高校留学のよくある質問

 

 

高校留学について

  • ICCで高校留学するメリットを教えてください。
    ICCでは安心・安全な留学の実現のために、学生一人ひとりに担当の現地アドバイザーがつき、緊急時だけでなく日々の生活もサポートしています。また、進路指導にも力を入れており、全体に向けた進路講座の他、学生や保護者の方からの個別相談も常時受け付けており、出願の時期には志望動機書の添削や面接練習にも対応しています。
  • 高校留学の期間を教えてください。
    高校留学は、2週間ほどの短期留学から1学期のみ滞在するターム留学、1年留学や現地で卒業資格の取得を目指す卒業留学などがあります。
  • どんな科目が勉強できますか?
    海外の学校では、日本の高校で勉強するアカデミックな科目に加え、大学で勉強するような経済学や心理学、グラフィック・デザインや写真などの芸術系、ITやSTEMなどのシステム科学、ドラマやダンス、アウトドア・エデュケーション、音楽などの実技科目まで、幅広い科目が設定されています。
  • 高校留学はいつから検討したらいいですか?
    留学をする期間にもよりますが、行きたい学校をじっくり選んで希望にあった学校に留学するためにも、渡航の1年半前には検討を始めて、しっかりと準備を進めましょう。
  • ICCの高校留学プログラムの派遣地域を教えてください。
    ニュージーランドでは、オークランド、クライストチャーチ、ダニーデンなど国内ほぼ全域、オーストラリアではメルボルンを中心とするビクトリア州、クイーンズランド州ブリスベン・ゴールドコースト地域、南オーストラリア州アデレードなど。カナダはブリティッシュ・コロンビア州に派遣が可能です。
  • 学校間のレベル差や公立、私立高校の違いは?
    日本と比較した場合、現地の高校間のレベル差はほとんどないといえるでしょう。公立高校でも進学に力を入れている高校や、スポーツに長けている私立など様々なタイプの高校があります。
  • どんな高校を選んだらいいですか?
    公立、私立の違いだけではなく学校によっては芸術系の科目に力を入れている高校や、スポーツなどで有名な高校など、それぞれ特長があります。学生さんの希望やタイプにあう高校を一緒に考えていきましょう。
  • 海外の高校卒業は難しいですか?
    本人の努力次第です。自動的に卒業できるわけではありませんので、ただ出席するだけではなく授業(自分が選択した科目)を理解していかなければなりません。ただし、真面目に授業に出席し、提出物をだしていけば決して難しいことではありません。
  • 日本の高校の単位を認定してくれる高校はありますか?
    はい、あります。
    カナダのブリティッシュ・コロンビア州の公立高校では日本の高校1年生の課程を修了していると日本で履修した単位をカナダの教育制度に当てはめ、単位互換することが可能です。その他の国では、単位を互換するのではなく、留学先でのカリキュラムにのっとって卒業に必要とされている単位取得をすることとなります。
  • 帰国生枠での進学を希望しています。どのような留学を目指すとよいか教えて下さい。
    帰国生枠での受験をする場合、英語力はもちろんのこと、現地でどのような経験を得たのかが大切になります。スポーツなどのクラブ活動やボランティアなどに積極的に参加して、ただ「留学経験をした人」ではなく、独自の考えや主張、徹底した具体性を持つことが大切です。また、多くの大学が海外の高校での在籍期間に条件を設けているため、留学期間にも注意が必要です。

 

