全ての経験に理由があり、納得のいくキャリア選択ができました!
IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。
IBP前の5年間は外資系医薬品メーカーの営業を行なっておりました。今後のキャリアプランを見据える上で、英語スキル取得の重要性を強く感じていました。また学生時代は医療系の大学で研究もしていたこともあり、留学のチャンスもなく、常に海外でビジネスを勉強したいと考えていました。インターンシップができるIBP留学はまさに自分の求めている以上の経験が得られるのではないかという期待も込めて退職をして留学を行う決断をしました。
留学先を選択した理由を教えてください。
オーストラリアという色々な国籍の方がいる国でDiversityに興味がありました。以前の職場でDiversity & Inclusion を推進していましたが、その真の意味を体感する上で得られる沢山の観点があるのではないかと考えました。
留学の目標は何でしたか?
ビジネスレベルで英語を使用できること。多国籍の中で、モノの考え方の幅を広げること。自分の人脈ネットワークを世界中へ広げることが目的でした。ビジョンボードを用いて留学前の目標をクリアにし、なりたい自分を可視化したことは特に効果的でした。
留学前はどんな準備をしましたか?
主にTOEICの点数と毎日のオンライン英会話を継続して1年間勉強をしていました。結果750点を取得し、渡豪しました。
※グリフィス大学コースへの英語要件は、IELTS、TOEFL iBT、Griffith English Test(レギュラーコース)となります。
研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?
思っている以上に多国籍の環境で、日本の環境と全くの別世界でした。ただ、気温、治安など、とても生活のしやすい環境です。
学部授業では何を履修しましたか?理由も教えてください。
Social Media Marketing:どの業種においても今後のマーケティング活動を行う上で、Social Mediaを使用したマーケティングは欠かせないものになると考えていました。マーケティングの基盤になる考え方、フレームワークも講義の中で学べました。
Diversity & Inclusion:Human Resourceのマスターコースの講義を受講しました。以前の会社は外資系であり、Diversity & Inclusionを推進していましたが、これに取り組む上で、グローバルレベルで真の意図を理解するいい機会になると考えました。
Global Business:今後グローバル環境で仕事をしたいと思っていたので、この講義を取ることでグローバルのビジネスを体形的に理解できるのではないかと思いました。
授業の内容、クラスの人数、国籍などわかる範囲で教えてください。
マスターのコースは少人数で、インドやドイツ、実際に人事の役割を現地企業で行ないながらマスターを取得しているオーストラリアの方もいらっしゃいました。バチェラーのコースも国籍は様々で人数は30名程度いました。
特に興味を持って取り組んだ授業とその感想を教えてください。
全ての講義が興味深く、自身の社会人経験と照らし合わせをしながら学ぶ非常に貴重な機会となりました。その中でもSocial Media Marketingは特に面白いと感じて、以前営業を行なっていたこともあり、営業戦略を自身で一から組み立てるプロジェクトに面白さを感じました。マーケティングのインターンシップを取得するきっかけ、次のキャリア設計を検討する非常に良い機会になりました。
IBPのGBPはいかがでしたか?印象に残っている内容と感想を教えてください。
インターンシップ準備に向けて非常に参考になるプログラムであったと感じます。特にインタビューの練習は印象に残っています。IBP同期同士でどういう英語の言い回しがいいか、よかった点、改善点を話し合ったことを覚えています。グループ留学でしかできない仲間が出来た事もIBP留学の財産です。
留学中に参加した課外活動(サークルやアクティビティ、ミートアップ等)はありますか?
ミートアップイベントに積極的に参加するようにしていました。月2回のLanguage Exchangeというイベントでは、100名を超える多くの国籍の方が参加していました。 また、私は学生時代からコーヒーが好きで、日本でもバリスタ経験が長くあったため、滞在中はカフェのアルバイトをしながら生計を立てていました。このアルバイト先でのお客様との朝の会話が大好きでした。
課外活動から得たものは何ですか?
