明確に目標を設定して留学に臨むことで、その成果は何倍も違う
IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。
社会人5年目を過ぎてからの長期留学ということもあり、当初MBAを取得することを考えていましたが、英語力や金銭面、時間を考慮した際に難しいと判断し、OPTで海外勤務経験を積むことができるIBPプログラムを選びました。帰国後の転職活動・自身の将来設計を見据えた際に、単純な語学留学では無意味であり、資格や学位を取れないのであれば少なくとも海外での勤務経験を得ることで、それらを有利に進めることができると考え参加を決めました。
留学先を選択した理由を教えてください。
ワシントン大学という名門校でビジネスを学べることはもちろんですが、シアトルは世界を代表する多くのテック企業の本社があり、ファイナンシャルテクノロジーの分野にキャリアチェンジしたいと考えていた自分にとってはとても良い環境であると思いました。
留学前はどんな準備をしましたか?
特に何もしていません(笑)TOEICの最低点数をクリアした後は勉強も怠っていたので少し後悔しています。笑
ワシントン大学の授業の中で特に印象に残っているトピックとその理由を教えてください。
グローバルマーケティング
毎週プレゼンテーションがあり、クラスでは発言回数が思った以上に重要視され、日本の大学の授業とは全く違うものであったので印象的でした。実際の企業を取り上げ、その企業のマーケティングチームに配属されたという想定のもと、チームメイトとディスカッションを毎日のように行い、マーケティングプランを立てていくのは大変でしたが面白かったです。実際にビジネス経験豊富な先生方が、より実践的な目線でフィードバックをくれるので、ただ聞いているだけの授業と違い、たった数ヶ月間のプログラムでしたが身につくスキルや情報量は多いと感じました。
IBPビジネストレーニングはいかがでしたか?印象に残っている内容と感想を教えてください。
自身のビジネスプランを練り上げ、実際の投資家の方や起業家、ファイナンスの専門家の方に英語でプレゼンテーションを行いました。正直、知識が足りなさすぎるのと、情報量の多さで穴だらけのビジネスプランでしたが、オーディエンスの方からのフィードバックは大変参考になりました。
インターンシップ先について教えてください。
OPT時は合計3社での勤務経験をさせていただきました。どの仕事も自分の中である程度目標を定めた上での選定だったので、結果的には現在の就職先を探す上でとても役立ったと思います。
そこではどんな仕事を担当しましたか?
AI Media PartnersではマーケティングとPM、Invisible Technologiesではオペレーション、FilsonではPMとセールスです。
インターンで苦労したこと、そこから学べたことを教えてください。
インターン先での苦労よりもインターン先を探すことの苦労の方が多かったように思います。英語での面接にコロナ禍という状況も相まってとても大変でした。就労後は英語でのコミュニケーションが一番の課題でした。当たり前と言われればそうですが、自信を持って発言することの大事さを痛感しました。日本語ではできても、英語では中々できませんでした。やはり心のどこかで自分の英語に自信を持てずにいたので、発言も弱々しくなってしまっていたように感じます。心持ち、という点で学ぶ点は多かったように思います。
日本と現地のICCオフィスの対応について、感想を聞かせてください。
いろいろな相談に乗っていただき柔軟に対応していただきました。
社会人でのIBPの経験をプラスにするためにどのようにアピールしましたか?
なぜ留学をしたのか、前職を辞めてまでの価値があるのか、その目的達成のために理に適った留学先、インターン先になっているのか、その留学での活動内容が面接を受けている会社で働く際に活かすことができるのか、またその会社で働くことが自身の最終目標へのステップになっているのか等、細かい部分はいろいろありますが、主にこれらが全て一本の軸として通っているか、を意識し、実際の面接でもこれらに矛盾のないように回答を準備していました。
留学を振り返り、自分自身が変わったと思うところはありますか?
以前より知らない人とフレンドリーに会話することができるようになった気がします。笑
また見識が広がり、より多くのことを受け入れることができるようになったと思います。
IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。
偉そうなことを言える立場ではないですし、当たり前のことではありますが、ただなんとなく留学するのではなく、明確に目標を設定して留学に臨むことで、その成果は何倍も違うと思います。目標があれば留学中に何かアクシデントがあったとしても何かしら修正でき、その時自分にできる最大限のことを導き出せると思います。そうすることで後悔のない留学にできると思います。以前よりもコロナに対しての規制が緩和してきて、その分留学も実りあるものにできると思いますので、健康に気をつけて楽しんでください!