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ICC国際交流委員会

体験談

カナディアンの学生や留学生に刺激をもらいながら、自分の意見を積極的に他人と交換しています

  • 参加コース:カナダ高校留学プログラム
  • 留学期間:2014年8月〜
  • 留学先:GaribaldiSecondary
  • 日本の高校2年生1学期を修了後、カナダ ブリティッシュ・コロンビア州メープルリッジ教育委員会の高校に留学中。高校卒業後は海外大学進学を目指して勉強中。


にぎやかで話しやすい環境で積極的になれました

かわいらしいホストブラザーとシスターのお友達と

音楽の授業のクラスメイト

ホストとVancouver Gaints のホッケーを観戦

ホッケーの本場は大迫力

通っているGaribaldi高校

高校名のはいったパーカー

授業のひとコマ

高校留学したきっかけを教えて下さい。

私の留学のきっかけは中学3年生のときに学校の語学研修でカナダに行ったことです。現地では約2週間滞在し、ホームステイや観光、現地の人と直接ふれあうことができ楽しく研修ができたことがきっかけです。カナダや英語を学ぶことに以前よりも興味がわき、楽しくなりました。

通っている学校はどのような学校ですか?

私が通っている高校はバンクーバーまでバスや電車を利用すると、約1時間30分くらいかかる、比較的日本人が少ないところです。とても賑やかで皆、積極的で面白く、優しいです。なので、誰とも気安く話しかけることができるような感じです。先生も同じで、1人1人の生徒の面倒見がよく、フォローをしてくださいます。学校周辺にはTim HortonsやStarbucks、McDonald’sがあります。なので多くの生徒は朝、授業が始まる前や昼食の時間、あるいはフリーブロックの時間に食糧を調達しに行くので、毎日列ができています。私も時々、朝に時間に余裕をもって行くのですがすでに人がたくさんいて焦っていました。私が通っている高校には留学生が多くいますが、比較的、日本人は少なく、中国人と韓国人が多いです。その他にも、ドイツ人、メキシコ人、タイ人、ロシア人がいます。皆、何事にも積極的で活発な人たちばかりです。
また、私の通っている学校の特色として、IB(国際バカロレア)プログラムがあることです。周りの友達もIBをとっており、学力が高い人が集まっているような感じです。先生方も細かく教えて下さいます。しかし、IBに入るのには条件があり、先生の許可が必要になります。また、教科書も分厚い分、内容も濃く、レベルがまわりと比べて高くなっています。しかし、自信があるのなら、挑戦してもよいと思います。実際に私も来年、数学のIBを受講します。
また、毎週水曜日の朝に無料のBreakfastがカフェテリアで配られているのも、私の学校の特色だと思います。パンケーキ2枚、ウインナー2個、グレープとマスカットの取り放題、リンゴジュースになっています。毎週、大勢の生徒が来て、学校中でほとんどのひとが無料のBreakfastをもらっています。なので、朝、早くに来ると得をします。(笑)

勉強している科目について教えて下さい

私がGrade11(日本の高校2年生相当)でとっている科目は、Communication11(英語), Pre-Calculus Math11, Chemistry11, Social Study11, Visual Art10, Choir11, Planning10, ESL(留学生対象英語)の8つのコースです。留学1年目でSocial Study(社会)をとっているのは正直に言うときついです。ほぼ毎回の授業で宿題が出され、1つ1つ確実に提出をしなければアベレージが高くならないので苦しいです。もちろん、時々実施される小テストやUnitテストも簡単ではなく、勉強していても毎回苦戦しています。これらは単位に大きく影響するので、とても大切になります。逆に楽しんでいる科目は、私の得意科目で大好きな数学です。内容はほぼ、日本で学んだことを復習している感じです。なので、日本人にとってはたとえ英語がよく理解できなくても楽だと思います。二週間に1、2回小テストが、三週間に1、2回ほどUnitテストが実施されます。よく勉強をしていれば日本人の人は簡単に思えると思います。

日本と留学先の学校はどのような点が違うと感じますか?

