「親友」は数学のクラスのライバルでもあります
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期 間:2006年1月~2008年12月
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国:オーストラリア
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地 域:メルボルン
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高 校:Forest Hill College
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2006年1月よりオーストラリア、メルボルンにあるフォレストヒル高校(Forest Hill College)に留学。現在、最終学年の12年生に在籍。バスケットが大好き。
私が通っている学校はメルボルンにあるフォレストヒル高校です。家からはバスで15分ぐらいのところにあります。授業は1日4教科で、1教科は90分授業です。1、2時間目が終わると休憩時間が25分くらいあり、その後ホームグループがあります。そして3時間目、昼食、4時間目で1日の授業は終わりです。今年選択している教科は、ESL、化学、会計学、数学が2つで合計5教科です。全ての教科がYear 11のときに選択していた教科を引き続き取っています。ほとんどの生徒がYear 12でも同じ教科を選択しているので、先生も生徒もほとんどメンバーが変わらず、慣れているから安心です。
クラスメイトと言っても、自分の選択している教科によって異なりますが、現地の子や中国からの留学生も多いです。選択している教科ごとにクラスメイトがいて、みんな仲良く、助け合って楽しく勉強しています。あえていえば、ホームグループのメンバーが日本でいう学級のようなものだと思います。Year 12はAからDまでの4つのホームグループが分かれていて、私はAに所属しています。日本でいう担任の先生に当たるのが、こちらではホームグループの先生だと思います。また今年から本格的に、スポーツや行事のたびに色別でグループに分かれて競うシステムが出来たので、その時は同学年だけ でなく、違う学年の人達とも勝つために協力し合わなければならないので、より仲も深まると思います。
セントラルオーストラリア旅行で集合写真
去年、エアーズロックのあるセントラルオーストラリアに12日間行きました。テントを張る作業やハイキングのときに、みんなで助けあいました。その時いままで話したことのない人ともたくさん話す機会がありました。それをきっかけに今では普段の生活でも話すようになりました。またバスケットをするのが好きなので、学校で年1回開催される「バスケットボールマラソン」にも参加しました。バスケットボールマラソンは、1日中バスケットをする行事で、学校が募金を集めることを目的に行っています。参加者は2日間プレイする場合は$35、1日の場合は$15の寄付を集める必要があります。その時、同じチームでプレイをしているうちに仲良くなったり、チームは違ってもバスケについて話したりしているうちに、仲良くなる事が出来ました。これから現地のバスケットボールチームに入って、もっと友達の輪を広げたいと思っています。
ウルルの頂上で
ホストファミリーは、パパ、ママ、10歳の女の子、6歳の男の子です。ホストファミリーはとても楽しくて優しい人達です。彼らはよく家に遊びに来る友人を私に紹介してくれます。その友人の家に行くときも、私を一緒に連れて行ってくれるので、たくさんの人達と接することができます。ホストファミリーもその友人も、日本に好意をもっている人たちなので、日本の話をすると、とても会話が盛り上がります。またホストシスターやホストブラザーの友だちが遊びに来たときも、時々、一緒に遊んだりしています。現地の人たちは積極的でフレンドリーな人が多いので、相手のほうから話しかけてきてくれます。それをきっかけに、お互いの事を話して仲良くなることができました。
大好きなホストファミリーと一緒に
一番親しい友達がいます。彼女は私がYear 10に入学してすぐに転校してきた子で、同じ教科を選択していたことで知り合いました。彼女はとても明るくて楽しくて、かわいい女の子です。Year 11のときも同じ数学を取っていて、よく一緒に勉強していました。今年も同じ数学を取っています。今ではテストのたびに点数を張り合う仲にもなりました。彼女は私の知らない事をたくさん教えてくれるし、授業や毎日の生活を楽しくしてくれます。彼女は私のいいライバルでもあり、とても大事な友達です。今年の2月、私の誕生日にその子ともう1人の友達が、ケーキを作ってきてくれました。休憩時間にみんなでCommon Room(共有のスーペース)に集まって、ローソクに火をつけて準備をしていました。私が部屋に行くとみんながハッピーバースデーの歌を歌ってくれました。メッセージを書いたカードやプレゼントも用意してくれました。全く予想していなかったので本当にうれしかったです。
友達の誕生日パーティのとき外でお祝いしました。
最初のころは、やはり英語が全くと言っていいほどできなかったので、自分の言いたいことが伝わらなかったり、相手の言っていることが理解できなくて悩みました。それから友達が違う友達の事を悪く言っていたりしたときは、どうすればいいのかわかりませんでした。今はそういう話を聞いても、それはその人の考え方、見方であって、自分と違って当然と受け止められるようになりました。時には間違ったことを言っているときもあるので、その時はちゃんと指摘できるようになりました。
ロッカールームの前でパチリ
留学して違う国の友達ができると世界が変わります。自分の考え方や物の見方も少しずつ変わってきます。私は日本にいた時よりポジティブな性格になった気がします。最初はホームシックになったこともありましたが、今では毎日学校に行くことが、楽しくてしかたがありません。最初は友達を作るのは大変かもしれませんが、勇気を出して自分から話しかけてみたり、学校の行事などに積極的に参加してみるといいと思います。たくさんの人と接して、たくさんのことを吸収して、留学生活を楽しんでほしいと思います。
ホームグループのお友達と