実際のビジネスの場に身を置けたことで、一層の自信に!
IBP参加を決めた理由はなんですか?
大学での学部授業に加え、インターンシップ経験ができることです。CVに記載できる就業経験機会が担保されているという点でIBPは非常に魅力的だと感じました。また、留学前にヨーロッパを旅行した際、公共交通機関が発達していて出かける場所に困らないロンドンに一度住んでみたいと思ったので、ロンドンで留学できるIBPを選択しました。
留学の目標は何でしたか?
元々英語力には自信があったので、海外のビジネスの場で自分の力がどれほど通用するか、また将来的に英国に移住して長期的に生活することが自分に向いているかを確かめるのが目標でした。また、老若男女問わず多様なバックグラウンドを持つ人と交流するという目標も掲げていたため、ロンドンは最適な留学場所でした。
学部授業は何を履修しましたか?またその理由を教えてください。
ファイナンス基礎、サプライチェーンマネジメント、グローバルビジネス(サステナビリティ・コーポレートガバナンス)。ビジネスの場において幅広い業界で必要となる汎用的な知識を身につけるため、上記科目を受講しました。
授業の内容、クラスの人数、国籍などわかる範囲で教えてください。
ファイナンス入門では主に企業のパフォーマンスを財務の観点から分析しながら、会計の基礎について学びました。サプライチェーンマネジメントではサプライチェーンの効率的かつ最適な運用方法を、シミュレーションゲームを通して学び実践していくというものでした。レクチャーの人数は100から150人ほど、セミナーは20人ほどで、国籍は5割現地学生(英国)、3割欧州地域、2割その他地域(アジア・南米など)からの留学生と、国際色に富んでいました。
インターンシップで得たもの、学んだことはなんですか?
マーケティング戦略や分析ツールの使い方について理解を深めることができました。顧客製品の日本向けwebサイトの立ち上げと検索エンジン最適化(SEO)を担当していた際は、消費者目線に立ってローカライズを徹底することに苦戦し、ビジネスの海外進出を成功させることがいかに難しいかを実感しました。また、経験で劣る場面で提案をする際は特に、データや根拠などの客観的なファクトを示すことの重要性を学びました。大変なこともありましたが、インターン修了後にお世話になった上司の方から「We really loved having him as an intern, he was very good, maybe the best we ever had!」というお言葉をICCさん経由でいただき、とても自信がつきました。
大学の授業、インターンシップ以外ではどのような活動をしましたか?
パブのバーテンダーとして働き現地の人と交流したり、テクノパーティーやレイブに足を運んだりしました。大学内にとどまらず老若男女様々な人と交流することで世界が広がるため、何か共通の趣味を持っていると交流しやすいと思います。自分の場合はテクノやファッション、ヨーロッパ映画でしたが、プレミアリーグや舞台が好きな人などはすぐに友達が作れると思います。
留学中、苦労したことはなんですか?
学部授業(2学期)開始と同時にアルバイトと就職活動も始めてしまったため、タイムスケジューリングに苦労しました。異なる生活環境への適応という点では、留学前に一人で欧州縦断旅行を敢行しており、また欧州から日本に来ていた留学生の友達とも交流していたので、全く問題ありませんでした。
留学中、一番の出会いはなんですか?
留学先で出会った、現在交際中のノルウェー人女性です。非常に聡明かつ優しい性格の方で、日々多くのことを学んでいます。クリスマス休暇には彼女のご家族総勢20名から招待され、アルプスでスキーを楽しみました。
一番成長したと思うことはなんですか?またその理由も教えてください。
ビジネスの場に身を置いたことで、より一層自信がつきました。相手に認めてもらうためには堂々と自分の意見を伝える必要があるということを学んだため、英語力はもちろん、握手の仕方など細かい所作から、ハーバード流交渉術に代表されるような交渉のテクニック、英語を使って発信する内容の中身までこだわるようになりました。その努力の過程で知識や英語力に加え、ポジティブマインドや自信を涵養できたと自負しています。
今後の目標、ビジョンなどを教えてください。
約10ヶ月の留学生活を通して、欧州での生活を心底楽しみ、多くのことを学びながら日本人としての自覚を高めることができました。今後は、グローバルな舞台で、自分の生まれ育った日本のプレゼンス向上に貢献したいと考えています。
これからIBP留学を検討している方にメッセージをお願いします!
英語力に不安がある方がいらっしゃると思いますが、留学生の友達と遊んだり、洋画・洋書に触れたりすることで、日本にいるうちからいくらでも鍛えられます。そのため、留学中の学びを少しでも最大化できるよう事前に準備しておくことが重要だと思います。約1年とはいえ海外での生活は大変だと思いますが、間違いなく大きな成長の糧となります。ぜひ、生涯の宝となる経験にチャレンジしてみてください。