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キャリア、ビジネス、IBPがよくわかる「GLOBAL INSIGHT」
ビジネス留学情報ブログ「GLOBAL VISION」
2013年
田中 雄一郎
YUICHIRO TANAKA
コース:ベルビューカレッジ
キャリア:社会人
留学期間:2012年9月〜2013年8月
インターン先:Sekai_Creator(教育系NPO団体)
1987年生まれ。千葉県出身。社会人経験後ベルビューカレッジへ1年間留学。 インターンシップでは、Sekai_Creatorにて業務を行う。本年9月より現地で就職支援のインターンを開始予定

IBPで自分と向き合い、国際舞台で戦う自信がつきました。

現地に残り、キャリア育成を学び続ける。

インターンの上司の家でディナー

IBP同期と2泊3日のスノボー旅行

全身タイツでハロウィン

人一倍勉強しました

ハロウィンが待ちきれず….

セカイクリエイター同期と打ち上げ

IBPを選んだ理由を教えてください。

海外勤務希望の話を友人としていたら、彼がIBPの経験者だったので、詳しく話を聞いたのがきっかけでした。現地の大学の授業とインターンシップがセットになっていること、1年間という期間が仕事の感覚を失わないためにも最適だったことから、IBPを選びました。

応募するにあたり、どんな勉強をされましたか?

銀行での業務が忙しく、また退職したのが出発の1週間前でほとんど何も勉強できませんでした。強いて言えば、普段から膨大な量の本を読んでいたため、ビジネスの基礎知識や勉強する姿勢などはある程度身につけた状態で渡米しました。

滞在形態はホームステイとシェアハウス、どちらでしたか?

3ヶ月ベルビューカレッジのESLの先生のもとでホームステイをした後、シェアハウスに移りました。ホームステイでは晩ご飯の時に様々なトピックについてディスカッションできて良い経験になりました。シェアハウスになると自分から積極的に話しかけないと英語を使う機会が少なくなるということに気づかされました。

大学の授業はいかがでしたか?

Public Speakingという授業では留学生が私のみで、ディスカッションの際にはとても苦労しましたが、授業はインターラクティブでとても面白かったです。特にYou tubeなどを積極的に教材として利用していることには驚きました。英語というハンデがあるなかで、自身がどういう役割を担えるか考えさせられたこと、ハンデがあっても主導権を握れることがあると分かったことは収穫でした。

授業内容を詳しく教えてください。

Public Speakingでは、アメリカ人30人程度、留学生が私のみでした。You tubeで有名なスピーチについてディスカッションをし、スピーチの組み立て方から伝える方法を学び、実際スピーチをすという緊張感溢れる授業でしたが、アメリカの授業の面白さを体験することができました。 アントレプレナーシップでは、起業するために必要な知識を学び、自分のビジネスプランを考えてクラスで発表します。30歳から40歳くらいの人が多く、実際に受講後に起業する人や既に起業している人もおり、非常に熱気溢れる授業でした。

インターンシップの仕事内容を教えてください。

セカイクリエイターという起業家的リーダーシップを育成する教育系NPOで、夏季休暇期間中にインターンシップを行ったので、通常業務と違い、プログラムの改訂や起業家とのネットワーク作りを中心に行いました。

このインターンシップを選んだ理由は?

インターンシップを行う前に、第3回セカイクリエイターに生徒として参加した時にとても良いプログラムだと思いました。その中で、自分は将来、キャリア育成を主とする企画・運営などに携わりたいという思いが芽生え、それに必要なことを今度は運営側の立場で実践したいと思い、この企業を選びました。

社会人として扱われることに学生との違いを感じましたか?

特にありませんが、ある種社会人としてのプライドみたいなものは自分で持っていました。仕事に対しプロフェッショナルであること、全力で取り組むことなどは、自身で律するようにしていました。

インターンシップ前後で変化したと感じることはありますか?

インターン先では常にプログラムについて議論していたので、論理的思考と言う得意でなかった部分を伸ばすことができました。また、行動力が増し、恐れずに現地の人にアポを取った経験は、後々自身で立ち上げたウェブサイトでのインタビューに役立たせることができました。

今は何をされていらっしゃるのですか?

午前中に毎日授業を3つ、午後に週3回インターンシップを基本に、その他Story of My Lifeのインタビュー、日米協会の業務(Annual Dinner、Japan Students Groupのプログラム運営)、勉強会への参加、地元フリーペーパー2紙(Soy Source、Lighthouse)へ毎月特集を寄稿、メンタープログラムの開発。全てのことをやりつつ、成績でオールAを目指しています。

授業とインターンシップ以外の課外活動(ボランティアなど)はされましたか?

セカイクリエイターの課外授業などにも参加しましたが、何人かの友人とともに、Story of My Life(http://story-of-mylife.com/)というインタビューウェブサイトを立ち上げ、夢や目標に向かって働く人々にインタビューを行い、「人それぞれ、その人らしい生き方がある」というメッセージを伝えて、1人1人が輝けるフィールドを見つける手助けをする活動を行ってきました。

IBP終了後BCに残る決心をしたそうですがどうしてですか?

もともと3年くらい米国に滞在し、英語を使用して仕事の経験を積みたいと思っていました。また、自身が始めたStory of My Lifeを放り出して日本へ帰国は出来ないという責任のようなものも感じていたのも主な理由です。

IBPの経験がどのように役に立ったと思いますか?

自分の将来的なキャリアを考えるために必要な重要な期間になりました。大学の授業、インターン、その他活動を通じて、自分とは何者なのか、真剣に向き合うことができたと思っています。また、国際舞台で戦っていけるという自信も少しだけついた気がします。

現地に残るために苦労されたことはありましたか?

IBPプログラム中に取得したクレジットを移行して正規生としてBCに残ることに決めましたが、プログラム終了後、秋クウォーターを履修せずにビザの取り直しで一時帰国したため、もう1クウォーターBCに残らなくてはOPTが取得できないことが後々判明しました。(OPTは3期連続してBCでクラスを取っていることが条件)プログラム終了後にOPTで残ることを考える方は、IBP終了後速やかに正規生へと移行する手続きを取ってください。OPT取得までの時間を短縮できます。

ICCのサポートはどうでしたか?(日本・シアトル)

特にシアトルオフィスの方には、IBPプログラム終了後もJapan Student Groupのイベント開催の際や、就職セミナーの告知など様々な面でお世話になっております。お話をしっかりと聞いてくださる方がいらっしゃるという方がいるだけで、留学生に取っては有り難い存在だと思います。積極的にオフィスに足を運んでみてください!

セカイクリエイターの発表風景

現地就職を決意した理由を教えてください。

将来的にキャリア育成に携わる教育プログラムに関わりたいと思っていたので、キャリアカウンセラーとして学生の方々のキャリアに関する相談に乗れることと、企業の採用活動に従事することができること、自身の成果が会社の成長に寄与でき、働きがいのある場所だから、ということが理由です。また、英語をもっと高いレベルで使いこなせるようになりたいと思ったのもあります。

IBP参加を考えている人へのメッセージをお願いします。

IBPプログラムは自分が成長出来る機会を与えてくれます。しかし、成長できるかどうか、充実した留学生活を送れるかどうかは全て自分自身の責任です。例えば、「就職活動に有利になるから」といった曖昧な理由で参加するのではなく、本気で自分に向き合い、本気で成長したいという情熱を持った野心的な方のご参加をOBとして心よりお待ちしています!

*体験談の内容は寄稿時の情報です。

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