《ICC マレーシア アンバサダーレポート vol.8》学生ビザの更新について
マレーシアにおける学生ビザ更新について
こんにちは!今回は角川が、学生VISAの更新について思ったことを書いていきたいと思います。
私事ではありますが、この8月でマレーシアに来てから一年が経ちました。
学生VISAは学校によって発行してくれる有効期限が異なります。
大体の学校は一年間か半年間で、HELP大学の場合は1年間です。
そのため私もつい先日、学生VISA更新のための手続きを行いました。
学生VISAの更新はどのように行うのか、必要書類や手続きについてご紹介します。
学生ビザ更新において必要な書類
まず以下の7点のものを用意します。
1.インターナショナルスチューデントオフィスからの書類
2.ビザ更新料支払い証明 (RM750)
3.すべてのページのパスポートのコピー
4.3.5×4.5㎝の白背景の写真
5.スペシャルパス申請費 (RM359)
6.所属学部からのサポーティングレター(もし、CGPAが2.0以下の場合)
※CGPAとは学校の成績の評定平均のようなものです。
4点満点で評価されます。どの程度の成績をとっているかで
その人の学校でのがんばり具合がわかるというものです。
4満点中の半分である2.0以下の成績をとってしまうと、
通常1年間分発行される学生VISAが半年間分しか発行されなかったり、
また、あまりにも成績が悪いと学生VISA自体が発行されなくなってしまうので
気を付けなければなりません。
7.パスポートの原本
(有効期限が一年間以上なければVISA更新の前にパスポート自体を更新する必要があります。)
以上が必要書類となります。
※ 1RM=25円(2017年9月現在)
手続きの流れ
パスポートの原本は学生VISAの有効期限が切れるちょうど2週間前に提出するよう求められます。
例えば、有効期限が切れるのが8月15日なら8月1日に提出です。
早めに提出して早めに更新するということはできません。
通常、提出してから早くても2週間、遅ければ6週間パスポートを預けたままの状態になります。
つまり、1年間の有効期限の学生VISAの場合、もし8月にマレーシアに来たのなら、
毎年8月にパスポートを提出しなければなりません。
提出している間の2~6週間はマレーシアを出ることはできず、
どこにも行けない状態になるということです。
大抵8月はセメスターブレイク(学期と学期の間のお休み)で、
どの学部も約1か月の休みがあるのですが、
パスポートの提出とセメスターブレイクが被ってしまうと、
せっかくの休みでもパスポートが手元にないが故に地元に帰ることも
近隣の国に遊びに行くこともできなくなってしまいます。
ビザ更新を見越した渡航時期について
実は私は去年の8月にマレーシアに来ましたが、
学生VISA自体は6月にはすでに発行されていたため、
もう2ヶ月早くマレーシアに来ることも可能でした。
しかし、もう少し日本にいたいという思いから8月の渡航を選択しました。
もし、来る前にこの学生VISAの更新のための手続きの手はずを知っていれば、
6月の渡航を選択していた可能性もおおいにありえたと思います。
なぜなら、もし6月にパスポートを提出していたとしても、
どちらにせよその時期には授業があるので
パスポートが手元にあろうとなかろうとあまり関係ないと思うからです。
もちろん、セメスターブレイクにパスポートがなくてもできることはたくさんあります。
部屋でたくさん映画を観たり、自分の苦手科目を克服するための勉強をしたり、
その他の趣味に没頭したりするのも有意義な時間の使い方です。
しかし、休みの期間には東南アジアのいろいろな国を旅したい!と思っている方や、
休みの度にできるだけ日本に帰りたい!と思っている方は、
学生VISAの更新のためのパスポート提出があることも念頭において
渡航時期を検討する必要があると思います。
できるだけ早く卒業したいと考えている方ももちろん多くいらっしゃるでしょうし、
学部の入学時期によっても渡航すべきタイミングは変わってくると思いますが、
渡航時期を迷っている1人でも多くの方の参考になれば幸いです。