修了生の声

「自分が好きなことをやってる」をアピールするサンフランシスコは、とても心地よかった
「自分が好きなことをやってる」をアピールするサンフランシスコは、とても心地よかった
渡辺 創太
出身校:出身校:慶応義塾大学 経済学部
コース:サンフランシスコ州立大学
キャリア:大学生
留学期間:2017年05月〜2018年05月 インターン先:Chronicled(マーケティング・PR)

IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。

インターンシップができるから。他の留学の選択肢を見ても、インターンシップができるプログラムがなかった。


留学前はどんな準備をしましたか?

特にしてません。出発ぎりぎりまでインターンシップがあったので、少しだけ英語の勉強をしたくらい。

留学先を選択した理由を教えてください。

ITの聖地、シリコンバレーに来たかったので。IT分野に興味があるので、将来起業したときのための勉強をしたかった。オンラインで情報は得られるが、実際に行ってみて自分で感じてみないと、憧れのまま終わると思った。それも、ツアーのような短期間では、シリコンバレーの本当の深みとかすごみはわからないので、少しでも長くいたいと思った。

研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?

正直、SF市内はテレビなどで観たまんまの印象だった。ただ、シリコンバレーは思ったより田舎だなと思った。世界を変える企業がこんな田舎から出てくるのは、遊ぶものがなく研究に集中できるからかなと思った(笑)

キャンパス内の設備など、日本の大学と比べてどう違いましたか?

図書館は新しくてきれいだった。そして大教室がなく少人数の部屋しかなかったのはびっくりした。

英語研修はどのような内容でしたか?

先生がすごく良くしてくれた。学部授業と違い、先生や友達と話す機会がたくさんあったのは良かった。1期生は先着の学生が「IBP生同士は絶対に英語で話す!」という流れを作ってくれていたので、この環境がすごく良かったと思う。

学部授業ではどんな科目を選択しましたか?

Social Entrepreneurship、International Environmental Analysis、 Research in International Business and the Global Market

特に興味を持って取り組んだ授業を教えてください。

Cross-Cultural Innovation and Creativity in Business and Management 授業の内容がイマジネーションを駆り立てる内容で、すごく面白かった。ビジネスのクラスでこの勉強をするというところがシリコンバレーだなと思った。

留学中に参加したサークルやアクティビティはありますか?

Meet Upはたくさん行った。おそらく3ケタは超えてると思う。純粋な分野への興味もあったし、ネットワーキングも充実させるためにとにかくたくさん参加した。


課外活動から得たものは何ですか?

Linked Inの友達がサンフランシスコで280人を超えた。また、学校で習う英語よりも、Meet upで会った人と英語で話すことが一番英語の勉強になったと思う。

コミュニケーション力向上のために努力したことは?

イベントにたくさん参加した

インターンシップ先について教えてください。

Chronicledという会社で、ブロックチェーンをサプライチェーンに応用するスタートアップ企業。今ブロックチェーンは仮想通貨で盛り上がっているが、そのずっと前からブロックチェーンについて着目してきたパイオニアの会社。『2017年の注目の50社』に選ばれていたり、『2018年の注目する世界の8社』に選んでいるメディアもあるくらい、これからも注目されていく企業だと思っている。

そこではどんな仕事を担当しましたか?

マーケティング。ただインターンシップは一人だったので、競合分析や社長が登壇する際のプレゼンテーション作成など、多方面の仕事を手伝わせてもらえた。マーケティングは、CMOと自分しかいなかったので、いろいろなプロジェクトを手伝わせてもらえた。

インターン中、苦労したことは?

英語。英語だとどうしても生産性が落ちてしまい、シリコンバレーのスピードについて行きながら仕事のQualityを保つのがとても大変だった。

日本と現地のICCオフィスの対応について、感想を聞かせてください。

現地オフィスでは、留学の途中で日本語が恋しくなったときにおしゃべりしたりできたことが良かった。

就職活動で留学での体験はプラスになりましたか?

起業をするので就職活動はしないが、サンフランシスコに来て自分のやりたいことがより見えた。日本にいるとどうしても肩書きや企業名が気になってしまうが、サンフランシスコだと、企業に属するよりも自分が好きなことをやってることをアピールするので、それがとても心地よかった。

留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか?

いろいろな意味でこだわりがなくなった。人からどう思われるかではなく、自分が社会でどれくらいできるか、自分が好きなことは何かだけを考えるようになった。それと、難しいなと思っても、実際にやってみたら出来ることがたくさんあった。留学に行く前はサンフランシスコのスタートアップで仕事をするなんて夢のようだったが、実際やりとげることができて、今はChronicledのCMOから日本支社を立ち上げるオファーまでもらえている。やったことがない人の「無理なんじゃない?」は聞く必要がないことがわかった。


IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。

Just do it. 迷ったらとりあえずやってみる。 人生にはたくさん選択肢があって、どれを選んでも正解はその時点ではわからない。自分が選んだ道が正しかったどうかは、10年後20年後に振り返った時に正しかったかどうかがわかる。だから今は悩んでる時間がもったいないので、とりあえずやってみるのがいいと思う。


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