海外の高校では、部活動で取り組む以外でも、授業の一環として専門的にスポーツや芸術を学び、単位を履修できるカリキュラムがあります。
主要科目以外にも力を入れ学生さん一人ひとりの個性を伸ばす教育が実施されています。
スポーツ・芸術の科目では「アカデミー」と呼ばれる専門的に取り組む事ができるカリキュラムを持っている学校がいくつもあります。
中には、数学や英語と同じように単位履修できる物も有り、外部から専門家を招聘して指導いただくような高校も。こうしたとり組みは学校毎に設定していたり、いなかったりするため、学校を選ぶ段階でどのような頻度、内容で興味ある分野に取り組むことができるのかを見極めていく必要があります。
より専門性の高いアカデミーだけに、その中でも優秀な成績を修める学生さんには奨学金が授与されたり、将来に向けてスカウトが来ることもあります。
自分が興味ある分野を学ぶと言うことはもちろん、同じ好みをもった学生さんと繋がれるのも、スポーツ・芸術を経験する理由にもなります。部活動や地域の活動として音楽やスポーツに取り組む学生さんもいます。それら共通の楽しみを通じて、友達とより距離を縮め、仲良くなっていくことも珍しくありません。
アカデミーほど専門的ではなくても、通常授業の一環としてダンスや演劇などの芸術科目が履修できる高校も数多くあります。
当然ながら、国や留学先の高校によって履修・参加できる内容は様々。どの位の頻度で?真剣度は?実際のとり組み内容は?など事前にわかることはしっかりと知っておく必要があるでしょう。
前述の通り、基本的にスポーツは年間を通じて一つの物に取り組むというよりも、シーズン制で年に2〜3つほど別のスポーツに関わる方が一般的です。これまで日本でどのように関わってきたかなどにより、お勧めするエリア、学校も異なってきます。