現地での出会いと実践を通して、唯一無二の機会を得たIBPマレーシア留学
IBP参加を決めた理由はなんですか?
決め手は「修了後は、IBPコミュニティへ参加できること」そして「インターンシップ+留学の経験ができること」の2点でした。一年という限られた時間だからこそ、絶対に後悔したくない、一回りも二回りも成長したいという強い思いがあり、それを叶えられる環境を当時模索していました。説明会・面談等を経て、IBP留学こそが自分にとって最適な環境だ!という確信が持てたと思います。
留学の目標は何でしたか?
目標は「スピーキングの向上・実践」そして「現地でのコミュニティ形成」の二つにあったかと思います。スピーキングに関しては、英語の中でも苦手分野であり、ビジネスの場面で使用することに不安を抱えていました。インターンシップはプレインターン期間も合わせて約半年間ビジネス英語を用いて活動し、話す力に限らず度胸や自信を磨くことができたと感じています。コミュニティの部分では、現地人の友人やマレーシアで活躍する社会人の方々との出会いによって、また「訪れたい!」「戻りたい!」そう思える居場所をマレーシアに残してこれたように思います。
学部授業は何を履修しましたか?
学部ではマーケティングを専攻し、ビジネスの基礎からマーケティング理論・広告・PRなど基盤となる部分を地道に履修しました。日本では国際政治学を専門としていたため、新しい発見や面白さ・時には共通点なども見つけることができ、非常に楽しく学ぶことができました。カリキュラムの特徴として、グループワークの多さがあり、現地学生と力を合わせてグループプロジェクトに取り組む経験ができたことも非常に印象深いです。
印象に残った授業やその内容やグループワークの様子など、分かる範囲で教えてください。
特に印象に残っているのは、ビジネス入門の講義です。最終グループワークとして、チームごとに新規事業計画を作成しプレゼンテーション及びレポートにて共有しました。新規事業の構造を学ぶことができたことはもちろん、同年代の学生がどのような課題意識を持つのか、その価値観に触れる経験は唯一無二の機会であったと振り返ります。
インターンシップはどのように見つけましたか?また、どのような業務を行いましたか?
留学中、縁あってイベントボランティアに参加する機会があり、その際主催者を務めていたのがCEOの山内氏でした。彼女との出会いをきっかけにLUMIROUS(ルミラス)でインターン生となる機会を得ることができました。業務としてはマーケティング・PRを担当し、現地向けSNS・ウェブサイトの運営や日本人顧客向けサービスとしてSEO執筆やSNS運営、イベント企画など幅広い経験を積むことができました。
インターンシップで得たもの、学んだことはなんですか?
インターンシップでは「実務」と「社会的マナー」の両者で得るものがあったと振り返ります。両者に共通するのは「座学では学ぶことのできない」要素だということです。実務では、実際にイベントを企画から実行、反省から再実行といった全ての流れを実現し、より経営者的目線で市場を捉えることができたように感じます。マナーとしては「時間をいただいている」という感覚を持つことを学びました。インターン生として業務に取り組むにあたって、上司にフィードバックを依頼することが多々ありました。その際、時間をいただいているという感覚を持つ重要性を強く認識し、その後もいかなる状況においても責任感と感謝を持ち続けることができるようになったと感じます。
大学の授業、インターンシップ以外ではどのような活動をしましたか?
講義以外の部分では、IBPプログラムの一環で現地のビジネスコンテストにて実行委員を務めました。GYEC(Global Youth Entrepreneurship Challenge)2023というビジネスコンテストのマレーシア選考において学生委員会を発足し、マーケティング部として活動しました。より多くの参加学生数を獲得することに尽力し、インスタグラムやメールなどのチャネルを用いて学生だけでなく教師の方々にも参加アプローチを行いました。結果として、前年を超える参加者数を得たビックイベントを執り行うことができました。学生の各々がビジネスプランを立てるため、周囲が活発に活動する様子を目にして、自分も頑張らなければ!とかなりインスパイアを受けた活動でした。
留学中、苦労したことはなんですか?
タイムマネジメントでしょうか…課題やテストの量が日本と比較してかなり多かったので、タイムマネジメントには非常に苦労しました。インターンと学業を同時並行で行っていた時期は特に、その両立が容易ではなかったと振り返ります。(お陰でタイマーをかけてタスクに取り組む習慣がつきました笑)今では当時の経験があったからこそ、マルチタスクに耐え抜く力が身についたようにも思います。
留学中、一番の出会いはなんですか?
あるマレーシア人の友人との出会いが一番かも知れません。留学開始から1週間程度が経った頃、メディカルチェックアップがきっかけで友人になり、ホームパーティやナシレマ(マレーシアの代表的料理)づくりなど、楽しい時間をたくさん分けてくれました。どんな悩みや苦しみも互いに打ち明けられるような友人でかけがえのない存在です!
一番成長したと思うことはなんですか?またその理由も教えてください。
やはり、スピーキング力だと感じます。正直なところ、留学前までスピーキングは一番の苦手分野でした。しかし、インターンや大学など様々な場面で日常的に会話をする機会があったため、必然とレベルアップしていったように感じます。帰国後の講義も、非常に取り組みやすくなりました。
留学してご自身にどのような変化がありましたか?
価値観や考え方など、マインドセットの部分に大きな変化があったように感じます。IBP生の仲間はそれぞれに個々の目標やビジョンを持っているので、彼らから得られる刺激はもちろんのこと。留学先で得た優しさを配るようなコミュニケーションも、自分の対人関係にヒントをくれたように感じます。素直に「素敵だね」「いいね」と伝えたり、誉められたら「ありがとう」と応えたり、小さな優しさを日常に散りばめることでポジティブな自分になったかもしれません。
今後の目標、ビジョンなどを教えてください。
インターンでの経験から”フェムテック”そして”ヘルステック”の領域に強い関心を抱くようになりました。今後も自分なりの関わりを続けられるよう、残り少ない学生の期間はインターン先や大学において貪欲に学び続けたいと考えています。将来的には国内外で活躍するビジネスパーソンとなり、成長し続ける自分でありたいです。
これからIBP留学を検討している方にメッセージをお願いします!
“勇気を出して一歩、踏み出すこと”は決して簡単な決断ではないと思います。しかし、今ある自分を変えるには、時にその環境を変え“挑戦”することが必要なこともあります。みなさんはどんな自分になりたいですか?その目標を叶える環境はここにあるかもしれません…!そしてIBP生の同志としてどこかでお会いできることを願っています。