校:出身校:
コース:ワシントン大学
キャリア:大学生
留学期間:2013年9月〜2014年8月 インターン先:Academy Eva(IT・通信) 大手IT企業に就職 大学を休学 >> Academy Evaでインターン >> 大学に復学 >> 大手IT企業に就職

インターンシップで努力し続けたことで得た最高の留学経験

シアトルの秋。空気が澄んでいます。雨が多い分、晴れの日の嬉しさはひとしお。 シアトルはなんだかんだ四季を感じることができますので、四季折々の楽しみを見出してください。

IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。

留学をしようと思ったきっかけは、大学2年時にふらっとNYへ旅行に行った際に世界の広さにとても驚いたのと、自分はこのまま広い世界を知らずして学生生活を終えてよいのかと思ったからです。「ビジネス インターンシップ 1年留学」と検索をし、ヒットしたのがIBPでした。
私は大学でマーケティングを専攻していたので、留学では英語力のスキルアップはもちろんのこと、グローバル視点でのマーケティングを勉強することを目標としていました。

授業で特に印象に残っているトピックはありますか?

マーケティングの授業で、毎週プレゼンテーションが2~4回ありました。人を惹きつけるプレゼンとはどのようなものか。より新鮮な、魅力的なアイディアを出すにはどうすればよいか。と考え続けたことが、今とても生きています。
この経験により、人前で英語を話すことやプレゼンテーションが全く億劫でなくなりました。
 また、スタートアップ企業の新規市場戦略提案に関する論文を英語で執筆するチャンスを授業内でもらえました。突発的にアイディアを出すだけではなく、リサーチを重ね、ロジカルに理詰めをし、最後にはアカデミックにまとめあげるという作業を、多国籍なチームメイトと行うことで、終始日本という視野だけではなく世界的な視野で戦略提案を考え抜くことができたと感じます。

アメリカ横断中に撮影した写真。一つ一つの州でまったく特徴が異なりますので留学したら、様々な州にお出かけすることをお勧めします。

課外活動から得たものは何ですか?

12月から1月までの冬休み期間に、車でアメリカ横断をしました。アメリカを横断する目的は2つあり、1つはNYで年越しをすること。2つ目には歴史的な道である「ルート66」を走行することでした。アメリカ横断を行ったことで、アメリカの州を30州以上訪れました。ルート66を走行することで、アメリカの古人の努力や想いを感じるだけではなく、一つ一つの州にある魅力や特徴を感じることができ、よりアメリカという国についての見識を深めることができました。ハプニングもたくさんありましたが、自分の人生の中で一番綺麗で最高な景色の連続だった日々でした。

遊ぶ時は遊ぶ。学ぶ時は学ぶ。休み期間中に思いっきりフロリダのディズニーで遊びました! 掛け替えのない仲間ができました。

コミュニケーション力向上のために努力したことは?

挨拶をすることです。バスの運転手でもカフェの店員でも、「Hello, How are you?」とひとたび聞けば、たいていそこに会話が生まれます。さらにそこでの出会いが、思いがけないつながりになったりすることも、稀ではありません。もちろん、いろいろなイベントに行くことや、留学生向けの英語勉強会のようなものに自分で足を運ぶことも大切ですが、日々広がっている出会いに少しでも目を向けてみると、自分が思っている以上にコミュニケーションをとる機会はたくさんあります。

インターンシップ中に苦労したことはありますか?

IT企業で製品のマーケティングリサーチ及び戦略提案などを行いました。莫大な量の数字を、どのようにしてデータ化をするか。その切り口を考えることがとても難しかったです。また、戦略提案の際には、マーケティングの4PやSWOT分析などのフレームワークを使用しましたが、自分が今まで本や授業で学んできたことを、実践に生かすことはとても難しいことであると実感しました。
 当時は寝ても覚めてもITのことを考え、空いている時間はすべて勉強に充て、就業中は高パフォーマンスを提供し続けようと必死でした。努力し続けた3か月間があるからこそ、充実した留学生活になったと感じています。

シアトルのビール工場でのビール。ビールだけではなく、ワシントン州はワインも有名! アメリカならではのお酒も楽しんでみてください。

日本と現地のICCオフィスの対応について、感想をお聞かせください

私たちの留学が何不自由なく進み、無事に帰国することができたのは、まぎれもなくシアトルオフィスの方々のおかげです。心地よい距離感で常にIBP生を暖かく見守ってくれます。日々の悩みや、嬉しかったことなどに耳を傾けていただきました。 キャリアサポートの点でも、様々な分野で活躍するIBPのOBOGとつながることができ、刺激になりました。また、エントリーシートの添削や自己分析に対するフィードバックシステムなど、帰国後も手厚く就職活動に対してサポートをしてくださり、とてもスムーズに就職活動を終えることができました。

4月のシアトルのチューリップ祭。一見の価値ありです。

就職活動で留学での体験はプラスになりましたか?

はい、非常に役に立ちました。留学しなければ、そもそも外資系企業にもIT業界にも、足を踏み入れることはなかったと思います。また、留学中に持っていた強い意志や想いを面接にうまく生かすことができたと感じています。  「留学した」「海外インターンシップした」「英語が話せる」というだけでは、就職活動のアピールとしては弱いです。どんな思いを持って活動し、どんな成長を遂げたのか。また、留学の経験を踏まえてこれから何を達成したいのか。など、これらの点を「留学、インターンシップ」という事実にプラスして話せるようになって初めて留学や海外インターンシップという経験が就職活動に生かます。IBPにはその可能性が十分詰まっています。  大切なことは、「What I am」です。自分が就職活動を始めてからあわてて考えるのではなく、留学中も自分と向き合い、目標や気づきや悩みなどと対峙することが必要だといえます。

アメフトの地元チーム、シーホークスがスーパーボウルで優勝した際のパレード。

IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。

留学には、正解も不正解もありません。同じIBPプログラムでも、1年間の中の経験や、そこから得るものは、十人十色です。だからこそ留学をするならば、目標を持ち、留学で絶対成長する、自分を変える、という断固たる決意が必要だと私は思います。留学には、良くも悪くも想定外がつきものです。辛いことだって嫌なことだって、沢山あります。その想定外を、自分のパワーにしていくのも、辛いことや失敗を楽しいことに変えていくのも、これから旅立つ皆さん自身。留学の1年間で何にだってなれるし、なんだってできます! この1年間に限界はありません。自分を信じて、頑張ってください!。

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