留学することとなったきっかけは?
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期 間:2023年4月〜
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国:オーストラリア
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地 域:メルボルン
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高 校:Frankston High School
オーストラリアのメルボルンに2023年4月に渡航して、現在も留学中です。
国は息子が希望しました。もともと、家族や親戚が海外に在住していた事があり、海外を訪れる機会がありました。色々な国へ行った中で、オーストラリアが息子の肌感覚的に合ったようです。中学に入る頃にはオーストラリアへの留学を決めていました。惹かれたポイントは、自然豊かで広大な土地、おおらかでフレンドリーな人々、開放的な雰囲気、治安の良さなどです。オーストラリア固有種動物の虜になっていたのも大きな理由です。
学校は ICC のスタッフさんにいただいたアドバイスと、ネット検索で集めた情報を基に治安が良くて文武両道の学校を絞り込みました。最終的には息子が選びました。日本人留学生が少ないことと、日本の高校と違う広いキャンパスが決め手だったそうです。
はい。留学すると決めてからは、基本全て本人の意思を尊重しました。
小学生の頃から、大学か高校で留学する!と思っていたようです。コロナが収束して海外渡航が可能になった時に、すぐに短期留学でブリズベンの高校にホームステイをして、その帰国後に長期留学を決心して、実際の手続きを始めました。その相談を受けたのは、一昨年の 8 月下旬です。自分ひとりで渡航した初海外で、英語でコミュニケーションを取れる喜びを味わったことや、様々な国籍の友人ができたことが、決断に至った理由です。
しませんでした。留学自体は貴重な 10 代に視野を広げるために体験しておくべきことと以前から考えていたので、本人が留学に行くと決心してからは、存分に楽しんできて!と応援していました。
実際に留学生活を始めて、心配事は増えた?
メルボルンは私たちも訪れたことがない土地で知人も居なかったので、出発前はかなり心配でした。ICCの方が初回から丁寧に疑問や質問に答えてくださったので、ZOOM 面談を進めていくにつれて不安はなくなりました。
本人が人見知りせずに興味があることにチャレンジできる性格なので、それほど心配はしていませんでした。ただ、はじめの頃はホストペアレンツが菜食主義で小食だったので、お腹をすかせていないかをとても心配しました。3食の食事はもちろん、肉料理もがっつり食べたい育ち盛りなので…。その点だけは、ちょっと気になりました(笑)。本人はホストに失礼では?と思って初めは肉を食べたい、とは言えずにいたみたいです。
現地のアドバイザーさんからの助言もあって、本人が頑張ってホストペアレンツに食事量を増やして欲しいと伝えたようです。その後、肉料理も増やしてもらい解決しました。解決まで3か月程かかりましたが…。それでも足りない時は、食後にハムとチーズをたっぷり挟んでサンドイッチを作って満腹にしているそうです。
英語は留学前から頑張って勉強していたのですが、やはりエッセイを書いたりするライティングの授業は先生に英作文添削をして貰っているそうです。授業内容については、先生の一方的な講義を聞いて板書する授業ではなく、生徒が発言する機会が多いと聞いています。試験も記述問題が多くて、英語のテストは当然のことですが、物理や化学でも論じさせる問題が多いそうです。暗記だけでなく論じる力も求められるので、そこが難しいと言っています。
そうですね。英会話のレッスン等は日本でも受けていたので基礎力はあったと思います。ただ、やはり現地の生徒は話すのが早いので、自分からアウトプットするのは大変だったみたいです。授業も集中して聞かないといけないので、はじめの頃は学校から帰ってくると毎日ぐったりしてました(笑)。あとは、他の国から来た留学生のお友達を沢山作って、留学生同士で会話することで英語力を上げる努力をしたと言っていました。
現地のボランティアとして近くの小学校で日本語クラスを教えたり、野球のチームに入ったり、日本で出来ない事をどんどん積極的にトライする事で、世界が広がりやすいと言っていたのが印象的でした。やりたい事、やってみたい事を伝えると、学校の先生やホストペアレンツ、ICC のアドバイザーさん達たちがチャンスを与えてくれることが多いので、その経験が新鮮で楽しいようです。
渡航後1年が過ぎて改め感じる成長は?
正月明けにメルボルンを訪れましたが、息子のヒアリング力が飛躍的に伸びて円滑なコミュニケーションを取っている姿をみて驚き感心しました。どこに行っても息子ひとりで英語でやり取りしていて、成長を感じました。あとは、いつもお世話になっている学校の先生のお宅にお邪魔しましたが、先生方がとてもフレンドリーで親切でした。
一時帰国した際に、自分のことは全て自分でこなすようになりました。改めて逞しくなったと思っています。掃除、洗濯、料理など、身の回りのことは自分で全部やります。自分で決断しないといけない環境にいるので、随分と自立したと感じます。
物理的に離れていますし、息子は全く連絡をしてこないタイプなので、子離れをせざるを得なくなりました(笑)。これはこちら側の問題なのですが、現在16 歳なのでまだ世話を焼きたくなったり、良かれと思って口出しをしてしまう事もあるのですが、自立した息子を見るとオーストラリアの生活を謳歌しているのが嬉しい反面、やはり少し寂しく感じる時もあります(笑)。
はい!日本では経験できない事の連続です。そもそも日常使用する言語が変わり、目覚めてから寝るまで英語(今では夢でも英語、と言っていました(笑))というだけで、サバイバルをしているな~と思います。教育システム、授業のスタイル、様々な国籍をもつ友人たち、部活動など、全てが日本と異なります。現在、現地の高校 2 年の学年に在籍していますが、午前授業の日もあるし、部活は週 1~2 日しかありません。自由に使える時間がたっぷりあります。大学時代より断然に吸収力、柔軟力が高い高校時代に異国でのサバイバル体験は人生の宝物になると信じています。
はい!渡航してすぐに、スマホの通信契約や制服の調達など、日常生活と学校生活で必要なものを揃えるサポートをしてくれるので安心しました。あと、学校の先生と密に連携してくれるので、学校が始まる時にスムーズに学校生活に入っていけたことも、サポートがあって良かったと強く思った点です。息子は連絡を全然くれないので、アドバイザーさんが学校に行って息子の様子を共有して貰えるのも助かります。オーストラリアの教育システムは日本と全く違いますし、私たちも経験したことがないので、大学進学についても不安な点が沢山あるので、そういった点でも相談に乗っていただけるので、ICCにサポートをお願いして良かったと思っています。