林寛人さん
留学をしようと思ったきっかけは?
僕は高校2年の時に学校に通っていなかったため、留年がほぼ確定してしまい、その時に「留年・退学して通信制・退学して留学」という3つの選択を考えて、一番将来につながるのは留学だと思い留学を決意しました。もともと留学には興味があり、いずれ大学で留学したいなと考えていたので、留学に対して迷いはありませんでした。
留学に向けて、英語はどんな準備をしていましたか?
日本の学校でやる英語と海外で耳にする英語は違うと思っていたので、出発前に特に準備はしていません。
留学先の学校はどうやって決めましたか?
僕は2学期目からの入学だったので、まず受け入れ校がミッションと他にもう一校しかありませんでした。 11月にあったカナダ留学フェアでその2校の担当の方と話した時に、ミッションの担当者の方が実際の留学生の生活風景のスライドを見せてくれて、より留学へのイメージが湧いたのでミッションにしました。
日本の学校と比べてどんなところが違いましたか?
正直全部のことが違ったので挙げきれませんが、僕が感じた一番の違いは日本に比べて放課後など勉強以外のことに使える時間が多かったことです。僕が通っていた高校は15時に1日の授業が終わるので、夕方から夜の時間を自由に使えました。僕は普段はジムに通ったり、友達と遊んだり、図書館で勉強したりしていました。僕の通っていた高校は地元の高校で、放課後はみんな勉強というよりも、勉強も含め自分のしたいことをしているイメージでした。また夏は日が長いので、夜10時くらいまで明るく、長く外にいれました。
どんな科目を勉強していましたか?
僕は卒業に必要な教科を終えたあとは、理系の教科を中心に取っていました。一番好きだった教科は生物でした。生物は好きと同時に一番大変な教科でもありましたが、その分テストが良かったときや、実験が楽しかったです。ただ、英語の生物用語は専門的になればなるほど、ただのアルファベットの羅列でしかないように思えてくるので、覚えるのが本当に大変でした。でも、生物11の時に覚えた単語が、生物12で出てきた時、苦労して覚えた単語がニュースなど日常で実際に出てきて理解できた時は、勉強した甲斐が感じられてすごく嬉しかったです。
(「生物用語がアルファベットの羅列でしかない」というのは、例えば「動脈」は英語で“artery”ですが、“artery”という単語自体に動脈感が全然なく、別に違う単語でも良いと思えるように、その英単語自体から意味が全く推測できない単語が増えるということです。
ホームステイ先はどんなところでしたか?
僕はホームステイ先で地下室を洗濯機、シャワー、テレビ、冷蔵庫付きで丸々いただいたのですごく快適に生活できました。ホームステイ先には5歳と1歳の女の子が1人ずつとマザーとファザー、中国人留学生の朝青龍くん(あだ名)がいたのですが、その子供2人がほんまにめちゃくちゃ可愛かったです。子供たちが寝る前に会うと、寝る前のハグをしに来てくれて、朝学校に行く時も時間が合う時はハグでお見送りしてくれたので毎日やる気が出ました。ホームステイ先では基本は朝青龍くんと地下室にいて、それらが一番の思い出です。
マザーとファザーは3食しっかりと作ってくれて、とても優しかったです。ファザーはホッケーのゲームに連れて行ってくれ、本場のホッケーを間近で観れいい思い出になりました。
休みの日はどのように過ごしましたか?
ミッションは電車の関係で平日の学校が休みの日にしかバンクーバーに遊びに行けないので、月に1回程度ある平日が休みのPro D day の日はほぼ毎回友達とバンクーバーに行っていました。週末は、友達と学校のグラウンドで野球をしたり、ジムに行ったり、ご飯を食べに行ったりして、ミッションの中で友達といました。
これから留学をしようと思っている方達に何かアドバイスがあればぜひお願いします。
留学って日本にいたら敷居の高い大変なことに思えるけど、カナダにはICCの現地アドバイザーがいるし、学校にも日本人が数人はいるので、心配はないです。「高校の時に留学したかった」とか「留学しとけば良かった」っていう人は結構いるけど、カナダにいた時の友人で「留学して後悔した」とか「留学なんかしなければ良かった」っていう友達は1人もいません。心配しなくて大丈夫だと思います。
むしろ、違う国の人と友達になることはめっちゃ楽しいし、10代でそういう経験ができるっていうのは自慢できることだと思います
留学体験によって自身が変わったな、と感じることはどんなことでしょうか?
僕は留学して色んな人種の人と関わる中で、色眼鏡なしに人を見ることができるようになったと思います。留学する前は正直、歴史的背景やただの偏見で「なに人はこう」という考えが少なからずありましたが、様々な人種が混在するバンクーバーで生活して、そういう考えは無くなりました。なに人であろうと優しい人は優しいし、面白い人は面白かったです。
資料請求・無料留学相談のお申込、お問い合わせはお気軽にどうぞ。
Copyright © 2014 ICC. ll rights reserved.