専門知識をベースに英語力をつけ、世界で通用する力を身に付ける
食の世界でもっと必要とされる人材になれるのでは、と思い留学を決意
1学期目終了時のパーティーで、お世話になった先生と同級生と
2学期目の授業(Intercultural Communication)のグループワークのメンバーとみんなで打ち合わせした後の1枚。
友達とワイナリーへ遠足ぶどうを自分たちの足で踏みました。もちろん試飲も。
ホストシスターの誕生日パーティーカラオケでアバのダンシングクイーンをリクエストして歌いましたが、音程はずしまくりでした(笑)
冬期休暇にIBPの友達とコスタリカ、ニカラグアへ コスタリカのビーチリゾート、タマリンドでの1枚。
インターン先でお仕事中。同僚の言っていることが分からなかったり、自分の言いたい事が伝わらず、コミュニケーションに苦労しました。
インターン先でお仕事中(其の弐)。
インターン終了時の記念の1枚インターン(3人)の写真をプリントしたケーキを用意してくれました。
IBP卒業パーティーでお世話になった先生と
帰国の際のパーティー友達とホストファミリーと一緒に自宅でお別れパーティーをしました。
留学を志したきっかけや理由を教えてください。
留学を意識し始めたのは「海外に住みたい」という思いからでした。仕事は食品メーカーに6年間勤めていましたが、この先のキャリアをどうしていこうかと模索していました。海外に行って文化の違いを肌で感じてこよう、今まで身に付けた専門知識に、英語力が加われば、食の世界でもっと必要とされる人材になれるのではないかと思い、留学を決意しました。 といっても、会社を退職していくわけですから、帰国後仕事がなかったらどうしようという不安はありました。半年ほど悩んだすえ、「迷うだけで行動しなければ何もわからない。得るものは絶対大きいはず」という留学体験者の声に背中を押されて決意しました。
IBPを選んだ理由を教えてください。
IBPへの参加を決めたのは、インターンシップが魅力的だったからです。英語力にはあまり自信がなかったので、最初の3か月間の英語の集中授業や、最低限必要なビジネスマナーの授業など、準備期間があることも決め手でした。十分に準備をした上でインターンシップに参加できるプログラムがいいと思いました。
留学先にはどんな方たちがいましたか。その方々とどんなコミュニケーションを取っていきましたか。
参加者は若い学生が多く、最初はその輪に入っていけませんでした。でも、アメリカの人たちは、もう年だからとか、他人がどう思うかなどはあまり気にしません。常に積極的、そんな印象でした。そういう環境にいることで、自分もいつの間にか人目を気にせず行動したり、素直に自分の思ったことが言えるようになったりしました。これは、私の中では一番大きな変化だったかもしれません。 平日は、授業が終わると友だちと図書館で勉強しました。休日には、カヌーやスノーボード、長期休暇には、カナダや中米などにも旅行へ友人といきました。
学部ではどんなことを学びましたか?
学部の授業では、ライティング、異文化コミュニケーション、栄養学を学びました。栄養学では、アメリカの品実表示などが日本と異なっており興味を持ちました。日本の会社で学んだ知識があったからこそ、日本との違いがわかり、新鮮に楽しむことができました。 必修授業では、ビジネスマナー、マーケティング、プレゼンテーション法など、インターンシップで必要となるビジネスの基礎を学びました。
インターンシップ先ではどんな仕事に就きましたか。
インターンシップ先は、過去にもIBPを受け入れたことがある食品関係の仕事に決まりました。そこでは、日本の食品メーカーや生産者と米国企業とのビジネスマッチングのサポートをしたり、輸出入に関わるマーケット調査をしたりなどを担当しました。日本での仕事と同じ食品関係の仕事でしたので、これまでの経験が役だちました。外から日本市場を見ることができることも新鮮でした。一方、海外の企業とビジネスをしてくためには、英語力だけでも、専門知識だけでもダメで、互いに信頼関係を築き、コミュニケーションを取ることが大切だと気付かされました。
日本に帰ってきてどんな仕事に就きましたか。また、今後の目標を教えてください。
帰国後、就職活動をし、幸いにも食品関連企業に就職が決まりました。原料の調達、新製品の開発、コスト管理や工場管理などに関わっています。 今の目標は、専門技術+英語力を磨いて、食品関係の仕事で海外でも働けるようになることです。英語力はある程度磨くことはできたので、これからは国内で、さらに専門技術を身に付けて、海外で働くという次のステップに向けてがんばりたいです。
これから留学する方へのアドバイスをお願いいたします。
留学にはワーキングホリデーなどの選択肢もありますが、英語に自信がなければ準備期間があった方がいいでしょう。いきなりインターンシップではなく、英語やビジネス基礎などを学べるIBPはそうした意味で私には合っていました。自分に合った留学の形を選んでいくのが良いのではないでしょうか。
*体験談の内容は寄稿時の情報です。