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高校留学インタビュー

好きな教科はウッドワーク。本格的な器具を使ってテーブルを作りました


留学期間:2006年4月〜2008年12月
留学先:Warrnambool College(オーストラリア・ワーナンブール

1989年生まれ、愛知県出身。2006年4月よりオーストラリア・ビクトリア州、ワーナンブールにあるワーナンブール高校に留学。現在Year12(高3)に在籍中。卒業後は日本の大学に進学予定。

黒田くんが留学したワーナンブールを特集!

Q:留学をした理由、きっかけは?
A
:留学のきっかけは親のすすめです。僕自身は留学の意思は皆無だったんですよ、実は。留学のことで、親と何度もケンカしました。最終的には僕が日本の高校を留年したので、あきらめて留学する形になり、どうせならあまり日本人が行かないところ、と思ってワーナンブールに決めました。でも今は、留学して良かったと思ってます。

Q:留学先の高校について教えてください。
A
:学校は現地の人が多くて、留学生が比較的少ない学校で、スポーツや行事が盛んな学校です。ちょっと変わった行事としては、1学期が始まるとすぐに、全校生徒でプールに行きます。生徒はそれぞれ学年で決まった色の服を着て、水鉄砲などして遊んでます。

Q:好きな科目は?
A
:好きな教科はウッドワークです。授業では、まず自分が作りたい物を決め、大体の完成図を書き、消費者からの観点でそのプロダクトを吟味し、製図をして作成を始めるといった感じ。僕はテーブルを作りました。ドリルや本格的な器具が使えて、とても面白かったです。

Q:ワーナンブールの街について、気に入っているところを教えてください。
A
:ワーナンブールは気さくな人が多いところが気に入ってます。知らない人が話かけてきたりすることは、よくあります。小さな街なので、週末に街を歩いてると必ず友達に会います。こういった小さいことが、気に入ってることです。

Q:ホストファミリーはどのような家族ですか?
A
:ホストマザーとファザー、小さい子どもが3人いて、一番下の男の子は、僕がこの家にステイしてるときに生まれました。よく夜泣きしますが、もう慣れたので、隣の部屋で泣いていても、夜中に目が覚めることもありません。ホストファミリーはとても元気の良い人たちで、週末に家にいたりすると「出かけないの?」と聞いてきたりします。

Q:日本の生活と比べ、カルチャーショックを受けたことは?
A
:オーストラリア人が家族をすごく大切にしてるってことがわかりました。家には、大きな家族の写真が飾ってあり、ホストファザーは夕方5時半までには必ず家に帰ってきて、みんなで夕飯を食べます。それに仕事先からも家族に電話をかけます。日本ではありえないことなので、ビックリしました。

Q:今後の目標や将来の夢を教えてください。
A
:大学に入学したらキャンパスライフってやつを楽しみたいですね。サークルとかしたいことは多いです。将来の夢は、今はまだ「これだ!」っていったことがないので、大学生活中に見つけていきたいと思ってます。

Q:これから留学する学生にメッセージをお願いします。
A
:留学をすることによって失うものもありますが、その分、得るものもたくさんあるので、できるだけたくさんのことを得てください。僕の場合、失ったものは、やはり友達と過ごす時間でしたね。逆に得たものといえば、留学先の友人、そして英語の力です。日本にいては決して得られないものでした。

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