夏休みに入り、高校留学のお問い合わせを沢山いただいております!
また、ICC高校留学フェア2022に向けて、留学先の国を検討されている方も多くいらっしゃいます!
そこで今回は、ICCが高校留学の送り出しをしているカナダ、オーストラリア、ニュージーランドの3ヶ国にどんな違いがあるか?皆さんに合った国はどこか?を考えていきます。ぜひ国選びの参考にしてください♪
目次
①国全体的を比較!
・日本からの距離と時差
・各国の特色
②教育制度の違いを比較!
・年度の開始時期や学期制度の違い
・必修科目や卒業単位の違い
③人気のスポーツや科目を比較!
・現地で盛んなスポーツの違い
・国によってユニークな科目や制度がある!
国全体的を比較!
留学先を検討するときに、日本からの距離(移動時間)や、日本との時差を考慮して決める方もいます。また、国によっては送り出しをしている地域を限定していますが、それぞれに地域の特徴があるので見ていきましょう。
日本からの距離と時差
カナダ
ICCが送り出しをしているのはブリティッシュコロンビア州バンクーバー近郊の地域です。日本からは直行便でバンクーバーに行くことができます。そこからは陸路で留学する地域に移動するか、バンクーバーで国内線に乗り換えて飛行機で移動します。
東京からバンクーバーへの移動時間は約9時間。バンクーバーで乗り換える場合も、国内線の移動時間は30分ほどです。
*航空会社はエアカナダを想定しています。
日本とバンクーバーの時差は時期により変動しますが、日本の方が16時間(サマータイムは17時間)進んでいます。日本がお昼の12時の時、カナダは前日の19時(サマータイムは20時)です。
オーストラリア
ICCが送り出しをしているのは、ビクトリア州のメルボルン、クイーンズランド州のゴールドコースト/ブリスベン、南オーストラリア州のアデレードです。
メルボルン
東京からメルボルンへの移動時間は直行便で約10時間半。
時差は時期により異なりますが、日本の方がメルボルンより1時間(サマータイムは2時間)遅れています。日本がお昼の12時の時、メルボルンではお昼の13時(サマータイムは14時)です。
ブリスベン
東京からブリスベンへの移動時間は直行便で約9時間。
時差は一年を通して日本がブリスベンより1時間遅れています。日本がお昼の12時の時、ブリスベンはお昼の13時です。
ゴールドコースト
東京からゴールドコーストへは、シドニー経由で向かいます。東京からシドニーは約9時間半、シドニーからゴールドコーストは約1時間半、合計約11時間のフライトです(乗り換えの時間は含みません)。
時差はブリスベン同様、一年を通して日本がゴールドコーストより1時間遅れています。日本がお昼の12時の時、ゴールドコーストはお昼の13時です。
アデレード
東京からアデレードへは、メルボルンもしくはシドニー経由で向かいます。東京から合計約10時間半〜12時間半のフライトです(乗り換えの時間は含みません)。
時差は時期により異なりますが、日本の方がアデレードより30分(サマータイムは1時間30分)遅れています。日本がお昼の12時の時、アデレードはお昼の12時30分(サマータイムは13時30分)です。
*航空会社はいずれもカンタス航空を想定しています。
ニュージーランド
ICCでは、ニュージーランドの全域に学生を送り出しています。オークランドまでは直行便で移動し、オークランド空港から陸路もしくは国内線で各留学先の地域まで移動しますが、移動時間は都市により大きく異なります。東京からオークランドまでは約10時間半のフライトです。
時差は時期により異なりますが、日本の方がニュージーランドより3時間(サマータイムは4時間)遅れています。日本がお昼の12時の時、ニュージーランドはお昼の15時(サマータイムは16時)です。
各国の特色
カナダ
ICCが送り出しをしているバンクーバー近郊は、都会的で街に活気があります。ただし、留学生を送り出している地域はバンクーバー郊外のため、学校生活や日常生活は落ち着いた環境で過ごすことが可能です。季節は日本と同じく四季があります。カナダと聞くと寒いのでは!?と思われるかもしれませんが、バンクーバー近郊はカナダの中でも気候が穏やかなため、真冬の時期でも東京とあまり大きな差はありません。
オーストラリア
メルボルンをはじめ、オーストラリアには「世界で最も住みやすい街ランキング」上位に位置する街が多くあります。豊かな生活環境と、世界でもトップレベルの教育水準を誇るオーストラリアは、留学先としても不動の人気を得ています。オーストラリアは南半球に位置するため、日本と季節は反対になります。12月〜1月が現地の夏休みにあたり、現地に滞在する場合は暖かいクリスマスとお正月を過ごすことができます。
ニュージーランド
自然豊かでゆったりとした空気が流れるニュージーランド。留学生には豊かな自然を生かしたアウトドアアクティビティも人気です。国民性もフレンドリーで、おおらかな方が多い印象です。2022年の「世界平和度指数」では世界第2位(日本は12位)に輝き、高校生でも安心して生活できる環境が整っていることがお分かりいただけます。オーストラリアと同様、南半球に位置するため、日本と季節は反対になります。
教育制度の違いを比較!
