修了生の声

自分の留学の軸を決めてそれに向かって進んでいくことが重要
自分の留学の軸を決めてそれに向かって進んでいくことが重要
青木 太一
出身校:出身校:横浜国立大学 経営学部
コース:グリフィス大学
キャリア:大学生
留学期間:2017年03月〜2018年01月 インターン先:Gold Coast Trades College(教育) 大手外資系人材情報企業 入社

IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。

通常一学期で終わってしまう交換留学に対して、「約一年間という長期で留学が可能」という点に惹かれました。 自分は留学に興味があったのですが、経済的な面で長期留学をあきらめかけていました。そんな時にIBPプログラムの奨学生募集の広告を見かけて、一年という比較的長い期間で留学に挑戦できる最後のチャンスだと思って申し込み、奨学生に選んでいただいたため参加を決めました。 また、ほかの私費留学プログラムと違い(グリフィス大学コースでは)語学学校に通うだけではなく、現地の学生とともに大学での正規授業を受講できるという特色に魅力を感じました。

留学前はどんな準備をしましたか?

グリフィス大学語学学校の授業準備コースに入学するためにIELTSを勉強したり、クラス分けテストのための勉強をしたりしました。留学を決めたときの自分の英語力は決して高くなかったため、隙間時間に単語を覚えたり、TED talkを見たりして勉強しました。 ICCが主催する出発前準備講座には、出来る限り出席するようにしていました。他のIBP生と仲良くできる良い機会ですし、現地の授業でのグループワークが再現されたような授業を受けることが出来るのでとてもよかったです。

留学先を選択した理由を教えてください。

もともと自分が、発展途上国の貧困層をターゲットにしたBOPビジネスという学問を日本の大学で学んでいたため、アジア学が学べる点を魅力に感じてグリフィス大学を選択しました。 また、IBPプログラムの大学の中で最も高い英語力が求められるコースであるという点もグリフィス大学を選んだ理由の一つです。せっかく留学に行くなら厳しいコースに挑戦したいと思っていました。実際に留学中は高い英語力を常に求められたので、タフな事も多く成長を実感できたので良い選択だったと思っています。


研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?

とても綺麗な街で過ごしやすそうでした。サウスバンクというエリアに公共のプールがあって市民のみんなが無料で楽しんでいておしゃれな雰囲気だなと思いました。 大学は自然がたくさんあり、市街地から少し離れているので勉強するのにぴったりな環境だと感じました。

キャンパス内の設備など、日本の大学と比べてどう違いましたか?

日本と違って、図書館が試験中には24時間開放になります。テスト前は自分も現地の学生の友達と一緒にこもって勉強していました。 日本と違い学食はありませんが、いくつかの飲食店があったり時々キッチンカーが来たりします。学生団体がよく割引券を配っているので、栄養満点なカレー等が5ドルで食べられるのは物価の高いオーストラリアではかなり嬉しかったです。

英語研修はどのような内容でしたか?

現地の大学生と混ざって授業を受けるための英語力を、身につけることを目標にした授業なのでレベルが高かったです。授業では、ほとんど毎回国籍の違うクラスメイトとグループでディスカッションして意見をまとめて発表することが求められました。また、毎週Writingの小テストがあり、宿題として2000字程度のエッセイの課題もありました。 卒業試験では、教科書から中心に出題されるテストやペアプレゼンテーション、ディベート等があり、限られた時間の中で自分の勉強とグループでの課題をこなす良い経験になりました。

学部授業ではどんな科目を選択しましたか?

アジア経営学・アジア経済学・健康心理学

特に興味を持って取り組んだ授業を教えてください。

どの授業も興味をもって取り組める内容でしたが、アジア経営学は自分が日本人であることを活かして毎回積極的に発言していました。前日にはスライドを読み込んで、発言できそうなタイミングをメモしました。そういった努力の甲斐あって一番良い成績をとれた時は本当にうれしかったです。 健康心理学の授業では、レポート課題で「日本の女性の過度なダイエット」をテーマに選びました。自分が興味を持ち、さらにレポートに独自性を加えることが出来るので2週間程かけてじっくり取り掛かりました。そのレポート成績で8.5割ほどの点数を頂き、達成感を感じました。


留学中に参加したサークルやアクティビティはありますか?

ダンスサークル(他大学) 日本クラブ

課外活動から得たものは何ですか?

