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高校留学インタビュー

スポーツは私の留学生活をより輝かせてくれました。


留学期間:2007年1月〜2008年12月
留学先:Newlands Collegeニュージーランドウェリントン

1989年生まれ。2007年1月より1年間留学でニュージーランド・ウェリントンにあるニューランズ高校(Newlands College)に留学。2007年12月末に帰国、日本の高校へ復学。現地高校ではさまざまなスポーツに挑戦。



ネットボールの試合


仲良しのホストブラザーと同じくステイしているドイツ人留学生と一緒に


ネットボールチームのメンバーと(上段、左から2番目が晴香さん)


お友達が多いというESOLのクラスのみんなと
現地でのスポーツ活動について教えて下さい。
 私はニュージーランドのニューランズ高校でネットボール、バドミントン、バレーボール、そして学外で剣道をやっています。私の高校では夏季と冬季のスポーツに分かれているので、学期によってたくさんのスポーツに挑戦できます。特にネットボールはこちらで大人気のスポーツです。ドリブルをしないバスケットボールのような競技で、はじめはなんのルールも分からずに戸惑うこともありました。でもチームメイトの温かい励ましや、楽しい雰囲気の練習のおかげで、すぐに馴染むことができました。毎週土曜日にはたくさんのチームが集まり、試合が行われます。私はGS(ゴールシューター)として、チームメイトから受けたパスを絶対に外さないように一生懸命プレイしました。

スポーツをはじめたきっかけは?
 留学する前に、ICCニューズレターの体験談で「音楽の分野で友達が増えた、世界が広がった」というのを読みました。私自身は音楽の才能はまったくないので、それならば自分の好きなスポーツをしてみたいと思いました。言葉が足りなくても心が通じ合える関係になれると思ったからです。日本の高校ではバスケをやっていたので、バスケをやるか、ネットボールをやるか迷いました。でも、せっかくニュージーランドに留学しているので、現地のスポーツをやろうと思いネットボールをはじめましたね。おかげでいろいろな国籍の友達ができました。

どのようなスケジュールで活動をしているのですか?
 ニューランズ学校では、ネットボールとバトミントンは冬季のスポーツなので2学期、3学期に活動しています。バレーボールは1学期、4学期に活動しました。どのクラブも、週1練習、週1試合というペースです。剣道は週に3回、地域のクラブでやっています。

なぜニュージーランドに留学しようと思ったのですか?
   留学を決意した頃からオセアニアに行きたいと思っていました。「広大な自然に囲まれた場所でのんびりと英語を学んだり、友達と遊んだりできたらいいな」と考えていたので、ニュージーランドは私の理想にぴったりでした。海が好きなので、海に囲まれたウエリントンでの生活は大好きです!週末には友達と海を散歩したり、綺麗な景色をたくさん見ることができます。どこを歩いても、笑顔の挨拶が飛び交っている温かい街です。また、ニューランズ高校は生徒一人一人が自分のやりたいことを真剣に、そして楽しみながら取り組んでいます。本当にいい学校をみつけたと思っています。

留学しながらスポーツをすることに難しい点、苦労する点はありますか?
 私はスポーツをしている上で、つらいと思ったり言葉の壁を感じることはほとんどありません。しかし、時々練習メニューが聞き取れないことや、ルールがよく理解できないこともあります。でもチームメイトもコーチも優しく助けてくれますし、そうでない場合は周囲を見て自分で考えて行動するというトレーニングになりますね。日本の部活とは練習のしかた、雰囲気の違いやギャップを感じることもあるかもしれません。でもすべてニュージーランドならではの経験だと考えると、それも楽しく感じられます。

留学しながらスポーツをすることで得した点、良かった点はありますか?
 私はスポーツを通して仲良くなった友達がたくさんいます。スポーツをしているときの“言語や文化を超えて、みんなが1つのことに打ち込んでいる時間”がとても好きで、たくさんのスポーツに挑戦しました。友達だけではなく、ネットボールという日本ではできないスポーツをしたり、バドミントンの大会で優勝したり、たくさんの経験を得ることができました。また年度末のCelebration of sports(表彰式)では、ネットボールとバドミントンの優秀選手賞に選ばれ、バドミントンの優勝記念のメダルも受賞することができました。スポーツは私の留学生活をより輝かせてくれました。学校でも体育の時間が1番楽しかったです。(笑)

晴香さんは一年間留学でもうすぐ帰国ですね。今、留学を終えるにあたって留学をして良かったと思いますか?
 はい。私は「留学」という大きな冒険に挑戦して本当によかったと思っています。ホストファミリーととてもいい関係を築くことができてとても幸せです。現地アドバイザーのコウさんにもとてもお世話になりました。つらいことももちろんありました。でも、どれをとっても、留学をしなければ体験できないような素敵な経験でした!そういう経験をたくさん得ることができてとても満足しています。

スポーツ留学を目指す学生さんにメッセージを御願いします。
 スポーツは国境を越えて、私たちを結びつけてくれる架け橋です。怖がらずに挑戦することが留学生活成功の秘訣だと思います。自分のやりたいと思ったことに、どんどんトライしてください!

〜高校留学ニューズレターVOl.45掲載〜
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