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キャリア、ビジネス、IBPがよくわかる「GLOBAL INSIGHT」
ビジネス留学情報ブログ「GLOBAL VISION」
2024年
WS
WS
出身校:津田塾大学 学芸学部 英語英文科
コース:グリフィス大学
キャリア:既卒
留学期間:2023年3月~2024年2月
インターンシップ先:グリフィスインターナショナル

自分に自信がついた!充実した1年間のビジネス留学

IBPプログラムを選んだ理由を教えてください。

交換留学と違い留学生活の最後にインターンできるところに魅力を感じたため

留学先を選択した理由を教えてください。

高校の修学旅行時にシドニーを訪れた時、自然が多くとても気に入ったため

留学の目標は何でしたか?

留学が終わっても連絡をとり続けるような友達や家族を作ること、全体的な英語力の向上

留学前はどんな準備をしましたか?

ドラマを英語字幕をつけながら何周もしてフレーズを暗記しました。『friends』が好きで、留学する直前には合計5周くらいしていたと思います。結果として海外の文化を知っていたことが友達作りのきっかけになったのでよかったです。

研修地に到着した時の街の印象はどうでしたか?

自分の住んでいる地元とは違い、自然がたくさんある印象でした。私が住んでいたのは、Commabahという地域で、家の近くにはコアラやカンガルーがいる国立公園があり、身近に動物や自然と戯れるところがたくさんありました。

学部授業では何を履修しましたか?理由も教えてください。

Sociology of youth
映画の登場人物の行動を社会学的な観点から批評するというエッセイの課題に惹かれたため

Partnership Aus, Asia Pacific
オーストラリアとアジアの関係を貿易的な関係から学ぶという内容に惹かれたため

Language and Communication For Business and Commerce
エッセイの書き方など基礎をもう一度復習できる機会だと思ったため

授業の内容、クラスの人数、国籍などわかる範囲で教えてください。

Sociology of youth
毎回テーマが違い、社会学的な観点から若者の行動を分析する
現地の生徒半分、インターナショナルな生徒半分くらいで、16人くらいの少人数の規模

Partnership Aus, Asia Pacific
オーストラリアとアジアの関係を貿易的な関係から学ぶ
現地の生徒半分、インターナショナルな生徒半分くらいで、16人くらいの規模

Language and Communication for Business and Commerce
語学学校のDEP7レベル(*)の延長線上のような授業で、引用の仕方などやエッセイの書き方など基礎的なことを学ぶ
インターナショナルの生徒で構成され、30人くらいの規模
*DEP7はグリフィス大学付属語学学校の最終レベルクラス。IBPレギュラーコース生は1学期目にこのクラスを卒業すると2学期目に学部授業に進みます

特に興味を持って取り組んだ授業とその感想を教えてください。

Sociology of youth
毎回テーマが違い、社会学的な観点から若者の行動を分析するという授業でした。毎回discussionの時間があり、テーマに関する与えられた記事を読んで、それぞれ発言するとういう課題がありました。その課題に対しては、家に課題を持ち帰って、マザーとその記事に対して事前に話し合い、原稿を作ってから授業にのぞみました。それでも、自分が用意していない質問を先生からされた時は答えるのが難しく、スピーキングの難しさを痛感したのを覚えています。時には音楽や喫煙やドラッグなどのテーマがあり、生まれも育ちも違う同世代の人たちが自国での経験をもとに様々な意見を交わしていて、日本と各国の価値観の違いに驚き、discussionを聞いているだけでもとても楽しかったです。私は日本代表として発言していました。


留学中に参加した課外活動(サークルやアクティビティ、ミートアップ等)はありますか?

日本に興味がある人が集まるサークルに定期的に顔を出していました。ゴールドコースト、ブリスベンどちらの集まりにも顔を出していました。

課外活動から得たものは何ですか?

