クライストチャーチを訪れました。2月に起こった地震の後、どのように街は復興しているのか、少しだけご紹介しようと思います。
クライストチャーチの街の生活は普通通りに戻りつつありますが、大聖堂が崩れた街の中心エリアはまだ入る被害の爪痕が残っている地域もありました。
[caption id="attachment_1381" align="aligncenter" width="300" caption="崩れた煉瓦の壁が痛々しい。"]
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それでも、学校はお互いに協力し、学生達の生活を元通りにしようと努力している様子が伺えます。被害の大きかったAvonside Girls High Schoolは、Burnside High Schoolの校舎の一部を借りて授業を行っていました。
[caption id="attachment_1382" align="aligncenter" width="180" caption="Burnside高校で見つけたAvonside Girls高校の学校案内板"]
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被害のなかった学校も、校舎の耐震性に問題がないかをチェック済みです。
[caption id="attachment_1383" align="aligncenter" width="300" caption="校舎の耐震性チェック済みの張り紙"]
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クライストチャーチ留学中のICC高校留学生は、現在5名。そのうち4名は、学校にも被害はなく、通常通りの生活を送っていました。
1名の学生さんのみ、別の学校の校舎を借りて、午後1時から6時までという変則的な時間での授業を余儀なくされています。けれど、この学校も3学期からはいよいよ元の学校での授業が再開される目処がたったそうです。本当に良かった!!
日本の震災後のクライストチャーチ訪問だった為、多く人に日本の状況を聞かれ、また皆さんに心配して頂きました。辛い出来事ではありますが、似たような感情を共有出来る人たちに出会い、話をしたことは、今回の出張の大きな収穫のひとつだったと思います。