高校留学を経てUSアラバマ大学(ハンツヴィル校)へ進学
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期 間:2014年5月〜2016年12月
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国:ニュージーランド
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地 域:ダニーデン
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高 校:ベイフィールドハイスクール
両親の考えでは世界の共通言語の一つである英語を意思伝達ツールだけでなく、将来仕事にも活用できるようになるようにと留学を考えていました。ですが、自分自身留学をしようと思ったきっかけは中学の頃の親友でした。彼は日本だけにとらわれずに他国の文化に興味を持ち、多言語を取得していました。それに影響を受け、日本だけの生活では窮屈に感じもっと広い視野で物事を見たいと思い留学を決めました。
留学先の学校を決める際、自分の趣味や環境を重視しました。ニュージーランドは高校留学の受け入れ態勢がしっかりとしていて、オーストラリアより物価が安く、スキーが趣味ということでニュージーランドに決めました。ベイフィールドでは選択できる科目が多く、比較的日本人留学生が少ないため選びました。
日本の学校と比べるニュージーランドでの生活はあくせくせず、のびのびとした生活を送ることができました。その生活の中で、自分が将来どのようなことを勉強して仕事に繋げていけるのか時間をかけて考えることができました
13年生集合写真
理数系が得意だったため、物理・数学・会計学などを勉強しました。他に、経済学・英語・音楽などを勉強しました。
8月ごろに留学生みんなでクイーンズタウンにスキー旅行に行ったことです。自分たちで計画を立て、クイーンズタウンを散策することができ普段の学校生活では体験できないことができ楽しかったです。
留学生クイーンズタウンスキー旅行(13年生)
最初のホストファミリーは、ホストママと子供が4人、ホストパパは単身赴任でいませんでした。さらに、中国人留学生の女の子がいました。とても賑やかな家族でプライバシーはあまりありませんでしたが、英語上達にはとてもいい環境だったと思います。ホストママは、料理も美味しく3年間お世話になろうと思っていたのですが、ホストパパと一緒に家族で暮らすため引っ越すということになり、ホストファミリーの変更を余儀無くされました。
留学1年目の時のホストファミリー
次に紹介いただいたホストはあまり自分とは合いませんでした。ホストファミリーは朝早くから仕事だったため、夜に足音を立てるだけで注意され、食がホストファミリーとは合わないことが多く厳しい環境でした。色々と悩んだ挙句、コーディネーターと相談し変更を決意しました。
高校卒業までお世話になったホストは3人家族で私の家族構成と似ていました。部屋も地下の比較的広い個室を使わせていただき、専用のシャワー室もあり完全にプライバシーが確保できました。ホストファミリーは私のことを信頼してくれ、事前に連絡をしておけば基本的には自由に生活することができました。ホストとのコミュニケーションも多く英語が上達し、有意義に生活することができました。
特に3年生の時、毎週日曜に日本人教会に行き、ニュージーランド人との文化交流などや、それ以外に他の日本人留学生らと定期的に集まってボーリングやスケートなどをしました。
最初はわからないことがたくさんあり英語も拙かったため1年目はあっという間に過ぎていました。2年目はもっと留学生活を有意義に送ろうと積極的に友達を作ろうと行動しました。学校行事やスキーなどのイベントに積極的に参加しました。その時にできた香港やタイ、ベルギー、イタリア人などいろいろな国籍の留学生と交流して行き、少しずつ現地の学生とも友達を作っていけるようになりました。日本にきた時に観光案内するなど今でも交流があります。留学生活が非常に楽しい時期でした。3年目は初めてICCからの後輩ができ先輩としての体験談を留学のアドバイスとして教えることができました。日本人留学生とも定期的に集まったりもしました。日本人グループの中で助け合いができるなど有益な出会いがたくさんありました。
マウントクック氷河探検(11年生)
マウントクック氷河探検での集合写真(13年生)
3年間の留学生活の中で、英語での生活は苦なく送ることができるがこの英語を仕事につなげていこうと思うともっと専門的な英語の能力が必要だと思い始めました。小さい頃から飛行機に興味を持ち留学生活の中でもっと飛行機のことについてもっと勉強したいと思い始めました。そのためには航空宇宙工学を専攻する必要がありました。航空宇宙工学は日本の大学に比べるとアメリカは勉強できる機会が多くもっとも発展していて勉強する場としては最適だと考えました。
アメリカの大学へはTOEFLが必須です。留学は1年過ぎた時TOEFLを力試しとして受けたところ私の思った点数が全く取れず危機感を覚えました。2年目から苦手分野であった語彙力や読解力を中心に勉強して行きました。高校卒業までテストを約2回受け最終的には85点まで点数を取得することができました。
フォーマルパーティーでの集合写真(11年生)
ICCさんや両親などに手伝ってもらいインターネットを使って情報収集をしました。勉強したい分野はすでに決まっていたため私の学力にあった学校に絞り込むためにいろいろと相談にのっていただきました。また、それぞれの大学の願書の提出の仕方や論文の書き方などをサポートしていただきました。
私の高校留学の期間は3年間でした。この期間は長いようでとても短い3年間でした。その留学生活の中で一番重要だと思ったことは自分の中で目的や目標をしっかりと持って生活を送ることがとても大切だと思います。目的や目標を持っているとそれらを達成するために自ずと何をするべきなのか見えてくると思います。私ももっと良い環境がある大学に編入できるよう日々勉強を頑張っています。皆さんもそれぞれの目的や目標を考えて頑張ってください。
クイーンズタウンの夜空(13年生)