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キャリア、ビジネス、IBPがよくわかる「GLOBAL INSIGHT」
ビジネス留学情報ブログ「GLOBAL VISION」
2009年
吉野 洋子
YOKO YOSHINO
出身校:京都外国語大学
コース:ベルビューカレッジ
キャリア:大学生
留学期間:2008年4月〜2009年3月
インターン先:Seattle Convention Center(観光局)
1987年生まれ、宮崎県出身。京都外国語大学2年を修了した時点で休学し、IBPベルビューカレッジへ留学。 インターンシップはシアトル観光局で行った。帰国後は大学へ復学し、卒業後は外資系航空会社のCAとして勤務している。

インターン先での電話応対に苦労したおかげでリスニング力が格段にアップ

留学したことで、ホスピタリティ業界に進む道が決まった

シアトルマリナーズの記者会見室で

夏休みに訪れたNYで

ホストファミリーとホストブラザーの野球の応援

放課後、クラスメイトとカフェへ

アメリカ人とインドネシア人のシェアメイト)

IBP参加の動機を教えて下さい。

大学に入学した時から、在学中に留学することを目標にしていました。1回生の頃から、さまざまな留学エージェントに足を運んで話を聞いた結果、ビジネスを勉強しつつ、現地の生徒とともに学部の授業を受講できるうえ、インターンシップを体験して実践的なビジネススキルを学べるIBPプログラムを選びました。

BCコースを選択した理由は?

他の大学のプログラムと比べて、興味のある科目が多かったこと、少人数制の授業の雰囲気などが私にぴったりだと感じたからです。日本で大学を決めた際にも、少人数制でさまざまな背景の人たちと授業が受けられることを重視していたので、BCは日本で在籍していた大学と雰囲気が似ていました。

日本の大学とはどんな違いを感じましたか?

とーっても苦労した「International Business」という週2回の授業です。毎回、分厚い本の異なる章を30~40ページ程度読んでいくのが課題で、授業ではその内容についてディスカッションをしました。本の内容を確実に把握していないとディスカッションに付いていけず、毎回提出のレポートも書けなかったため、毎日必死に本を読みました。授業中は、スピーキング力、リスニング力不足から、うまく議論に入っていけず、とっても苦しい思いをしました。しかし、この授業のおかげで、自分の意見を相手に伝える度胸がついたと思います。

留学中、心がけていたことは?

人とのかかわりを大切にしました。ホームステイ先では、10歳のホストブラザーと時間が許す限りたくさん遊び、シェアハウスに住んだ時期には、シェアメイトの韓国人、アメリカ人、インドネシア人と一緒にドラマを見るなど、1人でいる時間をなるべく少なくして、人と関わるようにしました。当初は、IBP生に日本人がいるので英語の上達に支障をきたすのではないかと不安でしたが、日本人同士でも英語で話すなど、同期生はとても意識が高くお互いに高め合える存在だったため、授業のことなどで気持ちが落ち込んだ時はカフェや散歩に一緒に出かけ、また前向きになれました。

休暇などはどのように過ごしましたか?

年末に、半月かけてシアトルから電車とバスでアメリカを縦断し、新年をタイムズスクエアで迎えました。バックパッカーとして町を歩き回り、ホステルに泊まりながら旅をしましたが、アメリカは州によって人や町の雰囲気の違うことを知り、アメリカの大きさを実感しました。初めて経験する寒さの中で励まし合って9時間も耐え、タイムズスクエアで2009年のカウントダウンをしたことは、本当に心に残る思い出です!

インターンシップについて教えてください。

インターン先はSeattle Convention Center (観光局)です。シアトルに来た世界各国からの旅行客に観光案内をするのが主な仕事で、具体的には、窓口での観光客への観光情報の提供、ホテルの手配、レストラン情報の提供や予約などのコンシェルジュサービス、e-mailでの質問や観光情報の要請に対する返信、電話応対、パンフレットの補充などでした。

インターン体験で得たものは?

困難な事にも諦めずに挑戦する力です。仕事内容で一番苦労したのが、世界各国の旅行客への電話応対でした。特にニューヨーカーの英語はとても早くて全く聞きとれず、電話応対を任された初日には、6回連続で相手に電話を切られてしまいました。しかし、上司がとても寛大で「電話応対をさせてほしい」と頼んだところ、何度も何度も挑戦させてくれ、3カ月後には1日全ての電話を応対できるようになりました。毎日かなり集中して英語を聞き、上司と一緒に毎朝留守番電話をチェックして聞き取りにくい英語を教えてもらったことで、リスニング力が格段に上がりました。

インターン以外に、ボランティアなどは体験されましたか?

インターンをする前に、Seattle Convention Centerでボランティアとして働きました。ボランティアをする際に面接を受けたのですが、授業で面接や英文履歴書を各練習をたくさんしていたので、それがとても役立ちました。

IBPの体験は、吉野さんの価値観やキャリア形成にどのように影響しましたか?

留学をしたことで、就職志望業界が定まりました。インターンシップ先で毎日100人前後のさまざまな国籍の観光客と接し、役立つ情報を提供して感謝されたことで、人を喜ばせることが自分の大きな喜びだと確信しました。また上司のホスピタリティの高さに感動し、自らも接客のプロになりたいと思い、接客業を志望するに至りました。

今後の展望や将来の夢を教えてください。

幼い頃からの夢だった客室乗務員になり、いよいよ仕事がスタートします。人とのかかわりを大切にし、自分に正直でいることと常に学ぶ姿勢を忘れずに、いっぱい苦労して、できることを増やしていきたいと思います! そして、テレビでしか見たことのないような国や世界遺産などに行って、さまざまな人と出会ってみたいです。

IBPのみんなでバーベキュー

ICCのサポートについて感想をお願いします。

日本オフィスのカウンセラーの方は、私の状況を考えて一番親身に話しを聴いてくれました。他の留学エージェントのように相談後にしつこく電話をしてこない点に魅かれました(笑)。帰国後もずっと連絡を取り続けたい存在です。現地でも、行き詰った時には必ずICCオフィスに通っていたくらい、とても頼りにしていました。現地での生活も充実できて、元気でいられたのは現地スタッフの方々のサポートのおかげだと感謝しています。

IBP参加希望者へのメッセージ、アドバイスをお願いします。

IBPは、自分と真剣に向き合って成長したい人には最適なプログラムだと思います。実際にIBP生はとても個性が強く、お互いに違う分野で努力しているのは大きな刺激でした。それぞれ目標や夢はあると思いますが、留学で真剣に努力したい人や、困難も逃げ出さずにぶつかっていきたい人、目標の自分像がある人にはオススメできるプログラムだと思います。頑張ってください!

*体験談の内容は寄稿時の情報です。

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