2023年度出発生を対象としたICCグローバルリーダー高校留学奨学金の募集を開始しました!そこで今回は、留学先の対象となるオーストラリア・ビクトリア州メルボルンの魅力を徹底解説します!
目次
①留学先として不動の人気を誇るオーストラリア
・教育水準の高さが魅力
・留学生の受け入れ体制が整っている
②ビクトリア州メルボルンってどんなところ?
・「世界住みやすい都市ランキング」7年連続第一位
・ヨーロッパの雰囲気が残るおしゃれな街、メルボルン
・日が沈むのは21時!メルボルンの夏時間
③オーストラリア高校留学の魅力
・個人の”好き・得意”を伸ばせる柔軟な教育カリキュラム
・趣味や特技を活かせるイベントがたくさん!
留学先として不動の人気を誇るオーストラリア
オーストラリアはわずか2500万人ほどの人口ですが(日本は約1億2500万人)、世界的に評価の高い教育水準と生活環境の良さから、イギリスやアメリカに続き世界で3番目に留学生が多い、人気の留学先になっています。
オーストラリアは、移民大国として多種多様な人種の人々が共存している国でもあり、フレンドリーな国民性で留学生も受け入れられやすい環境があります。学生に人気の留学先ランキングでは、世界の上位30都市のうち、5都市がオーストラリアから選ばれるほど。治安の良さと生活の質、出会う学生の多様性、交通機関の発達、留学生にも就労について寛容である点などからも、留学先として恵まれた環境が整っています。
教育水準の高さが魅力
オーストラリアが留学先として人気の理由は、何といってもその教育水準の高さ。世界大学ランキングとして代表的なQS世界大学ランキング(QS World University Rankings)には、オーストラリアにある約40の大学のうち、なんと7校がトップ100にランクインしています。日本には800近い大学があるうち、トップ100にランクインしている大学は5校であることから、国全体の教育の質が高いことが明らかです。
教育の質の充実を目指すオーストラリアは、留学生が就学する全ての教育機関およびコースを「CRICOS(Commonwealth Register of Institutions and Courses for Overseas Students)」と呼ばれるクオリティコントロールを目的とする認証システムが管理しています。そのため、学校ごとに受けられる教育に大きな差が生じず、留学生も安心して学校を選ぶことが可能になっています。
留学生の受け入れ体制が整っている
高校生が留学するにあたり不安に感じる要素のひとつに「英語力」が挙げられます。オーストラリアでは、英語力に不安がある学生でも安心してオーストラリアの学校で学べるよう、英語のサポートにも力を入れています。たとえば、オーストラリアの多くの高校が、実際の科目授業を始める前に「集中英語コース」と呼ばれる留学生向けの英語クラスで英語力を伸ばすカリキュラムを実施しています。これにより、基礎英語力を底上げした状態で現地の高校カリキュラムに移行することができます。科目授業が始まった後もEAL(Enlgish as Additional Language)と呼ばれる英語を母国語としない学生向けの英語授業があるため、他の授業と並行して英語力を更に身につけていくことができます。
また、英語面や学業面だけでなく、学生の福祉や幸福を一番に考えることが大切とされており、各学校はオーストラリアの法律であるESOS Act(留学生のための教育サービス法)を遵守しながら、学生を画一的にひとまとめにせず、個人に合った、より奥の深いPastoral Care(個人の心や個性に沿ったサポート)の実現を目指しています。
ビクトリア州メルボルンってどんなところ?
オーストラリアの中でも特に留学生にお勧めのビクトリア州メルボルン。ICCの留学生からも人気の都市です。ここではメルボルンの魅力を徹底解説します!