高校留学の参加条件について

  • 英語力や学力が低くても留学できますか?
    留学することはできます。ただし、最後までやり遂げる覚悟と一生懸命取り組む姿勢が求められます。とくに卒業目的の留学では、英語力、学力ともに高い方が望ましいです。早く英語を習得し、遅れることなく授業についていくために、渡航前から復習を中心に中学文法などの基礎英語力を身につけることをお勧めします。
  • 英語力や学力が低くても海外の高校を卒業できますか?
    現地の高校を卒業するには、進級や卒業に必要な単位数を取得する必要があります。単位取得には、課題の提出やテストの成績が求められるため、それなりの英語力や学力が必要になります。
  • 英検やTOEFL、IELTSなどの英語試験結果は必要ですか?
    英語試験結果は必須ではありませんが、オーストラリアでは出願にあたり英検の成績が求められる州もあります。また一部の国やエリアによっては、こうした英語試験結果で十分な成績を修めていれば、留学開始と同時に現地学生と同じ科目履修ができる学校もあります。
  • 留学適性判断とはどのようなものですか?
    ICCでは学生が留学するための適性がどの程度あるかを知るため、留学適性判断を実施します。合否を決めるためのテストではなく、留学適性がどの程度あるかをICC高校留学カウンセラーが多方面から検討するものです。
  • 留学適性判断はいつ受けられますか?
    留学適性判断は決まった日程での受付ではなく、ご予約ベースで随時実施しております。
  • 留学適性判断はどこで受けられますか?
    来社およびオンラインでの実施を受け付けております。
  • 留学適性判断のテスト内容を教えてください。
    適性判断は、学力テスト(中学3年相当の内容)、日本語での作文、面談で構成されます。面談では、学生本人と親御様と個々にお話をお伺いします。
  • 留学適性判断は無料で受けられますか?
    適性判断は無料で対応しております。
  • 留学適性判断は何時間かかりますか?
    1回にまとめて受けて頂く必要はございません。学力テストおよび作文は、ご自宅にてご都合の良いタイミングで受験・作成いただけます。面談は対面もしくはオンラインで、三者面談を含め1時間半ほど所要時間がかかるため、あらかじめご予約をお取りいただくようにお願いしております。

 

留学準備について

  • 留学準備でわからないことは相談できますか?
    ICCでは随時無料個別相談のご予約を承っております。一般的な事柄はもちろん、個別の具体的なご相談などどのようなことでも構いません。 お気軽にご相談ください。
  • 高校留学の準備にはどのくらいの時間が必要ですか?
    平均的には6~10ヶ月くらいです。
    高校留学に興味を持ったら、できるだけ早いタイミングでICCの留学説明会に参加し、個別留学相談(予約制)を受けることから始めましょう。説明会・個別相談ともに無料です。
  • 出発までの英語の準備は必要ですか?
    特に英会話学校に通う必要はありません。しかし、英語の基礎学力は重要なので、中学英語をしっかり身につけてから渡航してください。
  • 入学前に現地で英語学校に通う必要はありますか?
    ありません。高校には留学生のための英語集中コースが併設されているため、英語力に不安がある 学生でも直接入学できます。
  • 留学に必要な書類を教えて下さい。
    留学手続きをするために、以下のような書類が必要となります。
    ・英文在学証明書
    ・英文成績書
    ・英文推薦状
    ・英文エッセイ
    ・健康診断書
    ・個人調査票等
    また、国や学校によって願書などが異なります。詳しくは留学手続き開始後に、担当カウンセラーからご説明いたします。

 

