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はじめは日本の大学進学も平行して考えていたのですが、アメリカの大学に決めた一番のきっかけは「実験は日本よりアメリカの大学の方ができる」と聞いたことです。私は高校生の時から地球環境、中でも生物科学系の専攻に興味があったのですが、今通っているNorth Dakota State大学は農学部、工学部やコンピューター系など理系の学部が強い総合大学だと聞いたのでこの大学に決めました。 |
Q: |
留学してから自分が変わったと思うことはありますか? |
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留学前は親に頼ってしまうことが多かったのですが、留学してからは自分でいろいろと判断するようになり、頑張れば何でもできるという自信がつきました。私は、高校でも英語は苦手科目で、留学前の英語力も低かったのですが、英語の苦手意識も克服することができたのも大きかったと思います。留学生活で一番苦労したのも英語力の問題で、大分慣れてきた今でも英語で上手く通じなくてちょっとショックを受けることもあるのですが、これまでの苦労の分が自信につながったのだと思います。 |
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留学して最初の頃は、時間があるときはいつも勉強をしている生活でした。毎日平均6時間くらいは勉強していたと思います。最初はとにかく長時間勉強をすれば何とかなると思っていましたが、大学生活に慣れてくるにつれ、やはり勉強以外でも大学生活を楽しむべきだと思うようになりました。途中からは勉強時間とオフの時間のメリハリをつけ、集中して勉強できるようになり、平均的な勉強時間が減りましたが、その分徹夜で勉強するときもありますね。 |
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今までは勉強についていく事が目標でしたが、来年からは勉強以外にも大学の活動などに参加して活躍の場を広げたいと思います。私の大学ではリーダーシップ養成プログラムというものがあるので、そのプログラムに参加して、ボランティア活動や企画にもチャレンジしてみたいと思っています。また、私の大学は日本人留学生が少ないのですが、今役員としてJSA(日本人留学生クラブ)の立ち上げも進めています。将来的には日本人だけでなく他の留学生やアメリカ人学生との交流の場として役立つ組織にしていきたいと思います。あとは、大学院進学に向けての勉強ですね。 |
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まだ具体的に決まってはいませんが、やはり生物科学系分野を目指そうと思っています。河川や土壌、大気の汚染を調べて対策を考えたり、エネルギー問題の為に生物を利用したエネルギー開発などを研究してみたいと思います。将来も地球環境問題とその研究に携わる仕事に就きたいと考えています。 |
Q: |
最後に、これから留学する方へのメッセージをお願いします。 |
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英語力に関わらず、留学したいという意欲があれば是非チャレンジして欲しいです。私のように理系の学生さんの中には英語が苦手という方も多いと思いますが、英語力が足りなくても、数学や物理など、その他で得意な分野があればきっとアメリカでも自分の強みになると思います。最初は英語力がなくてもやる気があれば大丈夫です。頑張ってください! |
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