留学をしようと思ったきっかけはなんですか?
洋楽や洋画が好きだったり、海外から来たお店や輸入雑貨が好きだったり、というように外国のものに興味がありました。そのようなものを毎日体験する機会を持てるなんてそれよりも素敵なことはないと思っていました。家族でシンガポールへ旅行した時に英語を流暢に話す両親がとてもかっこよく、「私もあんな風になりたいな」と夢を持ちました。
しかしこれら以外にも大きいきっかけがあります。それは、中学一年生の時の春休みに1週間だけメルボルンでホームステイ・学校体験をした時です。その時の英語が拙く、「もっと話せたらホストと、友達と、地元の人々と、もっと楽しく濃く過ごせるだろうに。」と、とても悔しい思いをしたのを覚えています。
日本の学校と比べてどんなところが違いましたか?驚いたことなどがあれば教えてください。
ニュージーランドの学校は日本の学校より楽だなと思いました。日本のように厳しいテスト期間がないし、1日の授業が終わるのも3:15と早く驚きました。
留学に向けて、英語はどんな準備をしていましたか?
中一から中三にかけて、学校以外に独学で英語を勉強しました。洋楽が好きで歌詞を覚えました。それは留学生活の中でとても役に立ちました。留学前には特別な勉強はしませんでした。ニュージーランドについてすぐに、リスニングとスピーキングを練習しておけばよかったと後悔したのを覚えています。笑
日本の学校と比べてどんなところが違いましたか?驚いたことなどがあれば教えてください。
大学のように、毎時間教室を移動することに驚かされました。ホームルームクラスは始業前の15分しかなく、最初の方は、複数のクラスが一緒の人がいなくて友達作りに悩みましたが、慣れてくると毎回クラスが違うことによってむしろ友達がたくさんできるようになりました。
留学先の学校ではどんな科目を勉強していますか?その中で好きな科目、またその理由も教えてください。
初めはESOLというインターナショナル生徒用の英語の授業を取っていましたが途中でENGLISH(日本でいう現代文)に変えたくて何度もお願いして変えてもらったのを覚えています。笑 とても内容が濃かったです。
運動が好きで、PE(体育)とOUTDOOR EDUCATION(野外教育)という授業をとっていました。PEでは日本の体育ではやらないようなスポーツ、ネットボールやラグビーをしました。野外教育ではロッククライミング、マウンテンバイキング、キャンプに行ったりしました。とても楽しく、メンタル面でもソーシャル面でもとても鍛えられたと思います!
印象に残っている学校行事はありますか?
学校全体が4色で分けられており、その年に4回ほど行われる色別対抗行事は忘れられません。友達がたくさんできた機会にもなりましたし、心の底から楽しみました。
また、ダンスが好きだったので、日本ではできないことをして思い出を作ってみようと思い、ダンスチームに入り劇場でパフォーマンスをしました。VAST DANCEといい、名前の通りのダンスでした。周りのメンバーはみんな現役バレエダンサーで、正直ダンス未経験者、ただ遊び感覚でダンスが好きな私にとってすべての振り付けが難しかったです。何度もやめようかと思いました。しかし、「やらないで後悔するよりやって後悔する」と自分に言い聞かせ、友達に何度も聞き、必死に練習しました。その甲斐あって、パフォーマンスは大成功しました!みんなで号泣し、喜びました。最後には、私に振りを丁寧に教えてくれた友達が駆け寄ってきて、「You are the most amazing performer I’ve ever danced with or even met in my life!」と言ってくれ、ハグをしあったのを昨日のことのように覚えています。一番辛く、でも一番達成感を与えてくれた
経験でした。
ホームステイ先はどんなところですか?楽しかったこと、大変だったことなどあれば教えてください。
私のホストファミリーはホストマザーとファザーのみでした。物静かで真面目な性格で、少し寂しい時もありましたが、食事の時には食べ終わっても話が終わらず、2時間以上話すこともよくありました。そのおかげで英語も伸びたと思います。休日にはスーパーマーケットに行ったりベイキングをしたり楽しい時間を過ごしました。他にも語学学校に通う生徒がホームステイしていたのでその人たちとはとても仲良くなり、今でも連絡を取り合っています。
学校生活で特に力を入れて取り組んでいたことなどがあれば教えてください。
私は、学校外の方に特に力を入れていました。ほぼ毎日ヨガに通い、たくさんの友達を作りました。また、素敵だなと思うことも発見しました。そのヨガで作った友達のうちの一人の農園に毎週土曜日に行きお手伝いもしましたし、彼からはたくさんのことを学びました。毎週末マーケットに行き、そこでお店を出している人とたくさんお話をし、たくさんの知識を得ました。学校以外での時間も有効に使い、たくさんの素敵な方に出会えたと思います。
お友達はできましたか?どんなお友達(国籍)やお友達になったきっかけなどあれば教えてください。
ニュージーランド、オーストリア、ジャーマニー、フランス、韓国、台湾、タイ、パプアニューギニア、オーストラリア、アメリカ、ベトナム、マレーシア、フィリピンなど、たくさんの国々からの人々と仲良くなりました。授業を通じて仲良くなったり、行事を通じて仲良くなったり、学校外での活動を通じて仲良くなりました。
これから留学をしようと思っている方達に何かアドバイスがあればぜひお願いします。