留学中・留学生活について

  • 留学先にはいつ到着しますか?
    ICC生は通常高校が始まる2〜3日前に到着します。
    到着後まもなくに高校に通い始めます。登校初日は、他の留学生と一緒にオリエンテーションを受けたり、制服や教材を揃えたり、授業科目の登録確認をしたり、留学生活をはじめる準備をします。
  • 時間割、1日の過ごし方を教えてください。
    学校にもよりますが、朝8時半から9時頃の間に授業が始まり、15時頃までそれぞれの時間割に沿って授業を受けます 。各授業の間には15分前後の休憩があります。授業が終わった後は、クラブ活動がある日は参加、何もない場合はそのままホームステイ先に帰宅します。
  • 英語の授業についていく自信がないです…
    留学先では、留学生のための英語集中コースが高校内に整備されています。到着時にレベル分けテストを受け、自分の英語力にあったクラスでしっかり英語力を養うことが可能です。
  • 放課後は何をして過ごしますか?
    わからない所を先生に質問に行ったり、図書館で勉強する学生さんもいれば、クラブに参加したり、帰宅途中に友達とおしゃべりをして放課後過ごす学生さんもいます。
  • 週末は何をして過ごしますか?
    週末は映画を見に行ったり、ホストと過ごしたり、友達と約束して買い物に出かけることももちろん可能です。仲の良い友達同士でホスト宅のお泊まり会をする学生もいます。
  • どんなクラブ活動ができますか?
    スポーツ系、アート系、音楽系と様々な活動が可能です。ただ日本の学校の部活動と比べると、留学先のクラブ活動は盛んとはいえません。毎日活動するクラブは少なく、週1~2回が一般的です。さらに活動をしたい学生は、地域のスポーツチームや個人レッスンなど学外での活動に参加することが可能です。
  • 制服はありますか?
    オーストラリア、ニュージーランドの学校は制服がありますが、最終学年になれば制服を着なくてもよい学校もあります。カナダの学校には制服はありません。
  • 通学時間はどれくらいですか?
    一概には言えませんが、通常15~40分です。交通手段は、路線バス、スクールバス、路面電車、電車、徒歩などで住む地域により異なります。
  • 長期の休みはありますか?
    カナダ:
    9月から新年度で6月に年度末を迎えるため、7・8月が夏休みとなります。それ以外にも、年末年始のお休み(10日程度)などもあります。
    オーストラリア・ニュージーランド:
    2月(1月末)からが新年度になり12月上旬で年度が終わります。12・1月が夏休みとなります。それ以外にも、4月、7月、9月に2週間ずつの学期休みがあります。
  • ホームステイと寮ではどちらを選ぶ学生が多いですか?
    ホームステイのほうが多いです。公立高校の場合はホームステイでの受け入れが一般的ですが、ニュージーランドは公立高校でも寮がある学校もあります。
  • ホームステイはどうやって決まりますか?
    ホストファミリーは、通常入学予定の高校(または管轄教育委員会/教育省)が手配します。
  • ホームステイはいつ頃決まりますか?
    通常、出発の1〜3週間前です。
  • ホームステイには食事がついているのですか?
    ホームステイは通常3食の食事がついています。ただし、朝食やランチはホームステイ先にある食材を使用して自分でシリアルを用意したり、サンドイッチを作ることも多いです。
  • ホームステイ先には他の留学生もいますか?
    ホームステイ先には、ご自身以外の留学生がホームステイをしている場合もあります。ICCでは一つのホームステイ先には原則日本人は一人まで。各学生さんにベッドや照明など、入居してすぐに生活ができるような設備が整っている個室を用意して頂く様にお願いしています。
  • ホームステイの変更は可能ですか?
    可能です。様々な事情によりホストとうまくいかない状況に陥ることは考えられます。まずは話し合って上手くいくように学生側もホスト側もお互いに努力しますが、それでもうまくいかない場合はホストファミリーを変更します。
  • 学生寮は何人部屋ですか?
    学年や年齢により異なります。通常、低学年では4~6人部屋、高学年で2~3人部屋です。最終学年では一人部屋を与えられることもあります。
  • 寮はありますか?
    ニュージーランドでは寮付きの公立高校もありますが、男女別学がほとんどです。また定員があるので、初年度からの入寮が難しい学校もあります。オーストラリアで寮のある学校は、ほとんどが私立高校になります。
  • 学生寮のルームメイトはどんな人達ですか?
    学年や年齢で部屋割りを分けているところが多いです。但し、国籍については必ずしも他の国籍の学生と同じ部屋になるとは限りません。また、学校によっては現地の学生用の寮と留学生用の寮が分かれていたりすることもあります。
  • 学生寮の場合、食事はどのようになりますか?
    ビュッフェスタイルでの食事が多いです。お昼ご飯は学校により異なり、寮まで戻ってきて寮生だけで食事をする学校もあれば、寮のスタッフがランチボックスを作って学校まで届けてくれる場合もあります。
  • 学生寮が閉寮となるときはどうすれば良いですか?
    通常休暇の間は寮がクローズされるため、その期間はホームステイに滞在する事になります。また夏休みなどの長期休暇の間は一時帰国する事が原則となります。
  • 現地スタッフの方はどんな事をしてくれますか?
    病気や怪我などの緊急時の対応はもちろん、到着時のホストファミリー宅での通訳、必要な日常品の買い物のサポートなどを行います。また、制服のフィッティング同行や選択科目のアドバイス、日常生活で困ったことや勉強の悩みなど、困ったことがある時はいつでも相談にのります。
  • 子供が留学している際に会いにいきたいのですが、大丈夫でしょうか?
    可能です。ただし始めの数ヶ月は親御様に会うとどうしてもホームシックになるので、半年目以降の訪問をお勧めします。学校訪問等を希望される場合は、スケジュール調整も可能ですので、早めにご相談ください。