国が異なると、教育制度や一年間のスケジュールも異なります。各国の詳細はこれまでのブログでもご紹介してきましたが、ここでは3ヶ国の違いに焦点をあてて見ていきましょう。
年度の開始時期や学期制度の違い
カナダ
カナダは年度の開始が9月上旬、年度の終わりは6月末です。前期・後期の2学期制を採用している学校が多く、前期は9月〜1月、後期は2月〜6月です。7月・8月は現地の夏休みにあたり、留学生は原則として一時帰国が必要となります。現地に残る場合は、学校が開講するサマースクールや語学学校などを活用し、教育機関に在籍している必要があります。
オーストラリア・ニュージーランド
オーストラリアとニュージーランドは年度のスケジュールがとても似ています。
年度や学校によっても多少の差はありますが、学校の新年度は1月末〜2月上旬に開始し、年度の終わりは12月上旬です。4学期制を採用しており、各学期はおおよそ10週間、学期の間に2週間のお休みが入ります。1学期は1月末頃〜4月上旬頃、2学期は4月下旬頃〜6月下旬頃、3学期は7月中旬頃〜9月中旬頃、3学期は10月上旬頃〜12月上旬頃です。
必修科目や卒業単位の違い
カナダ
日本とカリキュラムが似ており、英語、数学、理科、社会などの他にキャリア教育などの授業が必修です。また、卒業資格の取得に所定の時間ボランティアをすることなども含まれています。高校1年生にあたるGrade10から高校3年生にあたるGrade12までの間に取得するべき単位が定められており、これら全てを取得することでブリティッシュコロンビア州の高校卒業資格を取得することができます。科目ごとの得意・不得意の差が大きくなく、各科目まんべんなく勉強に取り組める学生さんに向いています。
オーストラリア
高校1年生にあたるYear10の時は、日本と同様に英語、数学、理科、社会などの科目が必修になりますが、高校2年生・3年生にあたるYear11・Year12では「留学生向けの英語」の授業を除いた科目が自由に選択できるようになります。科目の幅も大学のように広いため、自分の好きなこと・得意なことを追求したい学生さんに向いています。卒業資格の取得に必要な単位はYear11・Year12の時に取得することになっているため、高校1年生の時にしっかりと英語や勉強スタイルに慣れ、高校2年生から単位を確実に取得することが重要になってきます。
ニュージーランド
3ヶ国の中でもユニークな教育カリキュラムを持つニュージーランドは、高校1年生にあたるYear11の時から高校3年生にあたるYear13までの3年間、「留学生向けの英語」の授業以外は基本的に自由に選ぶことができます。高校在籍中に取得を目指す資格は、各学年の十分な単位を修めたことを証明するNCEA level1〜3の他、現地の大学進学に必要な資格であるUE(University Entrance)があります。ただし、一部のアカデミックな学校を除き、卒業にこれらの資格取得は必須とはされていないため、学生それぞれのペースで勉強することが可能です。
人気のスポーツや科目を比較!
留学先の国を選ぶ時、留学の開始可能な時期や教育カリキュラムに加え、学生さんがやってみたいことも大切な要素になります。実はスポーツや科目によっては、盛んな国が異なるため、事前に調べておくと良いでしょう。
現地で盛んなスポーツの違い
カナダ
カナダで人気のスポーツとして代表的なのがアイスホッケー。また、野球もオセアニアと比較すると盛んなため、これらのスポーツをやりたい!という学生は、カナダを選ぶと良いでしょう。
オーストラリア
ゴールドコーストは年間を通して温暖な気候で海が近いこともあり、マリンスポーツが盛んです。サーフィンなどのチャレンジしたい学生は、オーストラリアがお勧めです!
ニュージーランド
ニュージーランドと言えばラグビーですね。フィジカルコンタクトの多いスポーツですが、実は女子生徒からも人気です。テレビで見たことのある「ハカ」も踊る機会があるため、ラグビーをやりたい学生はニュージーランドがお勧めです!
国によってユニークな科目や制度がある!
カナダ
カナダには必修科目の中に「キャリア教育」があり、高校を卒業後にやりたいことに向かってどんな準備が必要か、どんな方法でその道に進んでいけるかなどを調べたり学んだりします。また、選択科目にもユニークな科目があり、ヘアメイクや自動車整備などを学べる学校もあります。
オーストラリア
3ヶ国の中で、メインの授業が始まる前に英語力をしっかり身につけることを目的とした「英語準備コース」を設けているオーストラリアは、英語力に不安がある学生さんにおすすめです。地域によっては年間を通じて温暖なため、マリンスポーツに興味がある学生さんからも人気です。
ニュージーランド
自然豊かな環境が魅力で、都会・郊外などの場所を選ばずアウトドアの授業が多くの学校にあります。3ヶ国の中では滞在先として公立学校でも寮の設備があるため、寮に滞在したい!という希望がある学生にはおすすめです。
2022年8月現在、今から急いでご準備を進めていただける場合は、最短で2023年1月からニュージーランドへご留学が可能です!また、4月入学も可能なため、中学卒業後に留学したいという方にも嬉しいですね。
ニュージーランドへの留学に興味がある方、高校留学に興味がある方は、お気軽に無料個別相談や無料セミナーにご参加ください。Eさんのように充実した留学生活を実現させるお手伝いをさせていただきます!