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VOL.26

佐藤恭平さん   世界中に友人を作ることと、トップクラスの成績で
マッコーリー大学を卒業することが目標!
 
佐藤恭平(さとうきょうへい)さん
1986年生まれ。千葉県出身、19歳。高校時代は器械体操一色の体育会系。高校卒業直後の2005年3月中旬にオーストラリアに渡航。マッコーリー大学付属の英語センターを経て、同年6月から大学1年にあたるディプロマに進学。専攻はビジネス。2008年6月にマッコーリー大学を卒業予定。

■参加コース:オーストラリア国立大学進学プログラム
■参加期間:2005年3月〜留学中
■留学先: Macquarie University(オーストラリア・シドニー)
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貿易会社を経営してみたい!

Q: 海外の大学を目指した理由は?

A:英語をマスターしたいというのが第一の理由です。これからは英語を話すのが当たり前の時代です。英語が使えないと狭い日本から一生出られない可能性さえあると思います。
それに、やりたい仕事をするのにも英語が必須だと感じました。英語を理解する人は山ほどいるでしょうが、自分の英語を完璧にして差をつけたいという願望もありました。実は、日本の大学から留学する方法も考えましたが、それだと英語の上達により多くの労力と時間を費やし、効率的な方法とは思えませんでした。
また、僕にとって同じぐらい重要なことが、“他人がやらないことをやりたかった”ということも留学を選んだ大きな理由です。

Q: マッコーリー大学を選んだ理由は?

A:ビジネスを勉強するので田舎よりも都市に近いほうが絶対にいいと思いました。また、休みにはマリンスポーツをしたかったので、海にも近いのが僕にとっては大切な理由でした。

Q: ビジネスを専攻として選んだ理由は?

A:自分が関心あることや、将来の夢などを考えるとビジネスが最も役に立つと思ったからです。また、他の専攻にはほとんど興味が無かったのも理由かもしれません。

Q: 将来の夢とは何ですか?良かったら教えてください。

A:貿易会社を経営することです。日本と他の国の間を取り持つ仕事をすることが夢です。そのためには、英語や国際性を見につけることが重要です。将来に渡り、英語を使って仕事をしたいですね。

Q: 入学した後の印象は?

A:マッコーリー大学は留学生を世界中から多数受け入れています。移民国家であるためアジア系が多いのも特徴です。僕にとって幸運だったのは日本人が少ないということです。大学は自由な雰囲気にあふれ、気に入っています。

Q: 印象に残っている授業は?

A:思い返すと一番初めの英語のコースですね。先生も学生もフレンドリーで楽しく英語を学べました。それから、最初の講義も印象に残ります。ノートを取ることに必死でしたが、終わってみれば何も書けませんでした。笑

Q: 大学以外の生活を教えてください。

A:平日は、起きる→朝飯→教科書読み→授業→昼飯→スケボー→講義で学んだことを復習→晩飯→腹筋、腕立て→就寝の繰り返しです。笑
週末は、大学から離れてのんびりしています。シドニーや近郊のビーチで過ごすことが多いですが、休みが長い時には泊りがけでサーフィンを楽しむともあります。また、そんな時には遠くにでかけます。

Q: ステイ先での生活の様子を聞かせてください。

A:学生寮に住んでいます。いろんな人が世界中から来ているので活気もあります。違うアクセントで英語をしゃべってくるので、最初は聞き取るのにも苦労をしましたが、今ではそれにも慣れました。普段は寮の中で友達とビリヤードをしたり、映画やクラブに行ったりします。最初の5ヶ月間はホームステイでしたが、賑やかな家族で、それもいい思い出になりました。今でもたまに連絡をとっています。

Q: これからの留学生活でやり遂げたいことは?

A:世界中に友人を作ることと、トップクラスで大学を卒業することです。

Q: 留学して成長したと思えることは?

A:自立したことです。まず家族から離れて暮らすことで、当たり前のことですが、自分のことは自分でやるというのがどれだけ大変かというのがわかりました。英語がうまくなっただけでなく一人の人としても成長したと実感します。

Q: 英語を身につけるための秘訣を教えてください。

A:信じて実行している秘訣が13あります。今回全部教えます。
1.日本語しゃべらない。2.日本語しゃべる日本人から離れる。3.外人と話す。4.その国のアクセントを話すよう努力する。6.日本語の辞書を捨てて、英語で英語を覚える。7.英語の本で英語を勉強する。8.テレビ見て話してることを完璧にまねする。9.自分の声を録音して聞く、どれだけ英語が下手かわかる。10.日本人なりを自覚する。11.学校の先生をしてる人の家にホームステイする、いやでも何か教えてきます。それに話し出したら止まりません。12.とにかくなんでも英語で考える。13.悪口をいうときも英語で。

Q: ICCの担当者で印象に残っていることは?

A:僕の担当の曽根さんはフレンドリーですが、留学の話になるととても真剣なのでこっちも身が引き締まりました。それはとても頼もしかったです。アドバイスや経験なども聞かせてもらいました。曽根さんがシドニーを訪ねてきた時には連絡をもらい、他の留学生と食事もしました。英語のことで丁度つまずいていた時期なので励まされました。

Q: 大学留学を検討中の高校生にアドバイスをください。

A:やる気と根性とほんの少しの才能があれば、誰でも留学し自分のやりたいことを成功できると思います。大事なことは自分がやりたいことを続けられるかどうかだと思います。留学した後に感じましたが、TOEFLの結果が最初は低かったけど、一回みんなと同じ環境で勉強すれば、そんなことは全然関係ないです。勉強だけじゃなく、他の国の人と友達になったり、今まで知らなかったことが発見できたりしてすごく楽しいですよ!

 
シドニー郊外の緑豊かなキャンパス


ユーカリの並木道がるのもオーストラリアらしい


学内には様々な学生寮もある




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