 

留学後・卒業後の進路について

  • 卒業を目的とする学生と1年間留学の学生ではどちらが多いですか?
    現在のICC生では、6:4の割合で卒業を目指す学生が多いです。中には、留学開始時には1年留学としてスタートし、途中から卒業留学に変更する学生さんもいらっしゃいます。
  • 卒業は難しいですか?
    本人の努力次第です。自動的に卒業できるわけではありませんので、ただ出席するのみでなく授業(自分が選択した科目)を理解していかなければなりません。ただし、真面目に授業に出席し、提出物をだしていけば決して難しいことではありません。
    ※海外の高校では「卒業」という言葉の代わりに「修了」という言葉を使用します。
  • 海外の高校で勉強すると高校卒業資格はどうなりますか?
    留学先の国や州で定められている必要な単位数を取得し、決められた試験に合格することで、現地の高校課程を修了したことが認められます。この資格は日本の高等学校を卒業したことと同等で、日本の大学や海外の大学に進学することができます。そのため、現地の高校を卒業した学生は日本に帰国後、「高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)」を受験する必要はありません。
    1年留学をする学生の場合は、在籍している日本の高校の規定により状況が異なりますので、事前に学校の留学規定や単位認定制度などについて確認をすることが必要です。
  • 卒業留学を目指す場合、卒業に必要な期間はどのくらいですか?
    学業成績や英語力、また希望する国により異なりますが、以下は一般的なICC生の例です。
    ・中学3年生卒業と同時に留学(4月渡航)⇒2年9ヶ月〜3年3ヶ月
    ・高校1年生の途中で留学(7月渡航)⇒2年6ヶ月〜3年
    ・高校1年生の途中で留学(1月渡航)⇒2年で卒業(国・エリアにより3年を要する場合あり)
    ・高校1年生終了と同時に渡航(4月渡航)⇒最短1年9ヶ月〜2年、または2年9ヶ月(国・エリアにより期間により異なる)
  • ICC生の卒業後の進路について教えてください。
    ICC生の多くは国内外の大学に進学します。進学率はきわめて高く、ここ10年の平均で95%程度です。進学先は日本の大学や海外大学と様々です。
  • ICC生の大学進学実績は以下です。
    東京大学、京都大学、慶應義塾大学、早稲田大学、一橋大学、津田塾大学、立命館大学、ICU、お茶の水大学、青山学院大学、学習院大学、中央大学、立教大学、UCバークレー、UCLA、シドニー大学、メルボルン大学、オーストラリア国立大学、オークランド大学等。

 

ICCについて・その他

  • ICCはどんな会社ですか?
    海外7拠点(メルボルン、ブリスベン、バンクーバー、シアトル、サンフランシスコ、ロンドン、クアラルンプール)を結び、全国規模の留学支援事業を展開しています。
  • 高校留学以外にはどんな留学を取り扱っていますか?
    高校留学以外の他に、オセアニアやマレーシアへの正規大学留学、大学生や社会人向けのインターシッププログラム、エアープログラム、海外の学生の日本国内でのインターシッププログラム、法人の海外研修等を取り扱っています。
  • 奨学金や教育ローンはありますか?
    文部科学省が推奨するトビタテ留学JAPANといった制度で、短期留学、1年留学の学生さんの費用を援助する奨学金があります。残念ながら卒業までの長期高校留学の奨学金制度はほとんどありませんが、都道府県や市・町などの自治体によると独自に留学支援制度を整備しているところもあるようです。また、教育ローンについては、国民生活金融公庫や個別の金融機関が取り扱っています。