皆さんこんにちは!マレーシアのモナッシュ大学に留学中の麻優子です。
マレーシアは近年、日本人学生にとってメジャーな留学先になりつつあります。今回は私の2年間のマレーシア滞在の経験から、この国の魅力を紹介します!この記事を読んで、よりマレーシアに興味を持ってい頂けたらと思います!
1つの国で様々な体験ができる!多文化なくらし
マレーシアは1つの国でありながら多民族、多宗教、多言語が体験できる国です。
民族
宗教
言語
このようにマレーシアでは、様々な文化が存在しています。各民族、宗教ごとに食べ物、生活スタイル、お祭りなどに違いがあり、その違いを間近で体感することができるのでとても楽しいです!この中で私が体験したいくつかの文化を紹介します。
マレー文化、イスラム教
マレー系の友達にお願いしてマレーの文化体験をしました。イスラム教の文化では、女性は外出時と家族以外の男性の前ではヒジャブという布を巻いて髪を隠します。また、食事の際にスプーンやフォークなどを使わずに右手のみで食べます。写真は、食事の前のイスラム教のお祈りを教えてもらっている様子です。
旧正月(中華系)
1月1日のお正月とは別に中華系は中国歴の新年にお祝いをします。旧正月は日本でいう、節句の時期にあたります。マレーシアではどの文化の行事も大切にしているため、旧正月もかなり盛大に祝われます。毎年、旧正月の時期になると、ショッピングモールや、街中で赤色を中心とした装飾を見ることができます。また、中華系の人たちは当日に家族や親せきで集まり、伝統的な料理を食べながら新年のお祝いをします。
キリスト教
私はキリスト教の友達がいるため、時々キリスト系のイベントに招待されます。マレーシアではキリスト教信者は9%と、イスラム教や仏教よりは少ないですが、大切にされている宗教の一つです。写真はバレンタインパーティーの様子です。パーティーといってもただ食事をするだけではなく、聖書読みから始まり、キリストの教えについてみんなで話し合ってからレクリエーションや食事をして楽しみました。
このように、マレーシア人は文化、宗教、言語に違いがありながらもお互いの文化を大切にし、尊重し合っています。その環境に入り込み、肌身をもって体験しながら生活することで学びがたくさんあります!
大自然から大都会にあるツインタワーまで!豊富な旅行先
マレーシアは物価の安さや、多文化で注目されることが多いですが、旅行先がたくさんあることもマレーシアの魅力の一つです!
私は旅行が大好きなので、大学の休み期間にたくさん旅行に行きました。(新型コロナウイルスの流行の影響のため、2020年3月以降は全く行けませんでした。)
私は、自身の体験からマレーシアで旅行をする際の魅力として
- 綺麗な自然を体験できる
- 躍動感のある大都会を満喫できる
- 旅行先で文化の背景を知ることができる
この3点について紹介します!
綺麗な自然を体験できる
マレーシアには、まだ人の手があまり加わっておらず、きれいな自然を見ることができる場所がいくつか存在します。
● ペナン国立公園(Penang National Park)
ペナン島にある国立公園ではジャングルの中でハイキングを楽しめます。コースは7つあり、私はその中でもタートルビーチという、到着地点にきれいな海が見えるコースを選びました。木々をかき分けながら、凹凸が激しい道を2時間弱歩くため、大自然に触れることができます。
● プルヘンティアン島
マレーシアにはたくさん島があります。その中でも私が2度訪れたプルヘンティアン島は透き通った海の中にウミガメや、魚を見ることができます。日本ではほとんど見ることができない海の色を見ることができます!
躍動感のある大都会を満喫できる
大自然を楽しめる一方、マレーシアのクアラルンプールでは大都会の躍動感も体験できます。
● ツインタワー
マレーシアのシンボルともいえるツインタワーはクアラルンプールの中でも圧倒的な存在感があります。夜になると噴水ショーも行われため、ツインタワーの前にはたくさんの観光客が訪れます。ツインタワーがきれいに映る写真スポットは常に大混雑です!
旅行先で文化の背景を知ることができる
先ほどの多文化の話と同じく、マレーシアでは旅行先でも各文化の背景を感じることができます。それは、民族や文化ごとに異なった歴史的背景があり、建造物や地域が観光地となっているからです。実際に観光地を訪れ、目で見て学ぶことで、文化をより深く理解することができます!
● モスク(イスラム教)
マレーシアにはたくさんのモスクがあり、その中には観光客のために開放しているものもあります。モスクになかには、イスラム教についての説明が書かれたボードやパンフレットが置かれています。女性には肌を覆うために帽子がついた上着が貸し出されます。
● ペナンの水上住宅(中華系)
ペナンには古くから水上住宅で生活している中華系の民族がいます。そのうちのいくつかの集落が観光客のために自分たちの生活を公開しています。歴史のある集落でリアルな生活をのぞくことができます!
まとめ
多文化な体験と幅広い旅行先の2点が私が思うマレーシアの魅力です!そしてこれは、マレーシアに留学して、身を持って体験することで気づくことができました。文化に触れて、たくさん新しい体験がしたい!旅行が好き!という人にはぜひマレーシアがおすすめです。
【この記事を書いた人】
酒井 麻優子(Sakai Mayuko)
高校時に、ICCを通して一年間ニュージーランドへ留学した経験から「海外でもっと多くの人と関わり合いながら勉強をしたい」と考え、日本の公立高校を卒業した後、2019年8月からマレーシアのモナッシュ大学に入学。国際社会学を専攻し、現地学生だけではなく様々な国からの留学生とのディスカッションを通して視野を広げながら学習中。また、課外アクティビティとして大学の討論クラブに所属し、そこで秘書の役割を務めながら英語力を磨いている。