自分に挑戦している娘の姿はたくましく、親としても成長の証を感じます。
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期 間:2015年4月〜2017年12月
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国:
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長女、美和さんが2015年4月〜オーストラリアへ高校留学。美和さんは2018年4月〜日本の大学に進学予定。
英語が好きな娘は、将来英語を活かした職業に就きたいと思ったことをきっかけに、留学をして英語での生活、文化の違いや食の違いを体験しながら今までにない自分の力を発揮し挑戦したいという強く思うようになりました。それが留学を決めた始まりでした。
留学を意識した頃から、どこの国にするのか(オーストラリア、ニュージーランド、カナダ)迷っていたので、第一候補のオーストラリアに学校の長期休みを利用しホームステイをしました。また、日頃から英語の塾などに行っていましたが、日常会話などの勉強に切り替える為、留学準備コースのある塾に通いました。
食生活がガラリと変わったことで娘の健康面がとても心配でした。留学中のホームステイは2軒の家にお世話になりました。1軒目のお宅では夜の食事以外は自分で作らないといけなかったので大変だったようです。2軒目のお宅では全ての食事を用意して下さり、親として安心したのを覚えています。食事を自分で用意しなくてはならないのは、大変なことでもありましたが、日本から調味料やレトルト食品を持たせたり、送ったりする事もありましたが、シティーに行くと日本の物が売っているスーパーがあるので、そちらで購入して、料理をしてみたりと苦労もありましたが生活していくには自分でどうしたらいいか考えていく力も養われるので、今となってみれば良い経験でした。また、病気も心配でしたが幸い体が丈夫であった娘は、風邪を引いたぐらいで体調が悪くても学校を休まない生活を送れました。何かあれば一人で悩まないで相談する事が一番大切だと思います。
LINEがあるので、不便さを感じることなく親子ともにいつでも連絡できる事が一番の安心でした。
学校に行く様になると、日本人以外のお友達を作ろうとしていましたが、初めは英語での話しかけ(会話)が上手くいかず、苦労していました。悩んでいる様子ではありましたが、英語の上達に向けて努力し積極的にクラスの子達に関わっていこうと考えながら乗り越えていったようです。月日が経つうちに、友達ができると楽しい学校生活が送れていました。その時の友達とは、卒業した今でも、連絡を取り合い、また会おうと約束しています。留学は決して初めからスムーズにいかないかもしれませんが、留学で培った全ての事が、これからの生活の糧になって行くものだと思いました。留学を決めて実行した時から自分に挑戦している娘の姿はたくましく成長の証でした。
親が何かあればすぐに東京のICCオフィスに相談ができるという環境が、頼りでもありましたし、心配な時や疑問に思った時に話しやすい留学サポートの担当の方にも支えられていました。娘が留学した当初、現地アドバイザーの方が学校に来られる時に「アドバイザーさんに会うのが楽しみ」という事を言っていました。この言葉だけでアドバイザーさんを信頼し遠く離れた娘の生活を安心して見守る事ができました。何かあれば、すぐにアドバイザーさんに相談し、アドバイスをいただき、励まされた事がたくさんあった様です。無事、高校卒業できたのも娘を支えて下さった皆様のお陰でもあります。
留学を決めたその日から、毎日が不安と心配の中で時間が過ぎていってしまっているかもしれません。お子さんも留学に対して期待に胸を膨らませる一方、毎日不安や心配の方が頭から離れないかもしれません。ですが、お子さんが留学を決意されたのですから、家族で励まし見守り応援し続けてください。子どもはどんな所でも力を発揮できるものです。親元から離れているからこそです。留学中、良い時もあれば悩む時もあると思いますが子どもを信じる事が一番だと思います。娘が旅立つ時の姿が今でも忘れられませんが、親子共に成長できる留学である様に希望を持って送り出してあげてみて下さい。