英語力を上げたい！異文化を体験したい！留学の目的は学生によって様々です。ICCでは留学前に各自に目標を立ててもらう目標セッションも設けています。今回は既にオーストラリアに留学中の学生に、渡航して改めて考える留学中に叶えたいことのアンケートを取ってみました。その中で上がったトップ5の紹介です（順不同）
卒業後の進路に向けて大学を見学する
高校卒業後の進路はどの学生も気になるところですが、そのままオーストラリの大学進学を考える学生も少なくありません。オーストラリアでは、最終学年の12年生が大学の出願を始める毎年8月頃に合わせて、大学のオープンキャンパスが多く開催されます。高校3年生になってからオープンキャンパスに行くと、スケジュール調整も大変なため、前年から気になる大学を少しずつ見学することをお勧めします。自分の目で見て感じることで、将来の進路をより具体的に描くことが出来るようになるでしょう。希望の大学や何となく気になっている大学も含め、是非色々な大学を訪問してみてください。中には大学を訪問するだけでなく、授業に実際に参加できるケースもあるようです。海外の大学だけでなく、日本の大学進学を希望する生徒も多く居るため、一時帰国中などの時間を使って実際に大学を見に行く生徒も多数いますね。
より流暢な英語力を身につける！
留学生は日々、英語力の上達に努力をしています。半年もすれば耳も慣れて周囲の英語は聞き取れるようになってきますが、完璧に言われたことを理解するまでは1年以上かかるかもしれません。また自分言いたいことを、日本語からではなく、英語で考えて流暢に話せるようになるまでは、かなりの時間を要します。でも、どの学生も現地学生の冗談に一緒に反応し、一緒に笑ってスムーズな会話が出来るようになることを目指しています。そのためには、とにかく英語を使って慣れるのみ！日々の努力で、少しずつ理想の自分に近づけるように頑張ってください。会話の中でも、できる限り英語で考えることを心掛けると、英語を英語で、しかも文法を頭の中で考えずに会話が出来るようになります。努力と繰り返しが、英語の上達に繋がります。
色々な国の友達と仲良くなる！
留学中に色々な国籍の友達を作りたい！色々な文化に触れたい！というのは、ほぼ同一人種である日本人にとって留学の夢かもしれません。オーストラリアでは4人に1人以上が移民で異なるバックグラウンドを持っていると言われています。現地の学生でも、色々な文化や背景を持った人達ばかりです。留学生コーディネーターの先生を見ても、出身地はオーストラリア、アメリカ、イタリア、中国、フィリンピン、ベトナム、モンゴル、など様々です。生徒たちの顔ぶれを見ても、田舎の方
行くと、いわゆるオーストラリア人（アングロサクソン系のバックグラウンド）が多いため、日本人留学生の黒髪がかなり目立つところもあります。街に近い高校では、現地生であっても、色々な人種の生徒がいて、中にはインド系やアジア系が多くいる学校もあります。学校によっては100を越える人種が集まっているという理由で、Internationalの名前をつけているところがあります（日本でいうインターナショナルスクールとはまた違っています）。日本人からすると一見、見た目は同じでも、アメリカ人、イギリス人、など、それぞれが違うことに海外ではじめて気がつく学生もいます。また、自分が中国人と間違えられることもあるかもしれませんが、それは私たちがフランス人と北欧の人の違いが分からないのと似ているかもしれませんね。ちなみに、寮で自己紹介していたときに「私は中国から」「私はベトナム」と話しているところに居合わせたオーストラリア人の生徒が、「私はオージー、つまらないでしょ」と答えていたのがとても印象的でした！
オーストラリア固有の動植物と触れる
自然豊かなオーストラリアならではの動物や植物を見に行くことを希望する学生も多いようです。有名なところでは、カンガルーやコアラなどがオーストラリア特有の動物ですね。カンガルーや、その小型版のようなワラビーなどはWILD LIFE PARKなどで餌付けも出来ます。残念ながらコアラは動物への負担を考え、最近は抱けないようになっている動物園が増えてきました。オーストラリアと言えどもこういった野生の動物と日常生活の中でふれあう機会は少ないので、偶然見かけたときは感動すると思います。オーストラリアの人でさえ、道路脇に野生のコアラがいると車を止めて眺めてしまうほどです。他の大陸とは海で隔てられたオーストラリアは、その固有種を守るために入国時の検疫も厳しいですが、こういった動物にふれあうことで、検疫の厳しさも納得できると思います。自然を感じ、自然と一緒に生存する姿を目にすることで、環境保護への理解に繋がりそうですね
オーストラリアの観光地に行きたい
オーストラリアでの生活に慣れてくると、そのエリアの有名な観光地や、海外ではあまり知られていない現地人のお勧めスポットまで、色々な場所を訪ねたい！と考える学生が多いようです。また留学中は、学校側が観光地への旅行や見学、キャンプ、修学旅行などを計画してくれます。ビーチに行ってサーフィンにトライしたり、環境破壊を学ぶために森林や海などの生態を調べながら保護地域を訪問したり、チームワークを強めるために山を登ったり、と内容も学校によって様々です。またホストがアウトドア派の場合、キャンプ場や休暇旅行に一緒に連れて行ってくれることもあります。
今回はオーストラリアでの紹介でしたが、留学先によって、その国でしか体験できないことにチャレンジするのも、留学生活の醍醐味の一つです。英語や観光以外でも、スポーツやボランティアなど、留学先でチャレンジしてみたい！と思っていることがあれば、先ずは無料個別相談にご予約のうえ、是非カウンセラーにご相談ください♪