Studying abroad on yourself does not sound easy and pretty scary. However if you stop yourself from challenging such a tough thing, you will never get to gain anything. I know that you are afraid that you will be having a lot of troubles you will have to go through, which, however, will make you stronger and more confident. I can say this to you with enormous certainty. I was so scared and homesick at the beginning. However, in the end, i just didn’t want to leave. Studying abroad is not the opportunity to show how independent, confident or strong you are. It is the most amazing time for you to become independent, confident and strong. No one studies abroad so they can show these strength. We study abroad to gain these strength. To sum up, what I want to tell you the most is that if you are thinking about studying abroad some day, just do it now, even if you are afraid. We never know how things will go in the future. Nevertheless, we can never see how they go without having a go! As you spend time in another country, you will definitely gain so many important things that you are not even expecting. You will change a lot. Please do not miss this amazing opportunity. You are allowed to be worried about how the life will be like, but not allowed to give up what you are thinking about. I am sure what you love, dream of and aim for will work out and that the things and people you will be gaining will be the most powerful and important!
もし今留学を少しでもしてみたいなあと思っている人がいたら今すぐ行くべきです。あなた達が留学というものは本当に怖いことだと思うことに賛成しますし、その気持ちがとても分かります。私は正直に言って、留学直前は心配に楽しみが勝っていて、ホームシックにならないと思っていたし、しっかり友達も作れる予定でいました。でもいざ学校が始まって、日本では上のレベルの方、でもネイティヴスピーカーズにとっては拙すぎる英語を話す自分を情けなく思ったり、授業や会話が聞き取れなくて日本でベラベラ話してゲラゲラ笑っていた自分を思い出し、なんでこんなことするって決めたんだろう。と毎日思い、それを相談する相手、いつもだったらお母さん、がいないことがこんなに大きいことなのだと痛感し、毎日泣きながら帰りたいと言いながら電話したり、ベッドで号泣したりもしていました。でも、絶対に現地では日本人とは固まらないという意思だけは変わらずにただただ毎日過ごしていました。そうすると、何週間後かには会話が耳にまあまあ入ってくるようになり、数ヶ月もすれば誰とでも会話を楽しめ、授業でも発言出来るようになりました。
そこで私は、ただ自分に自信がなくて内気になってしまっていたのだと気づきました。留学は英語力、自信を見せるために行くのではなく、それらが無いからそれらを得るために行くものだと気づきました。そこからは何もミスを恐れず、ただただ自分をさらけ出しました。そこから毎日がとっても楽しくて、幸せで、ついた時に寂しくて悔しくて泣いていた私が、帰る頃には帰りたくなくて泣きました。笑
留学を通してたくさんのことを得たと思います。その中でも特に大きいのは、今、自分を持てていることです。自分に自信をもつというのがどのようなことかを説明するのは難しいですが、たくさんの辛い経験をしたり、思考錯誤して努力した糧がここでしっかり現れていると思います。
ほんの一握りの人々が留学を経験でき、その人々は視野が広く心も広いと強く思います。自分が変わる一度きりの機会を掴み取って欲しいです。辛い経験をしますが、辛い経験をするほど経験も増え、その分達成感も誰よりも必ず大きくなります。今行かずに2年後に後悔するのではなく、今行って辛い経験を1ヶ月だけして、あとの何年もの間は達成感のみで過ごして欲しいです。
奨学生として留学したことで留学中に意識していた点はありますか?
1年間しかいないとわかっていたので、日本語は友達と家族とのスカイプで以外話しませんでした。
資料請求・無料留学相談のお申込、お問い合わせはお気軽にどうぞ。
Copyright © 2014 ICC. ll rights reserved.