コース:ウエストミンスター大学
キャリア:大学生
留学期間:2023年5月〜
IBP参加を決めた理由はなんですか?
他の留学プログラムよりもカリキュラムが魅力的だったためIBP留学への参加を決めました。英語授業、学部授業、インターンシップ、ビジネスセミナーなど通常の交換留学や長期留学では簡単に経験できないカリキュラムが魅力的でした。
留学の目標は何でしたか?
目標は主に2つあり、日本の生活では経験しづらいことに挑戦する、世界の様々な国出身の友人を作ることでした。私は地方の田舎町で生まれ育ち、大学生になって上京してからも新型コロナウイルスの影響で行動が制限されてしまうことが多かったため、この留学を通してこの2つの目標を叶えようと考えていました。
学部授業は何を履修しましたか?またその理由を教えてください。
①Global Business Environment
ビジネスの科目に興味があり、授業内容が面白そうだったからです。
②Dilemmas of International Development
東南アジアやアフリカに渡航した経験から開発学や発展途上国に関する内容を学びたかったからです。
③Introduction to International Relations
日本の大学で国際関係を専攻しているため、関連性のある授業を選択しました。
授業の内容、クラスの人数、国籍などわかる範囲で教えてください。
①Global Business Environment
フェアトレードに関して企業を取り上げ、グループでプレゼンテーションをすることが主な内容でした。セミナーのクラスには20人ほどの学生がおり、イギリス出身の学生が大部分を占めていました。セミナーのクラスでアジア人は私1人でした。
②Dilemmas of International Development
アフリカに視点を置いた開発学を学びました。セミナーのクラスには15人ほどの学生がおり、イギリス、ドイツ、アメリカ、ベルギー、トルコなど国際色豊かでした。
③Introduction to International Relations
ディスカッションとリーディングを中心に国際関係を学びました。セミナーのクラスには15人ほどの学生がおり、アラブ首長国連邦、カンボジア、イギリス、アメリカなど多国籍なクラスでした。
インターンシップで得たもの、学んだことはなんですか?
社会人としての基本を学びました。社長がフランス人と日本人で、英語とフランス語と日本語が聞こえてくる職場で、社長も社員の皆さんも良い方ばかりで、とても働きやすい環境でした。会社はロンドンにありますが、世界各国にフランチャイズ店があり、世界中にお客様がいるため、各国の商標登録や教材作成、資料作成、アメリカとのセッションなどの業務に携わることができました。海外で働く上でプロアクティブに行動することがとても大切だと学びました。
大学の授業、インターンシップ以外ではどのような活動をしましたか?
海外旅行、お寿司屋さんでのアルバイト、国際ボランティア活動、イベントへの参加を主に行いました。
①海外旅行
留学期間中にヨーロッパ、アフリカ、アメリカ、アジアなど10か国以上の国々に行き、様々な体験をしてきました。その中でもアフリカに行ったことが印象に残っています。南アフリカ共和国とモロッコに行き、現地の方々や同じ旅行者、現地に留学している日本人と交流し、とても刺激を受けました。今でも連絡を取り合っています。
②お寿司屋さんでのアルバイト
スリランカ人が経営するお寿司屋さんでサービススタッフとして9か月ほどアルバイトを経験しました。スタッフはスリランカ人、シンガポール人、ネパール人、インド人、中国人、日本人など多国籍で働いていて楽しかったです。一緒にレストランやパブに行ったり、パーティ―をしたりしました。また、日本でのアート教室講師の経験を活かして、持ち帰り用の紙袋にキャラクターのイラストを描き、沢山のお客さんに喜んでいただけたことが印象に残っています。
③国際ボランティア活動
留学以前は東南アジアでの国際ボランティアに参加していたため、留学期間中はヨーロッパでの国際ボランティアに参加したいと思い、ポーランドでは3週間ほど40人の薬物中毒・アルコール中毒患者へのセラピーボランティア、アイスランドでは2週間ほど環境保護の活動をしました。ボランティア参加者はメキシコ、ラオス、アゼルバイジャン、イタリア、ドイツ、コロンビア、デンマーク、韓国、台湾など世界各国から参加しており、職業は医師、薬剤師、脳科学者、会社員、大学生など様々でした。多国籍なメンバーと共同生活をし、自分の経験を共有し、一緒に笑ったり泣いたりした時間は心に深く刻まれています。今でも連絡を取り合い、彼らの国に行ったり、一緒に旅行に行ったりするほどの仲になりました。
④イベントへの参加
フットワークを軽くすることを意識し、様々なイベントに参加しました。ファッションショー、日英ミートアップ、言語交換ミートアップなどに参加し、様々な出会いがありました。仲良くなった方の紹介でペントハウスパーティーなどに招待していただき、充実した時間を過ごすことができました。
留学中、一番の出会いはなんですか?
一番を決められないほど留学中に出会った全ての方が魅力的で、皆さんと出会えたことにとても感謝しています。68期の同期、ICCロンドンオフィスのお二方、英語授業や学部授業の友人、インターンやアルバイト先の方々、ビジネスセミナーや会社訪問で出会った方々、国際ボランティアや旅行先で出会った友人、ホストファミリー、IBPウエストミンスター大学の先輩後輩や他国のプログラムに参加している方々など、これ以外にも数えきれないほどの素敵な出会いがありました。人との出会いの繰り返しで、私の留学生活が鮮やかに色づいていったような気がします。
一番成長したと思うことはなんですか?またその理由も教えてください。
英語力です。留学中に勉強を続けた結果、IELTSのスコアが渡航以前よりも上がりました。
留学してご自身にどのような変化がありましたか?
より一層ポジティブになったと思います。留学期間中に留学以前からの友人たちに会う機会があり、彼らからポジティブさが増したと言われました。。
今後の目標、ビジョンなどを教えてください。
①IELTS 8.0を取れるように勉強を続けること。
②人との繋がりを大切にすること。
③この留学経験を次に繋げていくこと。
以上の3点です。
これからIBP留学を検討している方にメッセージをお願いします!
私はIBP留学を通してかけがえのない出会いを経験することができました。応募締め切りのギリギリでIBP留学を知り、勢いでIELTSを受験し、この留学プログラムに出願することを決めたあの時の自分に感謝しています。新しい環境と新しい出会いを求めているのであれば、ぜひIBP留学に参加してみて下さい。きっと想像以上の未来が待っていると思います。