時間を有意義に過ごす大切さへの気づき。そして海外でも働けるという自信を得た留学。
IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。
3ヶ月間のインターンシップが体験できることがとても魅力的で、選択しました。
留学先を選択した理由を教えてください。
サッカーが小さい頃から好きだったので、サッカーの生まれた国であるイギリスを選択しました。
留学前はどんな準備をしましたか?
留学が始まる1年くらい前からCamblyのオンライン英会話を続けていました。TOEFLや IELTSの試験も勉強していた時期がありましたが、主にスピーキングに力を入れていました。
研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?
イギリスは伝統的な建物がとても多いので、画面を通してしか見てこなかったイギリスの風景に圧倒されていました。
キャンパス内の設備など、日本の大学と比べてどう違いましたか?
私は地方の大学だったのでイギリスの大学は設備がとても整っているように感じました。自習に使えるフリースペースや無料で使えるジムがあり重宝しました。
英語研修はどのような内容でしたか?また、どのように役立ちましたか?
3ヶ月間オンラインで英語研修を行いました。この研修では発言する機会がとても多かったので、英語を実際に使う練習ができました。研修の最後にはエッセイを書きました。エッセイの書き方やReferenceやCitationのやり方を細かく学び、実際にイギリスに行ってからの大学生活でとても役に立ちました。
※当時のコロナ情勢の対応として、英語研修期間は国内から取り組んでいただきました。
学部授業ではどんな科目を選択しましたか?
マーケティングや日本の大学でも専攻していた国際関係学を選択しました。
特に興味を持って取り組んだ授業とその感想を教えてください。
国際関係学の授業はとても面白く、日本と全く講義のやり方が違ったのでとても新鮮でした。現在の国際問題や戦争などについて、クラスのみんなで意見を交換し合う時間があったのですが、世界の色んな国の人の意見を聞くことができました。同時に、日本人を代表してそのクラスで発言する事はとても勇気のいることでした。本当に刺激的なクラスで、自分の発言に責任を持つこと、普段から世界情勢に触れることの大事さを学びました。
IBPビジネストレーニングはいかがでしたか?印象に残っている内容と感想を教えてください。
講師の方がとても気さくな方で、楽しくビジネスマナーを学ぶことができました。
留学中に参加した課外活動はありますか?
フットサルやドッチボールに参加しました。
課外活動から得たものは何ですか?
ロンドンにはフットサルコートが多いのですが、フラットメイトとフットサルをしに行った時に、たまたまフットサルコートでサッカーをしていた子供達と対戦しました。後から入ってきた子供達も含めると、15人くらいでサッカーをして、とても良い経験ができました。サッカーは世界共通言語だなと改めて思いました。
コミュニケーション力向上のために努力したことは?
ホストファミリーとご飯を食べるときにできるだけ話すことを心がけたり、日本の友達とも英語で電話をしたりと、とにかく英語を使う環境を作ることを意識しました。
インターンシップ先について教えてください。
私はロンドンサムライローヴァーズというイングランド10部のサッカーチームでインターンをしました。
そこではどんな仕事を担当しましたか?
私は基本的に広報のような立ち位置で、SNS投稿の作成と更新、集客を主に担当しました。毎週2回ほど試合かがあるので、試合に選手と一緒に帯同し、スタメンの画像やゴールシーン、ゴールアナウンスをインスタグラムに投稿していました。集客も担当し、実際に試合を宣伝するためのポスターを作って近くの日本人料理屋さんなどの店内に貼っていただきました。
インターンで苦労したこと、そこから学べたことを教えてください。
インターンシップでは、どのような投稿がフォロワーに喜ばれるのか、どのような配置で投稿物を作れば見やすいかなどを工夫しながら、日々アップデートしていくのがとても難しく、同時にとても楽しかったです。集客のためのポスター作りも、効果的なポスターを作るために工夫を重ねました。SNS投稿の作成、ポスター作りのおかげで、画像編集のスキルが飛躍的にアップしました。インターンが始まる前はほとんど素人だった私でしたが、インターンが終わる頃にはある程度の画像編集ができるようになっていました。また集客のためにはマーケティングを活用しなければいけませんが、マーケティングの経験のない私にとって、とても難しい業務でした。ですが、行き詰まった時に周りの方にアドバイズを求めたり、日本人料理屋さんの方々に協力してもらうことでなんとかある程度の成果は上げることができました。周りを巻き込むことで1人では作れない、より大きなものを作ることができるということをマーケティングや集客の業務から学びました。
日本と現地のICCオフィスの対応について、感想を聞かせてください。
とてもよかったです。何かトラブルが起きた際はすぐに対応してくださり、心の安定に繋がっていました。
これからのキャリアにIBPの経験がどうプラスになりましたか?
私はIBP留学を通して、自分の将来の行き先、目標のようなものが定まったと感じています。将来私はプロのサッカークラブの広報として働きたいのですが、現地のサッカークラブのインターンに参加したことで、その思いがより強くなりました。また、以前は日本のサッカークラブで働くことを思い描いていたのですが、現地のサッカークラブで働いた経験から、日本ではなく海外のサッカークラブでも働いていけるという自信がつきました。
就職活動ではIBPの経験をどのようにアピールしましたか?
インターンを経験する中で、数字という形で結果が出たものがいくつかあったので、具体的な数字を使いながら自分の良さをアピールしていきたいと思っています。
留学を振り返り、自分自身が変わったと思うところはありますか?
今、自分が生きている時間は有限でとても貴重であるという意識が、渡航前より強くなりました。正直、私はロンドンに滞在していた初めの3ヶ月くらいまではあまり自分のやるべきことに集中できず、時間を少し無駄に過ごしてしまいました。残りの3ヶ月のインターン シップではとても充実した時間が過ごせたので、初めの3ヶ月もそのくらい充実した時間が過ごせていたらなあと思う時があります。そんな思いから、私は時間を有意義に過ごす大切さに気づきました。過去は変えられないのでこれからの人生で、この経験がプラスだったと言えるように過ごしていきたいです。
IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。
IBP留学は、憧れの地で勉強やインターンし、あらゆる国の人たちと交流できる素晴らしいプログラムだと思います。今が人生で一番若いので、少しでもチャレンジしたいと思った方はぜひ一歩踏み出してみてください!