高校留学の場合、学生さんは未成年のため滞在方法の選択肢は限られます。今回はニュージーランドの高校での滞在方法について見ていきましょう!
目次
①滞在方法は2種類
・ほとんどはホームステイ、一部寮のある学校も
・それぞれの特徴と、向いている学生
②ホームステイってどんなところ?
・ホームステイ先はどうやって決まる?
・ホームステイ先はどんなご家庭?
・ホームステイの良いところ!
③寮生活とは?
・寮のスタイル
・一人部屋ではない?相部屋が一般的
・寮のルールは結構厳しい!
①滞在方法は2種類
単身でニュージーランドに高校留学をする場合の滞在方法は、ホームスステイと寮の2種類があります。それぞれの滞在方法の違いや特徴についてご紹介します!
ほとんどはホームステイ、一部寮のある学校も
ニュージーランドでは、学校によって滞在方法の選択肢が異なります。一部の寮がある学校は滞在方法をホームステイ・寮のどちらか選ぶことができますが、寮のある学校は非常に少ないため、ほとんどの学校はホームステイでの滞在となります。寮がある学校は、共学ではなく男子校、または女子校であることが多いです。
それぞれの特徴と、向いている学生
▼ホームステイ
ホームステイでは、お客さんではなく「家族の一員」としてホストファミリーに迎えて入れてもらうため、ご家庭のルールに従って生活をします。ホストファミリーと一緒に生活することで、語学力、ニュージーランドの文化、習慣等を学べることが一番の特徴です。小さい子どもやペットがいる家庭もあり、家族の一員として生活を始めたい学生に向いています。
▼寮
寮生活では、食事時間や就寝時間、勉強の時間などが決まっており、規則正しい生活を送ります。新しく入寮する学生には先輩がサポートしてくれたり、日頃からお互いを助け合うなど、友人同士の絆も深くなるのが寮の特徴です。集団生活となるため、社交性があり積極的に人と関われる学生さんは合っていますが、人に気を遣いすぎる学生さんや、ルールを守って規則正しく生活することに不安がある学生さんはホームステイの方が合うかもしれません。
ICCでは出発前サポートの一部である適性判断や学校選択面談を通して、学生さんにはどちらの滞在先が合うかアドバイスもしています。
②ホームステイってどんなところ?
ニュージーランドで生活をするご家庭で家族の一員として生活を共にします。学生はお客さんではなく同じ屋根の下で暮らす家族として、お家のお手伝いをしたり、お互いを気遣って生活することが大切です。滞在費は支払いますが、食事や光熱費など生活に必要な最低限の費用です。自分勝手な生活は認められないため、注意が必要です。また、ホームステイ先の約束事であるハウスルールは家庭によって異なります。お互いの生活スタイルや文化を尊重しあい、助け合って生活することで、第二の家族のような関係になれるでしょう。
ホームステイ先はどうやって決まる?
ホームステイ先は、学校に留学生の受け入れ先として登録されたホストファミリーの中から選ばれます。ホストファミリーの登録にあたっては、学校が事前にお家を訪問してお部屋などを確認し、面接を行います。その他にも犯罪歴がないか、留学生を受け入れる環境として問題がないか等確認をした上で、ホストファミリーとして学校に登録されます。登録されたご家庭の中から、学生にあったホストファミリーを学校が選定します。ペットがいるホスト先も多いため、動物アレルギーがある場合などは事前に報告をしておきましょう。お子さんの有無や趣味など、ホストファミリーの希望を出すことはできますが、あくまでも希望のため100%叶うとは限りません。また、ホストさんの国籍などは希望を出すことはできません。
ホームステイ先はどんなご家庭?
家族構成は、小さな子どもがいるご家庭、同年代のティーンエイジャーがいるご家庭、ご夫婦だけのご家庭、単身でお住まいのご家庭と様々です。また、複数の留学生を受け入れているご家庭もあり、他の国籍の留学生と一緒に生活をすることもあります(日本人同士は同じお家にならないように配慮します)。
ニュージーランドは移民の国ですので、ヨーロッパやオーストラリア、アジアの国々からの移民の方など様々なバックグラウンドの方が生活しています。母国語が英語でない方も沢山いらっしゃいますが、学生と話す時は必ず英語で話すことになっています。様々な文化を知る良い機会にもなるため、積極的にコミュニケーションをとりましょう。
ホームステイの良いところ!
ホームステイの醍醐味は何といっても海外のご家庭での生活が体験できること。移民の国なので生活様式はご家庭によっても様々ですが、ニュージーランドで暮らす生活を体験できます。それまで会ったこともない人達と同じ屋根の下で暮らすため、特に最初の頃は気まずく感じたり気を遣うこともあるかもしれませんが、一緒に暮らしていくことで第二の家族のような存在になっていくことも。卒業した後も連絡を取ったり、休みの時に会いに行ったりする学生さんもいます。また、海外が初めてで心細かったり不安がある学生さんには、いつもお家にホストファミリーがいるというは心強いでしょう。
③寮生活とは?
寮では、同じ学校に通う現地生と留学生が一緒に共同生活を送ります。寮生がお互いに馴染んで心地よく生活ができるように、学校以外の時間でのアクティビィティを設けていることも多く、学生同士の時間を多く持つ生活になります。
寮のスタイル
寮には寮母さんのような学生さんのケアをしてくれる先生がおり、料理や洗濯なども寮のスタッフの方が対応してくれます。寮の大きさは学校によって異なります。100名近くの学生が滞在する寮もあれば、10名程度の少人数が滞在する一軒家のような寮もあります。自宅から通う学生さんはお弁当を持ってきますが、学校の敷地内に大きな寮がある学校は、ランチもお弁当ではなく寮の食堂で用意されるところもあります。
一人部屋ではない?相部屋が一般的
最終学年の13年生は一人部屋だったり棟が別れていることもありますが、ほとんどが相部屋になります。学年によって一つの部屋を共有する人数が変わることもあり、学年が上がるごとに共有する人数が少なくなる寮もあります。寮は自宅から通えない学生のための施設ですので、低学年の時は寂しい思いをしないように数人の相部屋になっていることが多いようです。
寮のルールは結構厳しい!
寮では、起床・就寝時間、食事の時間、寮によっては勉強の時間などが決められています。集団生活では自分勝手に行動せず、決められたスケジュールにやルールに従って生活をすることが大切です。ニュージーランドでは早寝早起きの文化があります。就寝時間や起床時間は早く感じるかもしれませんが、習慣になれば厳しいと感じることはなくなります。
ニュージーランドは主に1月、4月、7月の入学を受け付けています。留学に少しでも興味のある方は、まずはお気軽に個別無料カウンセリングにご相談ください!