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キャリア、ビジネス、IBPがよくわかる「GLOBAL INSIGHT」
ビジネス留学情報ブログ「GLOBAL VISION」
2009年
原田 祐志
YUSHI HARADA
出身校:宇都宮大学大学院
コース:ベルビューカレッジ
キャリア:大学院生
留学期間:2008年4月〜2009年3月
インターン先:Pacific Software Publishing Inc.(ソフトウェア開発)
1984年生まれ、群馬県出身。宇都宮大学大学院2年時に、休学してベルビューカレッジへ留学。留学中から就職活動に力を入れ、ボストンキャリアフォーラムで複数の会社から内定を獲得。帰国後は復学し、来春から富士ゼロックスの研究開発部門に就職予定。

ボストンキャリアフォーラムで複数の内定を獲得。自己分析と企業研究をしっかりやることが大切です

自分が活躍できるフィールドが大きく広がった!

地元のバスケットボールチーム仲間のAWとの一枚です

同じくバスケットボールチームのチームメイトと

IBPの友達とシアトルの友達と、モンタナのGLACER NATIONAL PARKへ行きました

シアトルの射撃場で初めて銃を撃った時

シアトルのソフトウェア会社で働いている友達と、Northbandにある山を登りました

ホストファミリーと韓国人のホストメイトのBoram

IBP38期のみんなとIBPの先生たちと卒業式に撮った一枚

電車でアメリカ横断をしていたときに、マクドナルドの発祥地のシカゴで

IBP参加のきっかけを教えて下さい。

語学だけでなく、将来に役立つスキルとして、情報工学や経営学について学べる留学プログラムだったことが参加を決めたきっかけです。

IBP留学で達成しようと決めていた目的はありましたか?

留学前に「TOEICで900点を取ること」「友達を100人つくること」「生きて帰ってくること」という3つの目標を立てました。これらの中でTOEICの目標を達成できなかったのですが、勉強の仕方をしっかりと学べたので、残りの1年間の学生生活の間にこの目標を達成します。留学中は、積極的にイベントなどに参加して交友関係を広げていきました。今では、アメリカ、ブラジル、ペルー、韓国、スペイン、スイス、フランスなど、世界各国に友達ができました。それと、目標ではないのですが、常に新しいことや自分のやってみたいことには積極的にチャレンジするようにしていました。これを心がけることで、留学中に得たことが増えたと思っています。

日本の大学院での専攻は?

大学院では、情報工学を専攻しています。情報工学といっても非常に分野が広く、特に私が学んでいることは、病院などにある人の断面像を撮影するためのMRIというものを研究しています。他にも、ネットワークのことやデータベースについても大学で学んでいます。

留学して、日本の大学との違いを感じたのはどんなことでしたか?

大学の講義スタイルに大きな違いを感じました。日本の大学では、ほとんどの講義において、先生が話したことを学生が聴くだけの受動的なものでしたが、留学先の大学では、先生と学生でよく議論を交わすことが多く、学生からの質問が多かったです。決して、ただ講義を聴いているだけではありませんでした。また、授業の度に出される課題の量も日本の大学に比べると多かったと思います。予習、復習がとても大切であり、授業で英語を聴き取ることに集中しているので、予習をしておかないと授業についていくのが厳しかったです。

特に興味を持った授業はありましたか?

「プロジェクトマネージメント」というクラスが一番印象に残っています。週に1回、約2時間程度の授業なのですが、現地の航空会社で働いている現役のプロジェクトマネージャーが先生をしていました。受講している学生は、マイクロソフトやAT&T、病院、建築会社など、地元企業で活躍している20代から40代くらいまでの社会人が多かったです。チームでひとつのプロジェクトを考え、プレゼンテーションをするグループワークがあり、学生の私にとっては、現役で働いている社会人のクラスメイトから学ぶことが多く、とてもいい刺激になりました。

留学中、勉強以外に熱中していたことはありますか?

週1回、地元のバスケットボールチームでバスケをしていました。地元の学生や社会人の約20名のチームでしたが、日本人は自分一人だけだったので、ここで英語力がだいぶ上達しました。また、週末や長期の休みには車や電車で旅行をしていました。年末に電車とバスを使って、サンフランシスコ、ソルトレイク、デンバー、シカゴ、ワシントンDCを経由して、シアトルからニューヨークまで横断しました。約20日間、総移動距離7800kmを経て、たくさんの新しい出会いやそれぞれの街を見て回り、アメリカという国をより深く知ることができました。社会人になってからではなかなかできないことであり、旅の途中で得た思い出は一生の宝物だと感じています。特に、Happy New Yearをニューヨークのタイムズスクェアで迎えたときは本当に最高でした。凍え死にそうな中、約9時間耐えたあの思い出は決して忘れられません。

留学前と後で、TOEICやTOEFLなどのスコアはどれくらい伸びましたか?

留学前に受けたTOEICのスコアは380点でしたが、最終的には800点を突破することができました。留学当初は、全く相手の言っていることが聞き取れなかったのですが、そこで落ち込むのではなくて、積極的に聞き返すようにして、日本人の友達と話すときでも英語で話していました。また、時間の空いたときはラジオを聴いてリスニングの練習をしました。目標だった900点には届かなかったのですが、どのように勉強すればよいのかわかったので、大学にいる間に900点を超えるつもりです。

どんな会社でインターンを体験しましたか?

