【ニュージーランド留学】こんなところが違う!ニュージーランドと日本の学校

大国オーストラリアのお隣に位置するニュージーランド。ラグビーが強い事では有名ですが、その他は謎に包まれているかもしれません。本日は、そんなニュージーランドと日本の学校の違いについて、お届けします。

モーニングティー「11時はおやつの時間」

日本では、古くから「3時のおやつ」という言い回しがありますが、おやつというと午後のイメージですよね。一生懸命働いたり勉強したりして、ほっと一息つくのが午後3時という事かもしれません。ところが、ニュージーランドは違います。一息つくのが早い!笑 ニュージーランドの学校では2時間目と3時間目の間には、もうおやつを食べながら休憩なのです。それは「モーニングティー」と呼ばれ、ほとんどの学校に導入されている、少し長めの休み時間です。ティーと言ってもお茶を飲む訳ではなく、生徒たちは好きな果物、お菓子、ジュースなどを片手に一旦休憩をとり、再び授業へと戻っていきます。

ユニークな科目選択「学びの原動力は『好き』という感覚」

日本の公立高校の科目には、どんなものがあるでしょう。国語、数学、理科、社会、保健体育、家庭科、外国語、芸術、情報というのが一般的な内容ですね。ところが、ニュージーランドは違います。公立高校でも校長の裁量権がとても大きく、各校が力を入れたい科目を決める事ができるので、学校ごとにユニークな科目が準備されています。国語(ニュージーランドでは英語)、数学、理科、社会、外国語など、日本で主要5教科と呼ばれるものも勿論ありますが、ユニークな科目も目白押し!代表的なものを上げると、ダンス、ドラマ、野外活動、パフォーミングアート、ビジネス、会計学、旅行学、デザイン&CAD、グラフィックアートなど、まるで大学の専攻学科の様に、専門性の高い授業が並びます

自分の興味に合わせて、好きな教科を学べる。これはニュージーランドの高校の大きな魅力の一つでしょう。好きだから楽しい。楽しから勉強する。勉強するから伸びる。強制ではなく自発性、ひとりひとりの興味関心が生徒を伸ばすという考え方を基本にしています。

授業ごとにクラス移動「全員違う時間割」

日本の高校では生徒たちは自分たちのクラスで待機し、科目ごとに先生が入れ替わりで教室にやってきますよね。移動するのは基本、音楽や体育といった特別な授業だけです。ところがニュージーランドでは、全ての授業において生徒がクラスを移動します。自分の興味に沿った科目で、独自の時間割を作るので、ひとりひとり時間割も違います。その時間割に合わせて、生徒自身がクラスを移動するのです。ちょうど日本の大学の様なイメージですね!科目ごとにクラスメイトも変わるので、交友関係も広がるきっかけにもなり、生徒の個性を大切にするニュージーランドの教育スタイルがよく表れていると思います。

部活動は季節ごとに変化「ラグビーは冬だけのスポーツ」

日本で部活動に参加するとなると、高校3年間で同じ部活に所属し続けるのが一般的かもしれません。「高校の時、何部だった?」なんて会話が成立するのも、一つの部活だけを続けるという前提があるからでしょう。ところが、ニュージーランドでは、部活動は季節ごとに変化するのです。テニス、バレーボール、スイミング、サイクリング、ヨット、ローイング(ボート)、クリケットは夏(10月〜4月)のスポーツ。サッカー、バスケットボール、ラグビー、スキー、スノーボード、フィールドホッケーなどは冬(5月〜9月)のスポーツといった具合です。練習頻度も大きく違い、日本では毎日放課後に練習することが多いと思いますが、ニュージーランドでは週に2〜3回程度。「のんびりと色々なことを楽しもう!」というニュージーランド人のゆったりした考え方が、部活動のあり方にも反映されています。

ニュージーランドの高校は、各生徒の興味や関心が学びの原動力になり、将来に羽ばたくきっかけになると考えています。また強制や詰め込みではなく、のんびりと楽しむ事を大切にしているのも、ニュージーランドの教育システムの特徴です。日本の学校とは全く違うニュージーランドの高校で、好きなことを思う存分楽しみながら学びたいと思ったら、是非一度無料個別相談や無料セミナーにお申込みください♪