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VOL.34

井上洋輔さん   インターンを通して、アメリカのミーティングの雰囲気を
肌で感じることができました
 
井上 洋輔(イノウエ ヨウスケ)さん
1981年生まれ、東京都出身。日本大学卒業後の2004年9月からIBPプログラムワシントン大学コースに参加。Washington State Department of CommunityとTrade and Economic Developmentにてインターンを経験。帰国後、携帯電話関連のベンチャー企業に就職。

■参加コース:IBPプログラム・プログラムワシントン大学コース
■参加期間:2004年9月〜2005年8月
■インターン先: ワシントン州政府通商経済開発局
/Trade and Economic Development
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2つのインターンを掛け持ち

Q: IBP参加を決めた理由を教えてください。

A:「英語」だけではなく「ビジネス」も学べるからです。当時は大学を卒業したばかりで、ビジネスについては何も知らなかったのですが、非常に興味がありました。英語だけではなく、ビジネスも学べるという点がIBPを選んだ一番の理由です。

Q: インターン留学に対する不安はありましたか?

A:大学2年生の時にロンドンで1ヵ月の短期留学をしたことがあったのですが、やはりインターン先の職場で英語を使って仕事ができるのだろうか、という不安はありました。それに、それまではアルバイトしか経験したことがなかったので「仕事をする」ということにも不安がありました。語学上達のためには、とにかく現地の人と話すことを心がけ、積極的にアメリカ人の来るパーティやコミュニティに行ったり、あとはカンバセーション・パートナーを作ったりしました。

Q: 留学中、特に興味を持って取り組んでいた授業は何でしたか?

A:IBP生だけのマーケティング授業がおもしろかったです。この授業では、サプライヤーやメーカーの視点でマーケットを見るということを学びました。グループに分かれてマーケティングを行ったのですが、職務経験がある人の意見や資料の作り方に触れられたことは、自分にとって意味のあることでした。

Q: インターン先はどのようにして探しましたか。

A:学校に紹介していただきましたが、ちょっとやりたいことが違っていたので、知り合いにも別の会社を紹介してもらい、結局、2社同時にインターンをすることになりました。インターンが始まったクォーターから探し始めましたが、この時期に始めても遅くはなかったです。

Q: インターン先での仕事内容は?

A:1社では主に翻訳、リサーチを行っていました。日本のゲーム産業に関するリサーチがメインでした。もう1社では、電話対応やコンテンツゲームの更新を行っていました。仕事での電話対応で、初めて外国で仕事をする難しさを感じたのですが、相手が早口だったり、訛りがあったりして、何回も聞き直してしまいました。インターン体験中に、外部の方とのミーティングに参加させてもらえたことがありました。アメリカのミーティングの雰囲気を肌で感じることができ、非常にいい経験をしました。

Q: IBPの経験は、日本での就職には有利だったでしょうか?

A:IBP修了後、日本で人材会社に登録したり、自分で企業に履歴書を送って就職活動をしましたが、IBPの経験は就職に役に立ちました。外国でインターンをしている学生や若い人はまだあまりいないので、面接の際に話のきっかけになり、そこから自分をうまくアピールすることにつながりました。

Q: 井上さんの将来のキャリア像を教えてください。

A:将来の具体的なキャリア像はまだ決まっていませんが、自分で会社を創ってみたいです。現在はベンチャー企業のインターネット関連会社に勤めていますが、会社を大きくして行く過程を真近に見ることができ、非常にエキサイティングです。

Q: 最後に、IBP希望者に向けてアドバイスをお願いします。

A:「インターン留学」と聞いて足踏みをしてしまう人がいるかもしれませんが、大丈夫。友達もインターンの職場環境がすごくいいと言っていました。こちらが努力すれば、相手の人もそれに答えてくれます。それは日本人、アメリカ人でも変わりありません。一度も職務経験のない学生の方にとっては、外国の会社がどういうものなのか、アメリカ人のライフスタイルはどのようなものなのか、を知るだけでも非常に意味のあることだと思います。私も大学卒業後すぐに留学したので、同じような境遇の方には頑張っていただきたいです。
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