現地でひとり暮らしするマレーシア留学3年目の筆者が、持ってきてよかったものをいくつか紹介します。
目次
1.ほとんどのものはマレーシアで買える
マレーシア留学でなにを持っていったらいいの?スーツケースの中身は最低限にして、現地で買い揃えようと思っているけど、日本から持っていったほうがいいもの、マレーシアで買えないものは?
こんなお悩みはありませんか?
海外留学だと、長期間日本を離れて暮らすことになるので、一度 ”しまった、これを忘れた….”となるとショックが大きいし、なにかと不便なことも。
マレーシアは日本でおなじみのお店はだいたいあるので、現地で必要なものを揃えるのは簡単です。
ありがたいですね。
ダイソー
レンジが使えるキッチングッズや掃除グッズ、日用品が手に入ります。無印
日本で買っていたものと同じものが揃います。文房具や服、キッチングッズやレトルトも日本と変わらない品揃えです。ドン・キホーテ
ドンキでは日本のお惣菜も売っているので、日本人の学生さんもよくここでお惣菜を買ったりします。ユニクロ、H&M、ZARA
服はシーズンごとにお店に並ぶ商品が変わるので、常夏のマレーシアでも冬服が買えます。感覚だと、ZARAよりもユニクロ、H&Mのほうが店舗数がある気がします。
服に関しては、このあとフォーマルの話でまたでてきます。
たいていのものはこういったお店で日本でもおなじみのものが揃います。
ちょっと割高にはなりますが。
2.実際持ってきてよかったもの
現地で基本なんでも買えるので、マレーシア留学ではとくに困ることはありません。でも、自分が使い慣れたものがいいし、わざわざ買いに行くのもめんどうですよね。
筆者が日本から持ってきてよかったというものを、いくつか紹介します。
①水筒
マレーシアの人って、みんな水筒をもって出かけるんですね。
どこにでも給水機があるので、水筒をもってたら飲み物を買うことはほとんどありません。
また、のどがかわいても、日本ほど自販機やコンビニがありません。
スーパーやコンビニがあっても、自分の飲みたいようなものが見つからないことも。
炭酸、コーヒー、紅茶がダメな人は困るかと思います。
特に、マレーシアの飲み物はすごく甘く、水が恋しくなります笑
また、筆者が持ってきたような保冷・保温機能つき水筒は、マレーシアではあまり見かけません。
こちらに売ってる水筒はプラスチックが主流です。
みんな写真のような同じタイプの色違いを持ってます。
常夏のマレーシアでの水分補給はとても大切です。
いつでも冷たい、もしくは温かい自分の好きなものが飲めるように、水筒は必須です。
②折り畳み傘
普段から通り雨(しかも激しい)が多いので、1つあると安心です。
マレーシアは雨季と乾季です。
乾季だから雨が少ない、ということもなく、よく降ります。
不思議と、お店で傘を見かけないのであまり傘をさす習慣がないのかもしれません。
コンビニに駆け込んでも、傘が売ってないので、マイ折り畳み傘を持つことをおすすめします。
③用途別のくつ
この3種類があればどんなシーンにも対応できます。1.スニーカー
2.サンダルなどの楽なもの
3.プレゼンやちょっといいとこにお出かけするとき
現地の学生はたいていどこ行くにもサンダルです。
大学にもサンダルで来るのか…..と最初は正直ひきました笑
スニーカー、ちょっといい靴は、いくつか持ってくると便利です。
急な雨でずぶ濡れになり、明日履いていく靴がない!とならないので。
④用途別のかばん
この4つがあれば十分です。1.学校用のリュック
2.お出かけ用の小さいもの
3.買い物用のマイバッグ
4.旅行用の少し大きめのもの
まず、学校用のリュックなんですが、丈夫なものをもってきてください。
パソコン、水筒、教科書その他もろもろをそのリュックに入れることになるので、耐久性のあるものがいいです。
筆者のリュックはこの前、肩の部分が派手に破れてもう使えないです……..
トートバッグで学校に通うには、かばんの耐久性や肩への負担が大きすぎます。
特に、教科書は800ページを超えるものもあるので、大容量で丈夫なリュックがおすすめ。
お出かけと学校用のかばんは別のほうが中身を入れ替えなくていいので便利です!
