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キャリア、ビジネス、IBPがよくわかる「GLOBAL INSIGHT」
ビジネス留学情報ブログ「GLOBAL VISION」
2013年
荒川 友規
TOMOKI ARAKAWA
出身校:
コース:ベルビューカレッジ
キャリア:大学生
留学期間:2012年4月〜2013年3月
インターン先:Jubilee Reach(NPO・NGO)

大学を卒業 >> Jubilee Reachでインターン >> 就職活動

グラフィックデザイナーという自分の夢を具体化できた留学体験

素晴らしい出会いが人生を刺激的にしてくれる

大切な仲間たちとの集合写真!

IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。

勉強して、さらにインターンシップも経験できるならば有意義な1年間を過ごせると思いました。大学の4年間は留学を経験するために英語を勉強してきたので、就職する前に何としても留学したいという思いも強くありました。

キャンパス内の設備など、日本の大学と比べてどう違いましたか?

休み時間などは中庭で昼寝している人とかいて、とても落ち着いている印象がありました。私は課外活動も頻繁に行っていたので、活動の為のスペースや音響設備なども簡単に借りる事ができたので助かりました。

学部授業ではどんな科目を選択しましたか?

留学前半は、間接的にでもクリエイティブに関わる仕事がしたいと思っていたので、AdvertisingやConsumer Behaviorなどのマーケティング関連の授業を受講していたのですが、夏休みにシアトルのデザインスタジオで働いている日本人アートディレクターの方のお話を聞いて、やはり自分は直接デザインをする側の人間になりたいと気づきました。そのため、留学後半はすべてグラフィックデザインに関するクラス、主にIllustratorやPhotoshopなどのソフトウェアを扱うクラスを受講しました。 デザインソフトウェアを学ぶ授業はとても楽しく、今まで趣味として独学で学んでいたものを、実際に現場で働いているデザイナーのもとで更に学びを深める事ができるのは心から楽しかったです。そして、やはりこの道で生きていきたいという決意を固めることもできました。

フラッシュモブで大盛り上がりの一コマ

留学中に参加したサークルやアクティビティはありますか?

BC Flashmobというダンスサークルを立ち上げました。Flashmobというのは公共の場にいる通行人が突然踊りだすというゲリラ的なダンススタイルのこと。その動画をみたとき「すごい! これをやってみたい!」と思いたち、5人のメンバーと共に Flashmobイベントを成功させるために奮闘しました。最終的に50人以上の学生達が一緒に踊ってくれBellevue Collegeをを盛り上げることができました。うれしいことに、2年以上たった今でも活動は受け継がれているみたいです。

課外活動から得たものは何ですか?

チームワークです。今までリーダーというポジションに立ったことがなかったので、「ここまでチームとして一つの目標をスケジュール通りにこなすのは難しいものなのか!?」と痛感しました。幸いメンバーの中にグループ活動になれている人がいたので彼女の助言をもとに何とかやりきることができました。この経験は後に入学するデザインスクールのグループワークプロジェクトに生かすことができたと思います。

ずっと関心があったデザイン技術を学びました

インターンシップ先について教えて下さい

Jubilee REACHという、放課後の小学生を預かる学童保育であったり、英語がうまくしゃべれない移民の方々に英語を教えて、就職活動を手伝ったりなど、Bellevueを中心にコミュニティーサービスを提供するNPOグループです。 グラフィックデザイナーとして主にパンフレット、フライヤー、名刺、ポスターをデザインさせていただきました。当時、デザインスタジオで働けるだけの十分な経験がなかった私にとっては一足早くデザイナーとして働く体験ができたベストなインターン先だったと思います。自分のデザインが何千枚もプリントされているのを見たときは感動しましたし、進学先の入学試験として自分が作ってきたものを提示する必要があったので、よい説得材料を作成することにもつながったと思います。

サポートスタッフについての感想を教えてください。

現地のスタッフの方々には本当に良い出会いの場を提供していただきました。私がデザインの道を志すきっかけを与えてくれたアートディレクターの方に出会うことができたのも、基はICCスタッフの方が開催してくださったワークショップのおかげでした。

ダンスの仲間たちと記念にパチリ!

留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか?

「おれはグラフィックデザイナーになりたい!」と自信をもって言えるようになりました。留学前からグラフィックデザインに興味があることはわかっていたのですが、日本では保守的になってしまい、なかなか一歩を踏み出すことができませんでした。しかしシアトルでの経験が、進路を変えるのに遅すぎることなんてない!っと背中を押してくれました。 そして、シアトルで引き続き勉強することを決めることができました。進学先のSeattle Central Creative Academyでは実践的なプロジェクトを通じて、印刷ベースのデザインだけではなく、ウェブやモーショングラフィックなどデザイナーとしての可能性をのばすことができました。

留学を希望する人に向けてアドバイスをお願いします。

私がこの1年間で得た一番かけがえのない物は英語力より何よりも出会いだったと思っています。日本人とは全く違う価値観を持っている人に驚かされたり、逆に悩まされたり、多くのすばらしい出会いが今の私をデザイナーの道に連れて来てくれたのだと思います。シアトルへの留学にはそんな人生を刺激的にする出会いがたくさんあると思います!

*体験談の内容は寄稿時の情報です。

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