修了生の声

チャンスは自分で掴むもの。チャレンジしただけ世界が広がる。
チャンスは自分で掴むもの。チャレンジしただけ世界が広がる。
鰐部 友希
出身校:出身校:学習院大学 法学部政治学科
コース:グリフィス大学
キャリア:大学生
留学期間:2017年10月〜2018年9月 インターン先:Site Institute(専門学校・マーケティング) 帰国後:大手日系コンサルティング会社 入社予定

IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。

サポートが手厚く、現地でもサポートが受けられると聞いたからです。また、IBPのコネクションで色々なチャンスを掴みたいと考えていました。そして何よりも、インターシップを通じて英語環境の職場で職業経験を積みたかったからです。

留学前はどんな準備をしましたか?

アドバンスコースに参加したため、1学期から学部授業についていけるよう、英語でのレクチャーになれるために動画(TEDなど)をよく見ていました。

留学先を選択した理由を教えてください。

多様な文化・価値観が共存する国で、自分の視野を広げたかったから。多様な価値観が存在する環境の中で、どれだけ自分が受け入れられるか確かめたかったからです。

研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?

空が広い、すれ違う人、目が合うと笑顔を向けてくれて人が温かく、色々な人種の方がいるなと感じました。ブリスベンの街はこじんまりしていて、コンパクトでちょうどいいと思いました。


キャンパス内の設備など、日本の大学と比べてどう違いましたか?

図書館がテスト期間は24時間オープンしています。テスト期間でなくても、24時間使える勉強スペースがあります。大学寮にはバーベキュースペースがあり、Wi-Fiがどこにでも飛んでいて便利でした。大学の敷地が広く、おしゃれなカフェテリアも多いです。
自然が多く、大学内でコアラやブッシュターキー、大きいとかげなどの野生の動物にも出会えます。

学部授業ではどんな科目を選択しましたか?

Business Course: Introduction to Marketing, Entrepreneurships and New Venture, Event Marketing and Sponsorship
Business and Politics: Business and Politics in Asian Pacific Region, Media Relation
Other: Academic Writing

特に興味を持って取り組んだ授業を教えてください。

Event Marketing and Sponsorshipの授業です。イベント自体とイベントのスポンサーとなってもらう団体を、どのようにそのイベント内でプロモーションするかを学びました。実際のイベントを一つ取り上げ、そのイベントのDevelopmentを行いました。
日本では、イベント・マーケティングという概念の認識があまり無いため、世界中で行われているプロモーションのケーススタディは興味深かったです。課題ではイベントとスポンサーの利害関係を考えながら、クリエイティブなアイデアを求められ、楽しく学べました。最後の課題は、実際にイベント主催者がスポンサー候補に提出するProposalで、実践的な内容が学べて非常に満足度の高い授業でした。

IBPビジネストレーニングはいかがでしたか?印象に残っている内容と感想を教えてください。

英語での面接練習はその後のインターン先の面接の際に非常に役に立ちました。日本語でさえ面接の経験が浅い中で実践的な練習を行ったことは、非常に心強かったです。

留学中に参加したサークルやアクティビティはありますか?

ブリスベンラジオ局ブロードキャスター、バイリンガル小学校ボランティア、日本クラブの運営、Trade and Investment Queensland Australiaで活動しました。


課外活動から得たものは何ですか?

日本文化のこれからのさらなる可能性を実感する良いきっかけとなりました。日本クラブ運営を手伝い始めたのは、日本が大好きで興味を持ってくれる外国人が思った以上に多く、驚き、もっと日本の魅力を伝えたいと思ったからです。
また、色々なことに挑戦したので、新しい環境にチャレンジ、そしてそのコミュニティーに適応する力、というものを身につけました。

コミュニケーション力向上のために努力したことは?

まずは、英語力が乏しい自分に対して親身に話を聞いてくれる友達を大切にし、その中でコミュニケーション力を高めることで、自信をつけてから、初対面の人にも積極的に話しかけることを心がけました。


インターンシップ先について教えてください。

スタートアップの専門学校でした。少数先鋭で、多様な人種・文化が混じり合う職場環境で、新しいことにどんどんチャレンジする姿勢がとても魅力的でした。自分のアイディアを上司に伝え、承認さえもらえばなんでもやらせてくれる職場で、毎日が新鮮に感じ、とてもワクワクした気持ちでお仕事に取り組むことができました。

そこではどんな仕事を担当しましたか?

マーケティングポジションでの採用でした。と言っても、外部的マーケティングと内部的マーケティングの両方を任せていただきました。
外部的マーケティングでは、日本人マーケットの開拓がミッションでした。多くのインターナショナル生が通う専門学校でしたが、日本人を一人も迎えたことがありませんでした。日本人市場のマーケット調査から、新たなプログラムの考案、そして留学エージェントへの営業も行っていました。また内部的マーケティングでは、実際に在学中の生徒に対する、満足度向上のためのマーケティング。私は基本的に、上司とイベントの企画・実行、そしてそのプロモーションなどにも携わっていました。

インターン中、苦労したことは?

ミッションであった、日本人生徒の獲得には苦労しました。日本の市場において、オーストラリアの専門学校は大学や語学学校に比べて需要がありません。それゆえに、留学エージェントは営業のアポイントさえ許可をいただけませんでした。その中でもミッション達成のために諦めずに最後までやり遂げることができました。
また、上司やミーティングで自分の意見を言えるまでに少し時間がかかりました。まず与えられた仕事に慣れること、環境・人に慣れること、その会社の本質を知れた上で初めて企画提案ができる。それはどこの職場でもそうだと思いますが、いかに早く順応できるかが大事であると実感しました。

日本と現地のICCオフィスの対応について、感想を聞かせてください。

レスポンスが早く、緊急の内容でも素早く対処してくれました。一人一人の質問、相談にとても丁寧に答えてくれました。サポートしてくれる方との距離が近いので、なんでも相談できて、とても助かりました。

就職活動で留学での体験はプラスになりましたか?

留学経験者は数知れないほどいるので、留学したことよりも、留学中に何をしたか、ということが重要だと実感しました。

留学、インターンシップをどのようにアピールしましたか?

インターシップで与えられたミッションを達成したことをお話しさせていただいていました。達成したことよりも、達成するまでの過程が重要視されていた気がします。

留学をふりかえり、自分自身が変わったと思うところはありますか?

世界が広がったし、自分の器も大きくなりました。人の数だけ違う考えがあり、どれも一方的に否定されるのではなく、共有されるべきもの、と考えられるようになりました。あと、待っていてもチャンスは来ない、チャンスは自分で掴むものだと、チャレンジする精神を身に付けることができました。


IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。

新しいことにチャレンジしただけ世界が広がります。IBPを通じて、自分がまだ見ぬ世界に足を踏み入れてみてください!

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