日本に興味のあるネイティブの友達ができたことは、私の留学生活をかなり楽しくさせてくれました。彼女とは、大学主催の山奥で実施されるヨガクラスに一緒に参加したり、彼女のお誕生日会にも参加したり、一緒にカフェに行ったり、年末に彼女の家でお泊まり会をしたりしました。その中で、日本人と遊ぶときとは異なる文化の違いを感じて、毎回遊びに行ったときにはその違いを面白く感じていました。(例えば、出会ってから2回目だったにも関わらず、誕生日会に呼ばれた時には、友達として受け入れてくれているというのが日本では考えられない速さでびっくりしましたし、そこでは彼女自身の家族だけでなく、友達やその家族まで紹介してくれました。)また、私は映画やドラマが好きだったので、彼女と話している中で、日本で評価されているものが海外でどんな風にみられているのかなど本音を聞くこともできたことも興味深かったです。友達作りを成功させるには、サークルに1人で行き、自分と同じ雰囲気の子に話しかけて、好きな映画や音楽の話をすると仲良くなれる確率が高かったです。

インターンシップ先はどのように見つけましたか?

私は教育業界に興味があったので、CVとカバーレターを興味がある会社にできるだけ多く送りました。その後ほぼ全ての会社から返答が全くなかったので、直接CVとカバーレターを配りにいったこともありました。ご縁があってグリフィスインターナショナルへ私のメールが届き、返答をくれましたが、確証がなかったため、自分で電話をかけて本当に受け入れてくれるのか確かめた時はドキドキしました。

インターンシップ中の具体的業務内容を教えてください。

受け入れてくださったグリフィスインターナショナルが語学学校とも連絡を取り合ってくれて、2部署で活動できました。グリフィスインターナショナルは世界中の大学から学生を受け入れたり、逆にグリフィスの大学生を交換留学などで送り出したりして、その仲介役を担っている部署です。

<グリフィスインターナショナル>
・Microsoft Officeなどを使用し、今あるマーケットを整理し、エクセルにまとめる
・フィリピンのアグサンデルサー州立大学の代表団の訪問に参加させてもらい、会場設営などを手伝ったり、インターンとして見学させてもらう
・留学生ための説明会のプレゼンのアップデート、それぞれの留学プログラムのアンケートの作成をする
・グリフィス大学の説明会へ参加し、Global Mobilityの代表として地元の高校生にグリフィスが提供している留学プログラムの宣伝をする

<GELI(グリフィス大学付属語学学校)>
・生徒のIDカード作成、エクセルで学生ビザを保持している生徒の出席率をまとめる、受付での生徒対応、クリスマス会や卒業式の会場設営や準備など

<その他>
・社員参加必須のLGBTQ生徒への理解を深める会に参加したり、グリフィスインターナショナル全体の一年を締めくくる、ランチ会への参加

インターンシップで得たもの、苦労したこと、そこから学べたことを教えてください。

インターンシップで得たもの
・オーストラリアの柔軟な働き方を間近で見る事ができ、日本国外での将来のキャリアプランを考えるきっかけとなりました。
(私の部署では、子持ちの社員の方が多く、仕事途中に家に寄って子供を迎えに行ったり、インターナショナルな社員は、年末12月18日辺りから12月終わりまで3週間程も休暇を取り母国に帰ったり、最後の週はリーモートワークや休暇を取っている社員の方が重なって、オフィスに私しかいない日が数日あり衝撃的でした!)
・また、英語圏の著名な公立大学の中でインターンできたことで、Delegationの参加など貴重な体験を何回もさせてもらう機会があってよかったです。

苦労したこと
・私を採用してくれたマネージャーが、私のインターシップの途中で離職することになり、その際に引き継ぎがうまくいかず、どの仕事を担当するのかなどが分からない時期がありました。何日間か仕事がない期間があり、戸惑うこともありましたが、マネージャーの代わりにチームに入ったディレクターに直接連絡を取って仕事をもらいに行くなど、積極的に行動することが大切だと実感しました。

インターンシップ企業の職場環境(他従業員について等)を教えてください。

私を受け入れてくれたオーストラリア人のマネージャーの方、社員としてオーストラリア人が3人、韓国人一人、中国人一人、インド人一人でチームが構成されていました。実際に直接仕事を教わったのは、この半数の方からで、あとはネイサンキャンパスからリモートで仕事を教えてくれました。特に私にエクセルの仕事を直接教えてくれた中国人の方が私と同じ世代で、マネージャーからたくさんの仕事を任されていて、とてもかっこよく、刺激を受けました。


日本と現地のICCオフィスの対応について、感想を聞かせてください。

Minaさん‥
コロナ禍で留学していた時、現地で少し私が病んでしまった時も、何度も話を聞いてくださってありがとうございました。

Azusaさん‥
前回の留学においても、今回の留学においても、悩んでいるときにじっくり話を聞いてくれてありがとうございました。いつも話すと元気をもらえてとてもためになるアドバイスをくれてありがとうございました。

お二人のおかげでメンタル面においても安定した留学生活を送ることができました。本当にありがとうございました。

これからのキャリアにIBPの経験がどうプラスになりましたか?/なりそうですか?また、就職活動ではインターンシップや課外活動などをどのようにアピールしましたか?/できそうですか?

