大学を休学してIBPに参加。就活を考えるうえで、インターン体験は非常に良い経験でした
ロンドンではミュージカルをよく観ました
湖水地方に旅行に行った時のもの
イギリスと言えば、のアフタヌーンティ
寮での私の部屋
寮からすぐ近くの公園で
留学したいと考えたのはいつ頃から?
小学生の時に、父の仕事でブラジルに住んでいたため、帰国後は帰国子女が主に通う中学校・高校に通いました。そのとき、周りは英語がネイティブ並に使える友人がほとんどで「英語は使えて当たり前なんだ」という意識を自然と持つようになりました。また、中学・高校の時に短期留学を経験し、異国の文化に触れるおもしろさを再確認したと同時に、短期では満足に英語が伸びないとも思いました。そんな経験から、大学に入ったら絶対に最低1年は留学しようと決めていました。
大学を休学して、留学しようと思った理由は?
日本での私の専攻は心理学で、実験などが卒業単位になりますので、単位交換だけではカバーできず、1年間授業を受けられないとなると休学しか選択肢はありませんでした。しかし、日本の大学生活としても4年間存分に満喫したいと思っていたので、休学することには何の抵抗もありませんでした。留学をするなら語学を勉強するだけでなく、いろいろなことにチャレンジしたいと思っていましたので、IBPは大学の学部授業やインターンまで経験できるとあって、私にとって非常に魅力的なプログラムだったと言えます。
ウエストミンスター大の科目の中で、特に面白かった授業は?
「Art & Society」。留学生向けの授業で、ロンドンのいろいろな美術館や博物館をめぐる授業です。授業の前半では、美術や芸術の背景や歴史などの講義を受け、後半は、全員で美術館や教会など、その日のテーマとなる場所に出向きます。授業を受け持ってくださる先生が非常に知識豊富な方で、一緒に美術館などを回って解説してくださり、一人で行くのとはまた違った発見があっておもしろかったです。
英語力アップのために努力したことは?
努力というほどのことではないですが、部屋にいるときはなるべくラジオをつけるようにし、ナチュラルなスピードの英語に耳が慣れるように意識していました。また、小説や雑誌など、娯楽としても英語を読むように心がけていました。
留学中、勉強以外に熱中していたことはありますか?
ミュージカル観劇です。ロンドンにはいくつもシアターがあり、常にたくさんの演目が上演されています。気が向くと、歩いて劇場に行けるので、たくさん観ました。
インターン先について、教えてください。
Decleor-Shiseido UK Ltd.という、パリのDecleorと日本のShiseidoの化粧品をイギリスで販売・展開している会社です。私は、そのイギリス本社のHRに属していたので、デパートのカウンターで働いているイギリス全土の美容部員との電話連絡や、売り上げ表の作成・郵送やプレゼン準備のお手伝いなどをしました。
インターン体験で得たものはどんなことでしたか?
英語での電話応対が怖くなくなったことです。はじめは電話の度に、自分の言わなくてはならない内容をメモに書いてから電話をかけたりするなど、非常に緊張していたのですが、だんだん電話に慣れることができて、「とりあえずかけよう!」と思える度胸、何度も聞き返せる度胸がつきました。また、イギリス人の働き方や紅茶を飲む頻度を生で経験できて、非常に興味深かったです。
ロンドン塔にて
就職活動はどのように行う予定ですか?
帰国後に3年生に復学だったので、私は留学が就職活動に影響することはありませんでした。就職活動はこれから始まるのですが、TOEICの点数が非常に伸びたので、少しは役に立つのではないかと思っています。また、インターンを通して「働く」ということについてのイメージが私の中で固まってきたので、就活を考えるうえではIBPが非常に良い経験になったと思っています。
今後のお仕事の展望や夢を教えてください。
まだ漠然とですが、将来は、海外を身近に感じながら生活できればいいなぁと思っています。
IBP参加希望者に向けて、アドバイスをお願いします。
1年間は本当にあっという間なので、興味のあることややりたいことにはぜひ最初から全力投球してください。
*体験談の内容は寄稿時の情報です。