あと、買い物袋は料金がかかるのでマイバッグがあったほうがいいです。
最近のSDGsの流れもありますし、なにより、マレーシアの買い物袋はすごく薄くてやたらと伸びるので帰るまでに破けないかヒヤヒヤします笑
旅行用の大きめのカバンがあれば、マレーシア国内旅行や、近隣のタイやシンガポールへのショートトリップにも役立ちます。
また、日本に一時帰国するときに、毎回スーツケースにパッキングしなくても、大きなカバンがあればさっと準備できるので楽です。
人によっては旅行用の大きめのかばんはいらないよって人もいるかもしれません。
そんな人は、トートバッグを1つまたはリュックをもう一つ足してもらうといいです。
そうすれば、学校用のかばんが筆者みたいに残念なことになっても安心です…..
⑤襟付きシャツ・襟付きジャケット
これはあると本当に便利。
学校のプレゼンや就活、インターンとマルチに活躍します。
大学のプレゼンでは、フォーマルが指定になることもあります。
厳しい先生だとフォーマル指定を守らないと、それだけでプレゼンの点数が低くなることも。
これはかなり大事です。
スーツ一式でなくても、シャツとジャケットがあればなんとかなります。
持ってきてないと、ユニクロかH&Mにお世話になることでしょう笑
ただ、マレーシアでフォーマルを買うためにお店に駆け込んでも、困ったことになります。
【1】素材がすごく薄い、テロテロだったり、ほこりがとてもつきやすいものもある。
【2】サイズ感や、丈が合わない
この2点でなかなか思うようなものが見つからない。
就活という、独特のイベントで学生向けにスーツ一式、靴もカバンも込みで売っている日本で揃えておくと楽です。
せめて、襟付きシャツと襟付きジャケットを持っていきましょう。
⑥イヤフォン(パソコンと携帯両方に使えるもの)
これはあとからじわじわくるやつです。
オンライン授業のときや、音出し厳禁の自習室で勉強したい時、ミーティングのときに重宝します。
お手持ちの携帯とパソコンのイヤフォンジャックを確認してみてください。
特にiPhone×Mac ユーザーの方。
イヤフォンジャックが違うんじゃないですか?
イヤフォンを2つ持っていくか、Bluetooth対応のコード無しイヤフォンがあるといいです。
こちらで買うとなると、基本的にオンラインです。
イヤフォンは日本で買う方が、手に取って見ることができるのでいいと思います。
3.勉強に関するもの
パソコンのみで良し
勉強に関する持ち物ですが、一言でまとめると、「パソコンのみで良し」です。大学の授業は全てデジタルですむ時代です。
教授からプリントを配られるということは、今まで1回もなかったです。
●ノート、ルーズリーフ、筆記用具:不要
●ファイル、バインダー:不要
授業のスライドは事前にダウンロードしておいて、授業に臨む。
全てデジタル上ですみます。
もちろん、「不要」とは言っても、ノートや筆記用具を使うことは自由です。
みなさんの勉強スタイルに合わせて、持ちもの準備してみてください。
実は私もアナログなので、紙派です。
4.必要な持ち物
ここまで、持ってきてよかったもの、勉強にかんするものをご紹介してきました。この他にも、海外で生活するにあたって必要なものはたくさんあります。
以下にざっと並べてみると…..