Pacific Software Publishing Inc.というソフトウェア開発やインターネットホスティングの会社です。大学の専門が情報工学だったので、この会社の中では研究開発部門に所属しました。私が担当したのは、テストサーバーの作成、テストケースの作成、Webの翻訳、ブログやメールサーバーなどのプログラムの修正です。だいたいの仕事は日本人の社員と組むものでしたので、仕事中は日本語を使うことが多かったです。Webの翻訳などはアメリカ人の仲間と組んでいたので、その時は英語を使うことになります。英語を常に使っていたいときは、それを社員の方たちに伝えて、英語でコミュニケーションを取っていました。日本人社員の方はみんな英語が堪能で、学ぶことが多かったです。

インターン体験で得たものはどんなことでしたか?

システムエンジニアとして働くスタイルや働く姿勢を学べました。また、ネットワークやデータベースなどについての専門的なスキルも得ることができました。やることがないときに、何をしたらいいのか悩んだこともありましたが、スーパーバイザーから「インターンは勉強ではなく働く場所なので、自分から仕事をみつけるために、スーパーバイザーや同僚に聞くようにするべきだ」と教えていただきました。これは当たり前のことだったのですが、最初はそれがなかなかできませんでした。ここで得た知識や経験は、これからも活かしていけると感じています。

留学中にボストンキャリアフォーラムに参加されたそうですね。

ボストンキャリアフォーラムでは、通信業界やITコンサルティング業界などの3社から内定を頂くことができました。フォーラム参加の1ヶ月前には、自己分析やエントリーシートの作成などを始めていました。また、Webやmixiのコミュニティなどを使って、過去のフォーラムの情報などを参考にしていました。当日は、たくさんの企業が参加しており、事前に面接の予約を入れておいた企業で面接を受け、セミナーにも参加。面接を受けた企業は合計8社で、そのうち3社から内定を頂き、2社からは日本帰国後に最終面接をすることになりました。3日間の開催期間中に、世界中の留学生とお互いの情報を交換でき、友達もここで増えました。帰国後の就職活動にも、面接の対策やここで得た経験を活かすことができました。就職活動をする方には、チャンスがあればぜひボストンキャリアフォーラムに参加することをオススメします。

ボストンキャリアフォーラムで内定を獲得する秘訣をおしえてください。

内定を獲得するための秘訣なんてあったら教えてほしいです(笑)。ですが、しっかりと自己分析と企業研究をして、緊張しても自分の伝えたいことをちゃんと相手に伝えることができれば、きっといい結果が得られるのではないでしょうか。縁があれば内定は頂けると思います。企業の方が「日本の大学生に比べ、留学生は企業研究ができてない」と言っていました。なので、企業研究をしっかりやることが必要だと思います。私は、最初の面接では緊張して全く言いたいことが言えず、悔しい思いをしました。ですが、この失敗があったからこそ、次のときにはそれを改善することができました。失敗しても、その失敗を活かして次につなげていくことが、ボストンキャリアフォーラムでは大切だと思います。落ち込んでいる暇なんてありません。ものすごい数の企業が世界中からきているのですから、チャンスはいっぱい転がっています。

帰国後はどのように就職活動しましたか?

主にリクナビや大学の就職活動センターを利用しました。3月に帰国したので、帰国前からインターネットで面接やセミナーの予約を事前に入れておき、帰国した次の日から面接を受け始めていました。多くの企業のセミナーは2月までに終わってしまうので、就職活動をする予定の学生は早めに帰国するか、留学前に事前にセミナーなどに参加しておくことが必要です。私は留学前にセミナーに参加しておき、ボストンキャリアフォーラムでも興味のある業界のセミナーなどには参加しておきました。

内定が出た会社に決めた理由は?

富士ゼロックスの研究開発部門に配属される予定です。一番の決め手は、面接での社員の方の印象です。それと、面接では私の素を出して、それで内定を頂いたので、働き出してからも頑張れると思ったからです。海外勤務の可能性や給与の面でも非常によかったので、こちらに決めました。

IBPの体験は、原田さんの価値観やキャリア形成にどのように影響しましたか?

今まで以上に、仕事を通して、日本だけでなく世界中のためになることをやっていきたいと思うようになりました。そして、現地の学生から刺激を受けたことがきっかけで、もっといろいろなことを学びたいという気持ちを強く持ちました。自分が活躍できるフィールドが、大きく広がったことが一番の影響ではないかと思います。海外にたくさんの友達もできたので、これからは、その友達たちに会うために旅行するのが楽しみです。

IBP38期のみんなで、ファーストクォーターの終わりにパーティーをしました

今後の展望や将来の夢を教えてください。

内定を頂いた会社で、世界中の人々の生活を豊かにしていけるような日本発の素晴らしい商品を開発していきたいと考えています。開発するものは具体的に何かとは言えませんが、世界に影響を与える技術者になってみせます。そして、もっといろいろな場所を飛び回って、世界遺産などを旅してみたいと思っています。もし、機会があればヨーロッパ方面へ留学もしてみたいですね。

IBP参加希望者へのメッセージ、アドバイスをお願いします。

IBPはとてもよい留学プログラムですが、自分なりの目標を持って1年間留学をすることでより成長していくことができると思いますので、何か目標を持ってIBPという貴重な留学経験を体験してみてください。その経験はきっとこれからの人生に大きな影響を与えてくれると思います。

*体験談の内容は寄稿時の情報です。

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