日本とカナダの高校で大きく異なることは、各自、現在受講しているコースによってクラスを移動し授業を受けることです。また、コースによっては学年が異なる学生たちと同じ授業を受講するコースもあります。また、先述したように、日本の高校と比べて1クラスの生徒数が少ないので先生も1人1人生徒のフォローがしっかりされています。気軽に先生に分からないことをいつでも相談できます。補習する時間も放課後にしっかりと空けて下さり不明な点をすぐに解消することができます。

ホストファミリーではどのように過ごしていますか?

私のホストファミリーは子供3人を含め、5人構成です。いつも元気な子供たちが朝から私に声を積極的にかけてくれるのでいつも私も朝から元気をもらえます。平日の学校から帰宅後は宿題があったりテストに向けて勉強をしたり予習復習をしたりとやるべきことがたくさんあり、自分中心の時間になっていますが、休日や金曜日の放課後はホストと一緒に過ごす時間をつくっています。特に私のホストのところでは、金曜日の夕食時に、movie nightをして皆で一緒に映画やDVDを見ながら過ごしています。毎回、楽しい時間になっていて、英語力の向上にも役に立っていると感じています。

留学をして自分が成長したと思うことはどんなことですか?

留学を通して私は何事にも積極的になったと感じています。なぜなら、周りの留学生や現地の学生の人たちに変えられたからです。私はESLのコースを受講していますが、初めは恥ずかしがりやの性格や不安からか、自分の意見が言えずに人の意見ばかりを聞いていることだけでした。しかし、周りの私と同年代の留学生を見ていると、このまま何も自分からactionをしないままで留学生活を終わらせたくない、と感じるようになり、間違っていてもいいからとにかく自分の意見を発言しようという気持ちになり、今では自分から積極的に授業の中で発言をしています。ESLの授業だけでなく、他のコースでも現地の生徒や周りの留学生に刺激をもらいながら自分の意見を積極的に他人と交換しています。 あと、私はカナダに行ってから直接かぶりつけるものはかぶりつくようになりました(笑)例えば、リンゴやナシ、キュウリ、ニンジンなどです。学校では先生を含め、授業中、教室移動中、ご飯中によくリンゴを丸かじりしている人をたくさん見かけます。日本では絶対にありえないことですがカナダでは普通なので驚きました。(笑)

放課後や休みの日はどのように過ごしていますか?

私は休日、時々、友達とVancouverやMetrotownに買い物や遊びに行きます。また、宿題が多い日や、テストが近づいている時期には家や近くの図書館などへ行き、勉強をしています。それ以外はホストと一緒にgrandma,grandpaの家へ行ったり、教会へ行ったりお散歩へ行ったり、時々、アイスホッケーの観戦をしに行ったりととても楽しい時間を過ごしています。

自分なりに英語力アップに努めていることはなにかありますか?

とにかくいろんな人たちと会話をすることが大切だと思います。私は最初、不安や恥ずかしがりやの面があり、周りの学生や先生と会話をすることが少なかったです。特に私から人に話しかけるようなことは、ほとんどないような状況でした。しかし今では半年の留学生活を通して、自分に足りないことや変わらなければならないと、特に英語力upに直接つながることは、やはり留学をしていることを生かして、現地の人や周りの学生に自分から積極的に話しかけることだと実感しています。絶対に自分が精いっぱいに頑張ったことは自分でも気が付かないうちに成長すると思います。

将来の夢は何ですか?

私の近い夢は、2020年の東京で開かれるオリンピックに通訳としてボランティアに参加することです。今の留学を通じて養っている英語力を発揮できる場でもあると考えていますし、東京での開催が決まった時点から通訳のボランティアに興味を持っていました。様々な国の人と交流ができるのでいい実践機会になると思います。また、大学は外国で勉強をすることを目指し、さらに今よりも自分の英語力を伸ばす必要があると考えています。TOEFLやTOEICについてもコツコツと準備をして得点をのばしていくことも夢に向けては必要なのかな、と考えています。

これから高校留学を目指す学生にメッセージをお願いします。

留学に興味を持っているのなら、私はお勧めします。しかし、留学をする前に留学の目的や留学を通して自分が成長したいこと、やりたいことをしっかりと考えてから留学に臨むようにすると留学が有意義なものになると思います。



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