大学以外での友人が多くできました。他国からのそれぞれの留学を行なっている理由が様々であり、話を聞くのがとても興味深かったです。カフェのアルバイトでは現地のローカルカフェで働き、英語とラテアートの技術が伸びるきっかけになりました。オーストラリアのコーヒー文化を肌で学べたことは貴重な経験で、将来コーヒー関連のビジネスを行いたいと思うきっかけにもなりました。
インターンシップ先はどのように見つけましたか?
70社程度をエクセルシートでリストアップして、まずはメール送信を行いました。その後に電話をかける、直接の会社訪問でレジュメを配る、など日本では経験できない自分を売り込む泥臭い経験ができました。最終的に見つけた会社は電話をかけて繋がった会社でした。
インターンシップ中の具体的業務内容を教えてください。
ブリスベンにあるカフェと焙煎工場併設のコーヒーをビジネスとした会社のオフィスでマーケティングの業務を行いました。飲食店を中心とした会員制コミュニティーも運営しており、多くのイベントも行なっていました。ソーシャルメディアの運営をはじめ、市場分析、顧客対応など多くの役割を上司と一緒に足並みを揃えながら行いました。
インターンシップで得たもの、苦労したこと、そこから学べたことを教えてください。
泥臭く諦めずに、自身を売り込みインターン先を見つけること。業務を自ら得られるように提案すること。全て英語で行わなくてはいけない環境で苦労もありましたが、諦めずに自分の今できる事を精一杯やるクセが身についたと思います。
インターンシップ企業の職場環境(他従業員について等)を教えてください。
30名程度の中小規模です。その分社員の距離も近い印象でした。日本人は一人でしたが上司をはじめ、皆フレンドリーかつ提案をすると肯定的に捉えていただけたので、人に恵まれていたと感じます。毎ランチを一緒にするネイティブ4名との真の爆速英会話に苦労しましたが、毎日何かトピックを考えてから出社をするという良いトレーニングになったと思っています。笑
日本と現地のICCオフィスの対応について、感想を聞かせてください。
オーストラリアのICCオフィスのお二人にとても感謝しております。現地での生活相談だけでなく、ライフコーチングを受ける事ができ、自己分析がとても深まりました。その上で今後自分が行いたいプランを明白にできたと思います。
これからのキャリアにIBPの経験がどうプラスになりましたか?/なりそうですか?また、就職活動ではインターンシップや課外活動などをどのようにアピールしましたか?/できそうですか?
IBPを経験して人生が変わったうちの一人なのではないかと自負しています。今までの自分の経験や物語を全て一つの線上で説明できるように意識して、インターンシップの面接や転職活動を行いました。
社会人でのIBPの経験をプラスにするため、留学中どんな事を意識しましたか?
参加前にIBP後のなりたいキャリア、行なってみたい業務はあったものの、オーストラリアに到着後、一旦真っ白にしました。もちろん今までのキャリア経験を活かす場面はありましたが、その上で改めて自己分析を行い、大学生活を遂行し、インターンまで行いました。全ての経験に理由があり、今では納得のいくキャリア選択ができたと思っています。
留学をふりかえり、ご自身にどのような変化がありましたか?成長したと思うところがあれば、その理由も教えてください。
型にとらわれず、柔軟なものの考え方ができるようになったと思っています。海外で生活していると、日本で生活する以上に思いもかけないチャレンジングな出来事に出会いますが、諦めずに一つ一つ乗り越えていくと自信にもつながると感じます。
留学中、一番の出会いは何ですか?
一年以上住んでいるシェアハウスのオーナーファミリーと世界中からの大切な友人達です。第二のファミリーと友人ができ、人との出会いに本当に恵まれました。
留学中、苦労したことは何ですか?
当たり前なのですが、生活の全てにおいて英語でこなすことです。未だに微妙なニュアンスを伝えたい時などには苦労していると思います。英語は一生勉強します!
今後の目標、ビジョンなどを教えてください。
グローバルプロダクトマーケティングを行い、マーケティングの経験を得ます。その後はマネージメントやキャリアコーチングに興味があります。
IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。
社会人であったこともあり、自分もIBP留学を検討した際は迷いももちろんありました。沢山の信頼できる方に相談をして、自己分析をしてみてください。環境を変えることは時には勇気も入りますが、私はIBP留学を決断して本当に良かったなと感じています。