修了生の声

IBPプログラムに参加したことで、世界情勢と自分の関わりを考えるようになった
IBPプログラムに参加したことで、世界情勢と自分の関わりを考えるようになった
荒賀 俊介
出身校:出身校:筑波大学大学院(都市計画を専攻)
コース:ウエストミンスター大学
キャリア:大学院生
留学期間:1999年4月〜2000年3月 インターン先:Planning Aid For London(シンクタンク) 1974年生まれ、東京都出身。筑波大学大学院(都市計画を専攻)1年を修了した時点で、IBPプログラムに参加。現在は大手広告代理店に勤務し、海外でのビジネスにも携わっている。

留学時代の友達とは、今でもやりとりを続けています

荒賀さんが留学していたのは10年以上前ですが、IBPの経験はその後のキャリアにどう活きているのでしょう?

ロンドンでの1年は自分の視野を広げ、考え方に幅をもたせる、とても有意義な1年でした。あの1年があったことで、日本の外で何が起きていて、それは自分とどう関わりを持つのかを常に考えるようになりました。そのことは、何かで行き詰った時に、仕事や人生を俯瞰してみるきっかけにもなっています。

IBPプログラム自体についての感想は?

1年間という短い時間を、自分次第で2年分にも3年分にもできる、自由度の高い教育プログラムだと思っています。目標を持って熱意を注げば、非常にたくさんのことが吸収できる研修ですね。いい意味で自主性に任された、本人自身の計画性と自律を求められる、大人の体験ができるプログラムだったと思います。

現在のお仕事について教えて下さい。

電通で営業の仕事をしています。化粧品トイレタリー関係のお得意さんを担当して8年になります。

仕事をしながら、英語力を維持するために何かしていますか?

仕事が始まってからは机に向かっての勉強は難しいですが、留学当時のロンドンの友達とは、今でも電話やメールでのやりとりを続けています。

IBPに参加した動機は何だったのでしょう?

語学、専攻の授業、インターンという理想的な研修が受けられることがとても魅力的に映りました。大学院で専攻していた学問と強い関係性を持つロンドンで勉強してみたい気持ちが強かったので、留学先はイギリスを選びました。

授業の印象はいかがでしたか?

都市計画の授業をとりましたが、生徒自らロンドン市内を歩いてフィールドサーヴェイをしました。都市の問題点を抽出させる授業は、ガイドブックではわからないロンドンの影と光を自分で体験することのできる、非常に内容の濃いものでした。

インターンは何の仕事をしましたか?

Planning Aid For Londonという行政の出先機関でインターンをしました。住民に対して、都市計画に関する情報提供や、住環境の整備に関する質問・相談などにアドバイスする事務所でした。具体的には、電話対応や書類整理などの事務作業から、行政に出向いての資料確認や請求といった実務作業を行いました。

インターン体験で得たものはどんなことでしたか?

私の場合は3週間という短い期間だったので、スキルというほどではありませんが、学校ではなく、仕事として英語を使うことに戸惑いながらも、コミュニケーションスキルをアップさせることはできたと思います。

荒賀さんの今後のビジョンを教えてください。

広告業界は経済不況のあおりを大きく受けており、前途多難ですが、こういうタイミングだからこそ、自身の経験から仕事を俯瞰し、次なるビジネスの開発に向けてキャリアを積んでいきたいと思っています。

IBP参加予定者の中には広告業界を目指す人が多いのですが、何かアドバイスをお願いします。

広告の仕事は、ある意味、夢や希望を売る仕事だと思っています。働く人間一人一人、自分自身が成し遂げたい夢や希望をもつことが、そのまま仕事への原動力になる業界です。会社に内定することがゴールではなく、その先の夢や目標に向かって会社を動かしてやろうというくらいの気持ちで就職活動に臨んでほしいですね。

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