2020年から始まる大学入試改革に向けて、日本の高校でも英語力アップを目指して様々なカリキュラムが運営されています。では、高校留学をするからこそ身につく英語力とはどのようなものでしょう?
日本の高校の授業で、リスニングなどを通じて聞き取りは出来るようになっても、自分の意見を英語で伝えたり、論理的に文章にすることが苦手な人が多いようです。
高校留学では、生きた英語に日々触れることになります。また、授業の中ではそれらを使って自分の意見を述べることが求められるため、徐々に意見を言う大切さ、間違っても良いということに気づき、自分なりの意見を英語で発信しようという意識が芽生えてきます。高校留学では相手の意見を聞くコミュニケーション力に加え、発信力が身につきます。
高校留学では、英語を学ぶのではなく「英語で」様々な科目を学びます。数学や社会で必要な単語も覚えるため、幅広い語彙力を身につける事ができます。またわからないことに直面した時に、相手にどのように聞き取りをすれば良いか。自分でどのように考えていくべきかなども学んで行きます。自分の興味がある科目を英語で学ぶため、専門的なボキャブラリーも増やす事ができます。
高校留学をした学生さんに話しを聞くと、早い人で3ヶ月。通常でも留学開始から5〜6ヶ月ほどするとスピードの速い会話や授業での英語が理解出来るようになったと言います。この期間に英語を母国語としない学生向けの英語学習(EALやESOL)で科目履修に必要となる英語を学びます。
高校留学先の学校により、英語のサポート体制や学習時間、学べる科目などは様々。学生さんの英語力により、必要となる英語学習期間も違いが出ます。
出発前の時点での英語力を的確に把握することで出発までの間にどのような準備をするべきなのかなど、アドバイスをもらう事も大切な準備の一つ。
自分が思い描く留学生活をが送れるよう、どこの国あるいはどの学校に留学すべきかなどしっかりと考えて行くことが重要です。