NO.3 スペイン大好き!の巻き(2001/6/29)

 ロンドンで働いてて一番いいことは、ヨーロッパ大陸がなんといっても近いこと。ロンドンからユーロスターでピューと2時間半位でパリに行けるし、飛行機で気軽にイタリア、スペイン、オランダなんかにも出られます。週末と1日お休みもらって、行ってきマ〜ス!って感じで小旅行。この前はマドリッドへ行ってきましたあ。
いいよ。いいよ。いいよ。スペイン!今、日本はイタリアブームだそうで、OLさんの皆さんがイタリアへびゅんびゅん飛んでってるそうですが、同じラテンでも、私は断然スペイン!もう、永住しちゃいたいくらいだもん。私は今のところマヨルカとバルセロナ、マドリッドと3カ所へ行ったことがあるんだけど、どこもほんとうにいいわあ。

マヨルカ島の休日01
 スペインの魅力は、まず第一に、あったか〜い気候!夏は暑いっちゃあ暑いですが、額に汗をにじませながら、遥か遠くの日本の夏を思い出して胸がきゅ〜んとなります。去年の夏はマヨルカ島へ行ってきたんだけど、まあ、すご〜く暑いけど海がそれはそれはきれいできれいで、暑けりゃ海に飛び込んで、のんびりしてればいいのです。ところで、皆さんこのマヨルカ島て知ってます?日本ではそれ程知名度高くないんだけど、ヨーロッパのリゾート地としてこちらでは超有名。きれいな地中海に浮かぶ島です。もちろん、海の美しさで有名なところなんですが、実はこの島には山もたくさんあって、何とあのショパンがパリで出会ったジョルジュ・サンドと恋の逃避行をして(ジョルジュ・サンドが人妻だったから。やるなあショパン!)、しばらく身を潜めてた山間の修道院もあるんだよ。そこで、ショパンはあの有名なノクターン「雨だれ」を作曲したのでした。その時のピアノなんかもちゃんと保存されてるし、ショパンの直筆の楽譜なんかもいっぱいあるし、また、その村がとってもとっても美しいんだよね。花が村中に咲き乱れてる、ほんとに良い所だったなあ........

マヨルカ島の休日02
と、いろいろ語り出すときりがないので、スペインの次の魅力に移ります。スペインの魅力、それは食べ物。居酒屋が日本と同じで、小皿料理出すんだよ。タパスっていうんだけど。カウンターにいろんな料理が盛ってあって、これあれって選べるの。これがさあ、美味しいのよ。たまらないっすよお。なんと、飲み物だけ頼んでも、サービスで小皿に一皿何か盛って出してくれるの、いわゆる「突出し」「お通し」ってやつですね。う〜ん、まるで日本の心。ところで、バルセロナにはシーフードのレストランがいっぱいあって、これがまたことの外美味しい!!!茹でた海老とか貝とかもう本当にたまりませんわ。昔、千葉の海でとれたての貝とか茹でて食べたよなあ〜。まさにそれと同じ。シンプルに素材を楽しむ!その心がスペインにはあるのです。そして、ショッピング。この前のマドリッドでは、ショッピング堪能しましたあ。イギリスは、ダメなの。なんかださくて、びっくりする程高いの。おまけにちびの私にサイズが合わない。スペインでは、イギリスの1/3〜1/2の値段で何でも買えます。また、ラテン人は小柄なので、どんな服も私のサイズがあるの。スカートのたけの長さがちょうどいい!うれし〜!革製品も有名よ。バッグや靴、いいものが安くて、ほんとにいいことづくめです。
 最後に、男!!!ぶよぶよってひとが少ないんだよね。イギリスの男性は、実は結構ぶよぶよした人多いんだよ。(かっこいい人ももちろんいるけどね)あと、身体は細くても、ビールの飲み過ぎで、お腹だけぼこっと出てる人も多いし。それに比べてスペインには、身体の締った逞しいいい男が多いこと多いこと。で、イタリア人みたいに軽々しく女を口説こうとしなくて、素朴な感じでいいんですう。ということで、今回のエッセイはべた褒めのスペインでしたあ。
じゃね。

まめ子@London
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