「世界住みやすい都市ランキング」7年連続第一位
英国経済雑誌エコノミストが、Stability(安定性)、Healthcare(医療)、Culture&Environment(文化・環境)、Education(教育)、Infrastructure(インフラ)の5つの観点から、世界の各都市の住みやすさを評価し発表している「世界住みやすい都市ランキング」。このランキングでメルボルンは7年連続第一位に輝いています。日本も東京や大阪はTOP10にランクインすることはありますが、日本より更に住みやすい都市と評価されていることから、高校生でも安心して留学生活を送れる環境が整っていることがうかがえます。
オーストラリア国内で一番ヨーロッパ調のおしゃれな街、メルボルン
メルボルンはオーストラリア国内でシドニーに次ぐ大都市です。特に中心部は近代的なビルが並び、東京と錯覚するほど!メルボルンにはイギリス風の建物があちこちに残っており、たとえばH&Mが旧中央郵便局の古い建物の中に入っているなど、内装は改築されていても外観は歴史ある建物をそのまま利用していることも多いです。
更に、イタリアからの移民の方が多いことからカフェ文化が発達しており、日本では大人気のスターバックスより、地元のカフェの方が根強い人気を持っています。シティの裏路地にあるカフェやレストランはとてもおしゃれで、写真を撮りたいスポットばかりです。GRAFITTIと呼ばれる壁の落書きまでアートとして観光地にもなっています。
また、メルボルンはオーストラリアで一番のイベントの街で、テニスの全豪オープン(1月)、モータースポールのF1グランプリ(3月頃)、AFL(Australian Football League)ゲーム(3月頃〜9月頃)などがある他、演劇やダンスなどのパフォーミングアーツのメッカでもあることで有名です。
日が沈むのは夜9時?!メルボルンの夏時間
メルボルンはオーストラリア大陸の中では南の方にある都市のため、Day Lgiht Saving という制度(日本語ではサマータイムと呼びます)を適用しています。オーストラリアは南半球にあるため日本と季節が正反対になり、オーストラリアでの春にあたる9月頃から始まり、秋の4月ごろに元の時間に戻ります。Day Light Saving開始の日は多くの場合、土曜日から日曜日にかけての夜の間に1時間時計を進ませるので、その日は一日が23時間になります。朝は6時頃に明るくなるのであまり変化はありませんが、21時頃まで外が明るいので、学生も「海外に来た!」という雰囲気を強く感じるそうです。外出していて気がついたら20時だった、なんていうこともよくあるので注意が必要ですが、ホストの方との門限を守りながらも放課後の時間を楽しく過ごすこともできます。ICCでお勧めしているビクトリア州の公立高校は半分以上が海に近い地域ですので、放課後にビーチに寄ることも可能です!
オーストラリア高校留学の魅力
さて、ここまででいかにオーストラリアが留学先として魅力的な国か、メルボルンが留学にお勧めの都市かご紹介してきましたが、ここでは「高校留学」に焦点をあててご紹介していきます!これを読んだらオーストラリアで高校留学したくなること間違いなし!要チェックです!
個人の”好き・得意”を伸ばせる柔軟なカリキュラム
日本では国語、数学、理科、社会など決まった必修教科を皆が学びますが、オーストラリアのカリキュラムはとてもユニーク。高校1年生の時は日本のような必修科目がありますが、高校2年生・3年生になると、EAL(留学生向けの英語)以外はほとんど自分で科目を選べるようになります。そのため、スポーツが好きな学生は体育やアウトドアの授業などを履修し、芸術が好きな学生は美術やダンスを履修、テクノロジーに興味のある学生はITやテクノロジー分野の授業を中心に時間割を構成することができます。もちろんそれぞれの科目でテストや課題などはありますが、自分の好きな分野や得意な分野のため、勉強も集中して楽しく取り組むことができます。また、このカリキュラムは高校卒業後の進路決定にも大きく影響します。オーストラリアの選択科目には、大学で学ぶような経済学、ビジネス、法学、心理学、ITなど様々な科目が幅広くあるため、高校生の時期から「自分は将来どんな方向に進みたいか」「どんな仕事をしたいか」を考えながら勉強し、その後の進路を選ぶことができます。
趣味や特技を活かせるイベントがたくさん!
今までにオーストラリアに留学した学生たちも、スポーツや習い事など、学業以外の経験から「自分だけの留学ストーリー」を作ってきました。ある学生は、一学期(オーストラリアは四学期制です)によく行われる学校行事のスイミングカーニバルや陸上大会に参加し、好成績をあげた後、地区大会や州大会で学校の代表として活躍しました。ある学生は、学校の特別プログラム「アカデミー」に参加して、ダンスやスポーツを朝や放課後の練習の他、時間割に組み込まれた授業*でこなし、週末の試合や定期的な発表会で活躍しました。またある学生は、毎年冬に行われる学校のプロダクション(ミュージカル)に参加して、主人公を演じたり、裏方で小物を作ったり、コスチュームやメイクを手伝いました。音楽の得意な学生は、プロダクションでの演奏、学校の集会での演奏などをされますし、地域のスポーツクラブに参加して、州代表チームに選抜され、他州での試合で活躍した学生もいます。自分の特技や趣味を活かして人とは違った経験をしたり、同じ興味を持つ現地学生と関わり合いが多くなることで自信を持って友人の輪を広げていく学生がたくさんいます。留学中にやりたいことを留学する前から是非考えてみてください。経験豊かなICCスタッフが、希望に合った留学先を見つけるお手伝いをさせていただきます!
*オーストラリアの場合、時間割にアカデミーの授業が組み込まれるのはYear10(高校1年生相当)までです。
オーストラリア、メルボルンの魅力は伝わりましたか?ICCグローバルリーダー高校留学奨学金の募集は始まったばかりです。高校留学や奨学金制度に興味をお持ちいただけましたら、お気軽に無料個別相談へお問い合わせください!