■長期留学の経験ナシ、でもアメリカ大学留学にトライ |
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Q: |
アメリカ大学留学を決意したきっかけを教えてください。 |
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中1の時と、高1の夏にアメリカで短期のホームステイを体験し、その頃から「こんなのびのびしたところで勉強できたらいいなぁ」という思いがありました。高3の夏に、先生がアメリカ留学をしている先輩の活躍を伝えてくれたことがあって、その時から本格的に留学を考えました。 |
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前述したように、中1でニューメキシコに1ヶ月、高1でイリノイに約10日間のホームステイを経験しましたが、長期留学の経験はありませんでした。 |
Q: |
では、大学留学することにいろいろと不安があったのでは? |
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正直なところ、出発前は幸か不幸かまったくと言っていいほど実感がわかなくて、ほとんど不安はなかったように思います。アメリカに着いて現実を目の当たりにしてから不安が募る一方で辛かったですね。思った以上に英語が通じずに、こんなことで授業についていけるのかという不安、日本にいた時でさえ自分ではやったことのない銀行やアパートの契約の難しい書類の処理、食べ物の違い、友達がいない不安、あらゆることが重くのしかかってきて、1週間くらいはほとんど夜も眠れず、食べ物も飲み込めないという状況が続きました。 |
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留学前は、TOEFLのための市販の問題集をこなしていました。でも、一番最初にTOEFLを受けた時「単語がわからない」という印象が強かったので、単語帳を覚えることの方に重点を置いていました。あとはNHKのラジオ講座なんかも利用してました。
渡米してからは、ACU付属のESLでおよそ3ヶ月間英語の勉強をして、8月の終わりから学部の通常クラスをスタートしました。ESLではGrammar、Reading、Writingに加えて会話の練習みたいなものもありました。 |
Q: |
アメリカと日本の大学の違いってどんなところ? |
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授業の進み方が日本とはまったく違うと思います。討論みたいな形で進んでいくものも多いし、こっちではみんなが自由に発言できます。今の私の状況としては、英語力の不足が主な原因なんだとは思うのですが、宿題を終わらせるのだけでも毎日いっぱいいっぱい。それに加えて課題やテストがたくさんあるので、毎日図書館で引きこもり生活をしています(笑)。 |
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International Relationsですが、まだ最初のsemesterなので専攻のクラスはとっていません。ACUはChristian Universityなので聖書のクラスが必修。日本にいる時は、聖書を一度も読んだことがなく、最初は抵抗だらけでイヤになったこともありました。でもアメリカ=キリスト教の国。今はキリスト教を勉強することがアメリカ人、つまり自分の友達や先生、周りにいるみんなを理解することにつながるんだってことが少しずつわかりかけてきて、そのことに気がついてからは興味を持って聖書のクラスに行くことができるようになりました。 |
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一番最初に驚いたことは、キャンパス内で知らない人とでもみんながあいさつをするということでした。今はもう慣れて私もできるようになりましたが、これはうちの大学のいいところのひとつだと思います。あとはみんな留学生に対して親切です。クラスの中でいろいろ助けてくれたり、ルームメイトが勉強を見てくれることもあります。”人がいい”ってところが一番の魅力じゃないかと思います。 |
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まだこっちに来てから半年も経ってないので何ともいえませんが、少なくとも今の生活はとっても充実してるし、アメリカに来てよかったと心から思える4年間をこれから作っていきたいと思ってます。将来は、国際的な問題を取り扱う機関で働きたいと思っているので、大学院進学も視野に入れつつ、大学生活を送る中でボランティアやインターンシップも経験していけたらなと考えています。 |
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いくつか留学斡旋機関の面接に行ってみたのですが、一番親身になって私の状況を理解しようとしてくれたという点です。カウンセラーの方がちょっとした質問でも丁寧に答えてくれて、すごくうれしかったです。またご自身の留学経験を話してくれたのですが、それがとても心強かったです。本当にお世話になりました。 |
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