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高校留学インタビュー

帰国後も、NZのホストファミリーと連絡を取り合っています


留学期間:2006年1月〜2007年12月
留学先:Riccarton High School(クライストチャーチ)
1989年生まれ、埼玉県出身。日本の高校に入学後、2006年1月よりニュージーランドの南島クライストチャーチにあるリカトン高校へ留学。2007年12月に2年間の留学を終え、卒業。

ホストファミリーとたくさん話して、会話力がアップしました

Q:いつ頃から高校留学をしようと思っていましたか。
A:留学は私にとって小さい頃からの夢。一度も海外旅行をしたことのなかった私は、テレビや雑誌に出てくる海外を見て、強い憧れを抱いていました。中学3年生の時、普通に高校に進むのもつまらないなぁと思い、何か人と違う道に進んでみたいと考えていた頃、学校の廊下に貼ってあったICCのポスターを見ました。直感的に「これだ!」と思い、インターネットのホームページで資料を請求。個人面談をしてみて、制度のしっかりしたところだと思ったので、ICCを通して留学することに決めました。

Q:ニュージーランドを選んだのは?
A:他の英語圏と比べて安いというのが一番の理由です。治安もいいし、ニュージーランドの学校には留学生を受け入れる制度が整っていると聞いたからです。

Q:英語は得意でしたか?
A:実は全くと言っていいほど英語が話せなかったので、ひたすら勉強をしました。学校の授業についていく為に、マンツーマンで教えてもらえる塾にも通いました。あと、会話力を上達させるために、ホストファミリーとたくさん話しました。私はパソコンを持っていなかったので、部屋に引きこもることが少なく、ホストファミリーとはたくさん交流できたと思います。毎日日記を英語でつけ、ホストにチェックしてもらったりなどもしました。

Q:留学先の高校があったところはどんな町ですか?
A:クライストチャーチのリカトンは、クライストチャーチの中でもわりと大きい地域です。リカトンモールという大きいショッピングモールがあるので、放課後に友だちと買い物に行ったりしていました。シティまではバスで20分ぐらいなので、とても便利です。私が通っていた高校は、クライストチャーチの他の学校に比べて、日本人の数が少なかったので、他の国の子たちと触れ合う機会がたくさんありました。

Q:留学してカルチャーショックを受けたことは?
A:ニュージーランドに着いた最初の数週間は、驚きの連続でした。ニュージーランドの学校では朝にホームルームがなかったり、放課後に掃除がなかったりなど、信じられないことばかりでした。

Q:好きな科目は何でしたか?
A:一番好きだった教科はESOL。英語の勉強が楽しかったです。ほかに興味深い授業はArtでした。13年生のクラスでは自分の絵の題を決め、1年間かけて3枚のパネルを完成させました。日本の美術の授業とは違って、自分自身でテーマから構成まで考えます。一つのテーマを徐々に発展させて描いていくのですが、描きたい絵を思う存分描けるので、とてもやりがいがありました。

Q:学校の行事はどんなものがありましたか?
A:学校の行事の中で一番楽しかったのはFormal。みんなドレスアップして、ダンスや食事などを楽しむパーティーで、日本の高校では体験できないことです。また、リカトン高校にはInternational Committeeという留学生のための委員会があるのですが、その委員会がファッションショーや映画際など主催し、他の国を知ってもらおうという活動をしていました。

Q:学校のランチは、どんなものを食べていましたか?
A:みんなほとんどサンドウィッチやランチ用のスナック、果物などを持って来ていました。13年生は、学校でお湯や電子レンジが使えたので、私は夕飯の残りやカップラーメン、インスタントの日本食なんかも持っていっていました。

Q:ホームステイの思い出は?
A:私はホストファミリーを3回変えましたが、最後のホームステイは、ニュージーランド人のお母さんと南アフリカ出身のお父さんと私の3人暮らしでした。いろいろなところへ旅行に連れて行ってくれましたが、旅行先ではホストの友だちの家に泊めてもらうので、いろんな人と知り合えてとても楽しかったです。今でもホストとは連絡を取っています。

Q:留学中に落ち込んだ時や悩んだ時、どのようにして克服しましたか?
A:留学1年目は英語も分からず、クラスにもついていけなかったので、だいぶ悩みました。リカトン高校にはカウンセラーがいて、留学生だけでなく、一般の生徒も日常の悩みを相談しに行っていました。現地アドバイザーの由美子さんにも、よく悩みや相談などを聞いてもらいました。ホストファミリーや友だち、日本にいる家族も私のことを支えてくれました。そのおかげでここまでやってこれたんだと思います。

Q:高校留学で変わったところは?
A:人に質問することや失敗を恐れなくなりました。なにしろ留学先では分からないことだらけだったので、人に聞かずにはやっていけませんでした。それでも失敗することはたくさんあって、失敗することに慣れた…というような感じです。

Q:ニュージーランドの魅力って何ですか。
A:現地に到着して一番最初に感じたことは、空がきれいということでした。夜になると星が天の川のように見えます。日本のように電線や看板がたくさんあって、街並みがごちゃごちゃしているのとは違い、とても整っていてきれいな街です。

Q:帰国してからも英語の勉強は続けていますか?
A:日本に戻って来て英語力が落ちるのが嫌なので、洋書を読んでいます。映画を観る時は、英語字幕を出しながら観たりしています。将来は英語を使った職業に就きたいと考えていますが、まだはっきりとしたことは決まっていません。

Q:ICCのサポートについて感想を。
A:日本のICCの方からは、両親へのアドバイスや大学の情報などをいただきました。現地ではガーディアンの由美子さんに悩みを聞いていただいたり、生活に慣れるまでいろいろと助けていただきました。また、進路相談をしてくださった瀬戸先生にも、本当にお世話になりました。

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