一番はそこで作ることのできた友人だと思います。自分は、特技のダンスを活かして他大学のダンスサークルに一人で飛び込みました。それによって、ほかのIBP生が全くいない新たなコミュニティで友達を作ることが出来ました。一連のこの経験で、行動力やコミュニケーション能力も身についたと思います。サークルを通して出来た友人とは、帰国して半年たった今でも定期的に連絡を取る仲です。 グリフィス大学の日本クラブでは、とても仲の良い友達を何人も作ることが出来ました。図書館にいけば大体いつでもメンバーの誰かがいるので英語の会話練習に役立ちましたし、レポートの文法の最終チェックをしてもらったりもしたので、クラブに所属することで英語力は格段に上がったと思います。

コミュニケーション力向上のために努力したことは?

とにかく、いろいろな場所に遊びに出かけたり、新しい場所に飛び込んだりしました。外国でも日本でも友達づくりの基本は一緒だと思います。相手の話をしっかり聞くこと、それにあった返答をすることでコミュニケーションは取れると思います。最初は英語が聞き取れずに愛想笑いをしてしまっていましたが、相手が言ったことが聞き取れなかったらちゃんと聞き返して、それに対応する返答をすることで相手も心を開いてくれると思います。 英語でのコミュニケーションは、とにかく自分から話さなきゃと焦ってしまうこともあると思いますが、まずは相手の話も聞くことが重要だという意識を持つことが最も大切だと思います。

インターンシップ先について教えてください。

Gold Coast Trades College という工事現場で働いている方向けの専門学校です。社会人として資格を取りに来ている方や、近所の高校から委託されて工業コースを選択した高校生を週に一度受け入れて授業を行っていました。


そこではどんな仕事を担当しましたか?

事務チームのインターン生として受け入れていただきました。そこで、新しく入学した生徒の情報をインターネット上のシステムに登録したり、生徒が授業でやった課題のスキャン等を中心に事務作業の多くを任せてもらいました。最後の一か月間では、インターン先の企業が政府に提出する重要な書類の一部の編集業務にも携わりました。

インターン中、苦労したことは?

工業系の専門学校で使われる専門用語も多いため、ミーティングに参加させていただいてもみんなが話している内容が全く分からなかったりして、自分が本当にインターン先に貢献できているかどうかわからないことが一番つらかったです。 ただ、受け入れる側も第二言語話者のインターン生を受け入れる事を理解しているので、自分が出来る最大限の事をしっかりとこなすことで、上司や一緒に働く方からの信頼を勝ち取れたと思っています。

日本と現地のICCオフィスの対応について、感想を聞かせてください。

出発前から日本のICCオフィスの方にはとってもお世話になりました。私が出したいろいろな要望に対しても柔軟に答えていただきました。参加を決めるかの段階でも、留学に対するメリット・デメリット両方を説明していただき、私の状況も理解して参加を悩む時間を頂けました。留学のいいところを主に伝えて、生徒を出来るだけたくさん獲得する企業も多い中で、ICCは正直に誠意をもって参加者の事を考えてくれるため本当に良い会社だと思います。 現地オーストラリアのオフィスは、教育のプロフェッショナルの方が担当していました。授業で悔しくなったり、慣れない生活で辛くなったりした時にはミーティングの時間をとって忙しい中で相談にのってもらいました。いつも的確なアドバイスを頂けるのでとても頼りになります!


就職活動で留学での体験はプラスになりましたか?

確実にプラスになったと思います。実際に自分も面接の場で話したことの多くは留学中の経験でした。ただ、留学自体は多くの学生が経験するようになってきているので、現地でどんなことを学んだか、どんな経験をしたかをしっかりと言語化できるように準備することが最も重要だと思います。

留学、インターンシップをどのようにアピールしましたか?

自分はもともとの性格と、留学中に経験した事の共通点を見つけるように心がけていました。そうすることで、面接中に語っている様々なエピソードに一貫性が出るかなと考えていました。

留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか?

変わったことばかりだと思います。一番大きなことは、人と何か協力して進める際に、年下や後輩という表面的な情報で人を判断することがなくなりました。オーストラリアでは敬語がない分、人々がお互いに尊敬しあってるように感じました。その経験に影響を受けて、人に何かを注意する時の言い方や、アドバイスする時の言い回しの仕方などに気を付けるようになりました。

IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。

このプログラムを選んでよかったと、最初から最後まで自信をもって言えるプログラムでした!不安なことがあったらICCのオフィスの方がアドバイスもしてくれます。 準備をしっかり行えば、後悔のない一年になるはず。どの留学プログラムでもそうですが、海外にいるだけで何かが劇的に変わるということはありません。自分の留学の軸や、成し遂げたいこと(決して大きくなくていいと思います、例えばカフェで店員さんと毎日世間話をしてみたいとかでも)を決めてそれに向かってすすんでいくことが重要になるし良い原動力になると思います。IBPのOBOGや同期とのつながりも利用できて留学が輝くのがIBPの特徴です。きっと素敵な経験になるはずです、是非挑戦しましょう。

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