9月27日、カナダ永住者でもある、現地アドバイザーの吉本和世氏がお話をしてくれたシリーズ③です。
今回は、カナダは異文化を体験し、学ぶには最適であるというお話です。
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異文化を理解するためにカナダでは、自然と環境が整っています。
生徒同士の会話でも、ホストとの食事内容が多いんです。
カナダでは、とにかく、『貴方のバックグラウンドはどこ?』ときかれる。
質問してきた方も、祖父はドイツ人だけど、母親はイギリス人なの、、という独自のバックグラウンドを持っていたり、親はフィリピン人だけど、おさない頃カナダに移住したなど、を話す方が多い。
ホスト宅でもホストのバックグラウンドや、自分のこと、日本のことについて話をする機会も多いと思う。
移民の国なので、カナダでは多くの人が2カ国語を話します。または英語が第二言語だった、という人が多いので留学生の気持ちがよくわかってくれると言う点も留学生にはうれしいものです。
英語が第一言語でも、親がイタリア人なのでイタリアンを話す、あるいは小さい時に移住してきたので、言葉の壁の苦しさがわかる人が多いということも異文化理解への下地ができている。
実際、私の子供も第二言語が日本語となって私から日本語、あるいは補習校で日本語を学ぶこと共に、その難しさや耐性を学んでいます。親が間違った英語を話していたり、意味が分からないことを話していても、逆にそれが日本語だったら
自分は理解できないな、という気持ちがあったり、英語が第二言語が生徒の言いたいことを理解しようとホストもしてくれる。
カナダは、母国語が英語とフランス語の2言語です。小学生の時からFrenchImmersion というコースがあってこれは全ての授業をフランス語でうけるという授業ですが、必ずしも親が第一言語がフランス語ということではなく、親が参加させる理由としては、子供をバイリンガルにさせたいから、カナダは母国語が2言語あるので、どちらもしゃべってもらえるようにさせたいという考えて、(子供を)入れるご家庭が多いです。小学校の時からこのようにフレンチイマージョンコースに入ると、高校まで進んだカナダ人は、実際会話では問題なく英語で話す事ができるけど、英語の文章がうまくかけなかったりとか、英語のスペルが分からないという人が将来でてくるんですね。
私の別の職場でもフレンチイマージョンを卒業した学生さんが、私が日本人なので、スペルが分からなくて訊いた時に、「ごめん、僕もフレンチを卒業したからスペルがよく分からないんだ」と、正直に答えてくれたりとか、そういうことを恥ずかしがらずに隠さずに話すというのもカナダ人の特徴です。
ですから、これからカナダ留学を考えている人はいろいろ不安があると思うのですが、カナダでは多くの人が第二言語の学習の難しさを理解している、それにプラスしてフレンチイマージョンがあるので、少なからず多くの人はバイリンガルです。そのため小さなミスを気にすることなく理解しようと耳を傾けてくれるというところが、カナダ留学の大きなすすめる点です。❣
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英語を学ぶ環境は、まずは周りが今の英語力を受け入れてくれることが何よりの励ましになりますよね。フランス語も学べるという、プラス思考の方も、英語をしっかり学びたいという方にも、どちらにも理想的な環境ですね!