インターンをした際に、ディレクターから推薦状をもらい、それを就職活動中にも活用しました。そのおかげで、経験必須の条件の会社においても面接まで漕ぎ着けることができました。インターンをする際に推薦状目当てとは言いませんが、それを目標に自分から積極的に動くことも大事です。

留学をふりかえり、ご自身にどのような変化がありましたか?成長したと思うところがあれば、その理由も教えてください。

留学前は自分に自信がありませんでした。自分は内向的で新しい人間関係を構築するのが苦手なんだと思い込んでいました。しかし、留学したことで日本では見えなかった自分の新しい一面を知ることができました。
私は1年間、ホストマザーのいる家にホームステイをしていました。他の留学生1人と合計3名で暮らしていたのですが、夕飯を一緒に食べる時など、当初かなり静かな雰囲気でした。どうにか食卓を盛り上げたいとマザーの話をよく聞いて、質問を投げかけたり、自分から話題を提供したりと努力しました。その結果、留学が終わる頃には、マザーからの信頼を得て、悩んでいることを私に相談してくれたり、『あなたは話をよく聞いてくれてコミュニケーションが上手く、engagingな性格で本当に助かった』と言われたり、1年間で彼女と本当に良い関係性を構築できたことが自分の自信に繋がっています。留学に行かなければ、新しい人間関係を構築することにワクワクできるようになった今の自分には出会えなかったと思います。

留学中、一番の出会いは何ですか?

ホストマザーとの出会いです。今でも、彼女に初めて会った時のことを鮮明に覚えています。留学当初、心理的に疲れ切っているときでしたが、優しそうな風貌で、笑顔が素敵で、この人となら仲良くなれると確信したことを覚えています。かなり緊張していた私に、質問をたくさんしてくれたり、オーストラリアについてや彼女自身のことについても話してくれたり、週末にはいろんなところに連れていってくれたりして、おおらかに私を受け入れてくれました。そのこともあって、さらに彼女と仲良くなりたいという気持ちが強くなり、自分をさらけ出せたのだと思います。最終日の前日にステイ先のみんなでタイ料理屋さんに行った時に、思わず寂しさのあまり私自身が号泣してしまったのですが、他の2人も泣いてくれて、最後に本当の家族のようになれたと感じられて心から嬉しかったです。暇さえあれば、家のリビングルームに座って、他愛もない話を3人でしていたことが本当に恋しいです。特に、マザーは話をするのが上手いうえに最後にはオチもついていて、(ユーモアがあり、bubblyで、Walking encyclopediaみたいな人!)彼女の話を聞くとすぐに時間が過ぎるし、癖のない綺麗な英語でオーストラリアならではの慣用句なども知識として教えてくれて、とても勉強になりました。今後も定期的に連絡を取って関係をさらに深めていきたいと思います。

留学中、苦労したことは何ですか?

宗教や障害の捉え方の違いです。日本では、宗教や障害は本人の性格の一部と捉えられ、否定的にみられがちですが、オーストラリアではそれを分けて考えるというスタイルで、それが社会全体でも普通のことだと捉えられていました。このような日本とオーストラリアの価値観の違いをすんなり受け入れることに少し時間がかかってしまったと思います。
またインターンの会社探しは、もっと余裕を持って進めるべきだったと今では思います。もう少し早くにアクションを起こしてインターン探しが開始できていれば、そこまで時間に追い詰められることは少なかったかもと思います。

今後の目標、ビジョンなどを教えてください。

英検一級の取得と30歳までにもう一度ワーホリにいきたいと思っているので、そのためにお金を貯めることです。

IBP留学を希望している人に向けて、アドバイスをお願いします。

日本に住んでいれば見えない世界がオーストラリアに行くと広がり、IBP留学をすれば自分の人生にプラスになること間違いなしです!ぜひ一歩勇気を出して留学してみてください。

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