<一覧>持ち物リスト
などなど学生ビザ申請済みのパスポート
約3ヶ月以上の滞在する場合は、学生ビザが必要です。正規留学をするとなったら、きちんと手続きを踏んで、忘れずに準備しましょう。
色々書類を揃える必要があります。
そして、特に困るのが東京の大使館にそれらの書類を持っていって審査してもらわなければならないということです。
私は、ICCに大使館への書類審査の代行をしてもらいました。
また、コロナ禍では頻繁に変わるルールをタイムリーに共有していただきました。
そのおかげで、やり直しもなく、スムーズに申請することができました。
(2022年8月現在:あらたにインターネットによるビザ申請もスタートしています)
私が受けたICCのサポート内容などは、LINEから問合せできるそうです。
渡航時に必要な書類
声を大にして伝えたい。現地入国時に必要となる書類がたくさんありますが、
それらはすべてデータで持参するだけでなく、必ず紙に印刷して保管するようにしてください。
そしてマレーシア渡航の際に、それらを手持ちカバンに入れておくことをおすすめします。
入国審査で求められることがあるからです。
そのときに、なぜかPDFといったデータベースではなく紙を求めてきます。
このケースはコロナ以降、特に増えています。
留学開始後も、奨学金申請したりと、なにかとそれらの書類が必要になることが多いので、手元に保管しておきましょう。
海外旅行保険証
忘れてはいけない、自分の身を守るお守りです。マレーシア留学の場合、政府の強制保険(EMGS保険)に入ることになります。
それとは別に、任意保険に入ることが大切です。
その理由は…
・強制保険は、渡航直後からは始まらない
・強制保険は、カバーする範囲が限られる
例えば、渡航後1週間で体調を崩し、入院が必要になった方がいたと聞きました。
入院にはRM30,000(約100万円)が必要で、別途治療費も超高額。
その結果、留学自体を諦めて帰国されたそうです。
そういった意味でも任意保険に入ることは必須と言えます。
ただ、任意保険は入っておけばいい、というものではありません。
最近とても多いのが、ネットで格安の海外旅行保険を契約しトラブルになるケースです。
・緊急時にいざサポートオフィスに電話をすると、繋がらない
・保険で費用をカバーできず、高額な自費負担を強いられる
などなどです。
大手の保険会社でも、そういうことはあるようです。
マレーシアの事情をよくわかっている人に相談して、保険は決めた方が良いと思います。
また、学生に多いのが親が子の代わりに申し込み手続きを全て行い、学生本人が保険を全く理解していない、というものです。
留学に行くのは親ではなく、自分です。
自分をいざというときに守ってくれる存在を、そのような扱いではいけません。
・どういったタイプの保険か。
・保険がカバーしている範囲。
・もしものときの連絡先や、もしものときにすること。
ざっとでいいので確認しておきましょう。
よくわからないから…と人任せにせず、きちんと自分で把握しましょう。
クレジットカード
留学中に、トラブルに巻き込まれることが多いものの一つが、クレジットカードです。生活に直結するだけあって、しっかり対策しておきたいものです。
結論からいうと、異なる会社のカードを2〜3枚持っていくと安心です。
セキュリティの厳しい日本のカードが現地で使えない場所がよくあるからです。
また、不正利用や盗難など様々なトラブルが起こり得ます。
マレーシア渡航後、現地の銀行で口座を開設するのもありです。
その口座に紐づいたクレジットカードを作れば、ストレスなく現地で使用することができます。
銀行口座の開設には、学生ビザや学校からのレターが必要になります。
不安であれば、ICCの現地スタッフさんにサポートしてもらうのもありだと思います。
LINEで直接問い合わせてみてください。
マレーシア現地オフィスに直接質問することができます。
現金(少々)
キャッシュレスが主流のマレーシア。とはいっても、現金が必要な場合もでてきます。
私の場合は、渡航の際に1万円程をRMに換金してもっていきました。
日本ではあまり多く換金しないほうがいいと思います。
マレーシアの方が換金の手数料が安く、レートも良いことが多いからです。
また、日本から送金を受ける場合も、やはり現地の銀行口座があると便利です。
5.【番外編】心の栄養チャージのために
ズバリ、なくても生活していけるけど、自分の心の栄養のために。
上記で紹介した、水筒やかばんなどのほかに、あなたにとってリラックスできるものがあると、なおいいです。
具体的には、趣味のものだったり、リフレッシュしたいときに使っているものです。
例えば、アクセサリーや腕時計、香水でもなんでもいいです。
筆者は本を何冊か持ってきました。
いまだと確かに電子で読めるんですが、紙の本の存在の安心感がたまらない。
リラックスしたいときや、課題の休憩タイムに読書をして、のんびりしています。
おわりに
マレーシア留学で持ってきてよかったものをいくつかピックアップしてみました。持っていくものを考えるとき、”これあったら便利だな” と考えると、あっという間にスーツケースがぱんぱんになるので、自分が日本で普段使っているものはなにか?”マレーシア生活ではどんなシーンでこれを使うか?”と考えると自然と必要なものがわかります。
今回の記事が参考になれば嬉しいです。
次回は、マレーシア留学前に事前に勉強しておいてよかったことを紹介します。
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